札幌の街を散策中に貼り紙で知ったワンコインラーメン情報
蓮の花が綺麗に咲く2020年8月の札幌で気軽に試せる価格にツラレ2軒で試してみました
札幌ワンコインラーメン1軒目
1軒目は、赤いシャッターが可愛らしく足を止めた地下街のラーメン店
ネームバリューもそこそこある札幌ラーメン店かと思われますが、シャッターの横の張り紙を見ると閉店のお知らせが…
更に閉店最後の2日間は500円でラーメンを提供されるともあり
店内の様子 & 実食
店内はというとステンドグラス風なランプシェードが可愛らしく、テーブルや椅子にも味があるこじんまりした空間
創業50年の歴史の味は如何に!?
“原点に戻り味噌のうま味と麺のコシを追求した懐かしい味”と添書きがあった味噌ラーメンは、濃い味噌の色と切り昆布のトッピングが特徴的
ラードでスープに蓋をする札幌ラーメンの代表格のひとつ『純すみ系』の調理法とは異なり、濃い味噌の味を感じつつもあっさりしたスープで後味にほんのり大蒜の風味あり
札幌ラーメンらしい黄色いちぢれ麺は、若干固めの茹で加減で濃いスープにマッチ
柔らかい中にも肉感を残した食べ応えのあるチャーシューなどのトッピングも加わり
総合的に予想を上回る味わいで満足でした
ポールタウン店は8月末で閉店しましたが、札幌市内には総本店を含め10軒前後の『味の時計台』が健在
ただ、ラーメン天国札幌には星の数ほどのラーメン店の選択肢があり、通常の価格設定が高く満足度を考えると『味の時計台』へ足が向くかどうかは謎
札幌ワンコインラーメン2軒目
続いて2軒目。市電が横を走る人通りが多い通りに全品五百円の文字とラーメンの写真がポップに貼られた立て看板
鴨だし中華そばの幟も揺れ、帰宅後に調べてみると札幌では知名度が高いラーメン店『MEN-EIJI』が『Shigi』のラーメン部門をプロデュースされたそう
8月後半のプレオープン5日間は1杯500円という事で期間内に訪れてみました
店内の様子 & 実食
店内は居酒屋そのものですが、卓上はラーメン店で二毛作店らしさを感じます
少し落ち着かない空間だと思いつつ着丼を待ちますが、先客数名なのに対し結構な時間がかかり…
やっとサーブされた相方の一杯はというと、カプチーノのようなビジュアル。トッピングはささがき牛蒡・ほぐし鴨肉などと
泡立つ白いパイタンスープに映える緑の春菊
まずは鴨ガラとネックなどから作られるという白湯スープをいただいてみると、鴨の旨味を感じれず…
そして、泡立つスープは斬新に感じる一方で味を楽しむ前に口の周りに付くのが気になります
麺は平打ち
最終的には泡は減りますが、飲み干したいと思う味ではなかったとの事
私は暑い日だったのでつけそばを
まず目を引くのは全粒粉の平打ち麺
器に綺麗に並ぶ圧巻の盛り
添えられたつけ汁はというと、辛いをチョイスしたが為に辣油に占領され、白湯同様に鴨の旨味や奥行き・深みを感じれず…
そして、つけ汁の中には揚げ鴨皮と鴨のほぐし身などの具材がが入るのですが、出涸らしのような味わいで残念
総合的に相方共々スープはさて置き麺は美味に感じました!
プロデュースされている『MEN-EIJI』のグループ店『DUCK RAMEN-EIJI』のラーメンをアレンジし提供されているとの事ですが
本家『DUCK RAMEN-EIJI』の口コミ評価が高く、期待し過ぎてしまった様に思います。とはいえ、それもこれもあれも込みのワンコイン!
良い経験になりました
帰り際に気付いたのですが二毛作ではなく三毛作店でした!
現在のプレオープン終了後に通常のランチタイムでDuck Ramenを食せます。きっと味もオペレーションも価格もレベルアップしているに間違いなし
札幌おすすめワンコインラーメン3軒
常にワンコインで提供されているラーメン店が札幌にも数軒あり、一時的なワンコインラーメンとは異なりクオリティと満足度が高い3軒
煮干し醤油ラーメン1杯¥500は価格以上の価値ある味わい!追加トッピングも良心的な価格
真っ黒なスープが特徴的なブラック醤油は色に反し味わい深く試してみる価値あり ※ワンコインラーメンは全7種あり
ワンコインではないですが¥550~とお財布に優しい価格。店主の人柄が滲み出るホッとする味わいで、個人的に札幌のラーメン店で一番好みの味