第71回目を迎えたさっぽろ雪まつり(つどーむ会場)が今日からはじまったそうですが
なかなか天候は厳しい模様の札幌
数日前はふわふわの白い雪が積もりあちこちに雪だるまを見かけたのですが
昨日・今日はみぞれや雨が降り
道路はべちゃべちゃ…
さっぽろ雪まつりを楽しみに観光に訪れる方も多いかと思いますので
大通会場・すすきの会場がはじまる2月4日までパウダースノーな札幌の風景に戻ればと

アンジュール(Boulangerie unjour)
さて半月ほど前にも記事にしたのですが
札幌でお気に入りなった電車通りのパン屋『アンジュール』
パンの耳 ¥100+税/ カンパーニュ・オ・ルヴァン¥400+税
パンダ袋の食パンを購入しようと朝10時頃に立寄ると同じくパンダ袋にぎゅうぎゅうに詰まった耳を発見!
耳の部分が最高に美味でまさかその部分だけが購入できるとは嬉しい誤算
ついでにバタールも好みだったので横に並んでいたカンパーニュ・オ・ルヴァンも購入
粒あんぱん ¥150+税
そして、けしの実が中央にトッピングされた丸っと可愛らしく焼けたあんぱん
クロックムッシュ ¥300+税
チーズの焼き加減に誘われクロックムッシュも購入
シンプルで味の良し悪しが分かりやすい日本の菓子パン代表のあんぱんの味はというと
甘さ控えめな粒餡をふんわり白いパンの身としっとりとした皮の部分が覆い
けしの実のアクセントでパーフェクト!
ハムと舌触り滑らかなベシャメルソースをパン(多分カンパーニュ・オ・ルヴァン)でサンドした上にとろーりチーズが覆うクロックムッシュ
トースターで温め直しいただくと至福の味が口いっぱいに広がります!
さて、夜にはカンパーニュ・オ・ルヴァンの出番
お供に鱈とほうれん草のグラタン(ポテト入り)を作ってみました
カンパーニュとオ・ルヴァンは別のパンの種類というイメージがあり
カンパーニュ(ライ麦や全粒粉を配合した丸型の形状)、オ・ルヴァン(穀物・果実穀物・果実などの酵母であるルヴァン種を用い造られた淡い酸味を感じるパン)と思っていたのですが
アンジュールのカンパーニュ・オ・ルヴァンは
2種のパンの利点を足し割った様な味わいで噛みしめる程に味わい深く美味
グラタンの横のおつまみは北海道産大豆100%と沖縄のにがり・札幌藻岩山の伏流水で造られたおぼろ豆腐
せっかくの北海道と沖縄のコラボ
豆乳があればゆし豆腐風に作れたのですが生憎買置きがなく
かつおと昆布から取った出汁に塩で薄目に味を付け温めました
こちらの豆腐、スーパーではなく八百屋で購入

珍しい野菜も見かける畠山商店は、アンジュールのすぐ近く!
翌朝に、アンジュールの食パンの耳とカンパーニュ・オ・ルヴァンをトースト+グラタンとおぼろ豆腐の残りをスープにリメイク!
至福の札幌での朝ごはんになりました
また別の日に揚げ焼きゆで卵とひよこ豆のスパイスカレーと共にカンパーニュ・オ・ルヴァン
スパイス料理とも相性抜群 →揚げ茹で卵のスパイスカレー レシピ
アンジュールのパンのおかけで札幌での食卓の幅が広がる今日この頃
そうそう、『アンジュール』の店主は不愛想なのですが個人的には口下手ではないかと感じます
人柄で損をしている部分もある店主に
なぜ食パンはパンダ袋なのか伺うと
「近くに幼稚園が多く、子供さんにも喜んでほしい」との事で不愛想ではなく不器用な人柄を垣間みれる応答
とにかく食せば納得の光ものを感じられるパンに間違いなし!