市電“中島公園通“駅からすぐ！
旬采割烹 くるみ澤
中島公園へでかけた際に前を何度か通りかかったのですが、外から中の様子は伺えず…。となると店内はどうなっているのか？気になるのが人間の心理！
酷暑が続いた8月の終わりに伺ってみました
店内
興味津々で扉を開けると、木の温もりが感じられるアットホームな空間が広がり、こじんまりしつつもゆとりのある席配置
そして、店名に“割烹”と付くだけあり、オープンキッチンで店主(料理人)が調理している様子をどの席からも間近に感じられる造りなのも特徴的
お通し ￥500
さて、ファーストドリンクは生ビール(サッポロ黒ラベル樽生)￥580をオーダー
その後サーブされたお通しは、家庭では作れないプロが作った飛び切り美味なポテトサラダ・香りの良い鶏の和え物・柔らかく煮込まれているのに蛸本来の味わいがしっかり残る煮蛸と
どれも丁寧に作られたのが伝わる味わい
馬の千本スジ刺し ￥1,400 (熊本産)
食せる機会は少ないかと思いオーダーした馬のふくらはぎにあたる千本スジは、馬1頭から200gほどしか取れないと言われるほどの希少部位
コリコリとした食感と噛めば噛むほどに口の中に広がる旨味が堪りません ※内臓系が苦手な相方は食感がNGでした
百合根まんじゅう 葛あんかけ ￥800
つづいて登場したお料理は、目でも美味しい繊細で上品な盛り付け
料理だけでなく器の一つ一つまで拘りが感じられ、料理の味をより一層引き立てているようにも思います
割ってみると中は挽肉餡。そして、百合根を用いた皮の部分はお餅のようなもちもちさと芋のような甘みが合わさり、出汁の利いたキメ細かい葛あんが全てを優しくまとめ
口の中に広がるハーモニーに幸せを感じます
美味しい料理をいただきつつ、ビールを相方と2杯ずつ飲み、続いては日本酒と思うも初めて見るジンに興味津々
六ジン ￥600
日本ならではの6種(桜花・桜葉・煎茶・玉露・山椒・柚子)を使用したジャパニーズクラフトジン
まず鼻に抜けるズブロッカ(ウォッカ)に似通った桜餅の様な香り、そして口に含むと芳醇な香りと味わいがパッと広がりビックリするほど美味！ジンのイメージが100倍ランクアップしました
ジンと同じく卓上にあった3種3様な日本酒のセットにも惹かれます
飲み比べセット ￥900
寿喜心 しずく姫(愛媛)-0.5/ 奥出雲の一滴(島根)中辛口/ 千本桜SP(岐阜)+3
初見は中辛口の奥出雲の一滴(純米)が1番好みかと思いましたが、実際に飲んでみると添書き通り甘みと酸味のコントラストが絶妙で−0.5ですが甘口には感じない寿喜心 しずく姫(純米吟醸)、旨味とキレがある千本桜SP(本醸造生原酒)と
3種共に美味で味わい深く、店主の酒選びのセンスに感服
銀カレイと丸干しいわし ￥780
旨し酒に旨し肴で至福の札幌の夜
ズワイ蟹のクリームコロッケ ￥480
相方大絶賛のサクっとした薄衣に滑らかな口当たりの蟹クリームがぎっしり詰まるクリームコロッケ！
だだちゃ豆の塩茹で ￥500
どの料理も一工夫や品が伝わり、食べる幸せを感じれます
BGMはジャズが流れ落ち着いた雰囲気ということもあり、リラックスしながら食事を楽しめ、お酒もついつい進んでしまいます
日本酒は幅広く揃い添書きもしっかり書かれており、どれにしようか悩みに悩み
うまからまんさく(秋田)￥620 特別純米+8.5/ るみ子の酒(三重)￥650 特別純米＋6
ふくよかな米の旨味を味わえるキレのある辛口のうまからまんさくと、機械はほぼ使わない手造りの酵母の力を感じるるみ子の酒をチョイス
出汁まき玉子 ￥680
〆に自慢の逸品をオーダー
出汁巻が美味なのは勿論の事ですが、シャキシャキで空気を含みふわふわの鬼おろしが添えられたニクイ演出
料理・酒・雰囲気と、どれをとっても文句の付け様がない上に、料理の取り皿は1品ずつ異なるデザインの器が添えられ、そしてその器のセンスで目も楽しめる演出
割烹と付くと敷居が高く感じましたが、気軽に利用できる雰囲気と細部まで気の利くサービスで心地良く、楽しい時間になりました
ごちそうさま
食事やドリンクメニューなどの掲載の他、日本酒の入荷状況などの情報もあり
※全席禁煙・香水NG
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