【函館・西部地区】趣深い築100有余年の土蔵リノベーションカフェ “茶房 ひし伊”

函館西部地区の坂の上の目立つ赤い鳥居

函館護国神社

その鳥居から真っすぐに延びる護国神社坂

途中には江戸時代の海産豪商として知られ函館の繁栄を支えた“高田屋嘉兵衛”の銅像や老舗和菓子店に料亭なども建ち並び情趣を感じられるエリア

その一画に佇む明治時代に建造され大正時代には建て増しもされたという風情ある土蔵をリノベーションしたカフェ

茶房 ひし伊

日本の北海道【函館】旅行記の地図・85番へ

基は質蔵として使用されていたそう

その名残り?

和洋骨董や大正時代の着物などアンティーク感満載の販売店『古きものなどなど』も併設されています

エントランスへ入ると正面に雛人形などが飾られ

右手は『古きものなどなど』

左手が『茶房 ひし伊』で、重厚な蔵の扉のその奥にカフェスペースが広がっています

店内の様子

クラシック曲のピアノの音色が流れるメロウな雰囲気の店内は、天井が高く趣深い梁や建具が目に留まるレトロモダンな造り

客席は中央に5人掛けテーブル席×1卓・壁沿いに4人掛けテーブル席×3卓、そしてカウンター5席が並びます

この日は使用されていませんでしたがロフト階(座敷席×4卓)も完備

カフェオレ ¥610

“生クリームに合うフレンチブレンド使用”と添書きのあったカフェオレを相方がオーダー

アロマな珈琲と甘いミルクの香りの融合した温かい一杯で、極寒だったこの日の身体に染み渡る美味しさ

ロールケーキセット ¥950

珈琲又は紅茶付き

カフェの雰囲気にピッタリな上品な苦みとコクのある香り高い珈琲で、器も素敵!

“ロールケーキ専門店・ガトー・レール”さんのだと添書きがあり

専門店という事で期待し頂いてみると、しっとりとした生地で滑らかな口当たり!そして口の中でスーッと溶けていきます

甘さも控えめでいくつでも食せてしまいそうなほど軽い食感も◎。さすが専門店!と感じられる期待を裏切らない味わいに感服

勿論、品のある味わい深い珈琲ともベストマッチ

ゆったりとした時間が流れる柔らかい雰囲気に包まれた空間での函館の昼下がりとなり、リラックスしたカフェタイムになりました

気品を感じられる調度品の一つ一つも目の保養になります!

そうそう、こちらへ立ち寄りたくこの日のランチは控えめにしたつもりも思いの外お腹が膨れてしまい

相方はドリンクのみでケーキはシェアになってしまったのが心残り

次回はもう少しお腹の隙間がある時に立ち寄りサンドイッチや白玉あんみつ等も試してみたいですね!

それにしても今時のお洒落カフェとは一線を画す

クラシカルで重みを感じる洗練されたワンランク上のカフェという印象でまた訪れたいと思う魅力的が詰まった1軒でした

ごちそうさま

偶然が重なり紺碧の空と純白の雪のコントラストが広がる一大パノラマを山頂付近から眺める事ができた真冬のある日の函館 はじめての函館山ハイ...

実はこの日はカフェ2軒巡り!1軒目で軽いランチのつもりが結構満腹になってしまい

入店前に見た南部坂の看板表記に函館公園まで600mと書かれていたのを思い出し

動物たちに会いにレッツゴー!

張り切って歩き出すと雪の降る中を猫が先導してくれ付いて行きます

あら!見つかっちゃった

先導じゃなくて後を付けてたのが!!

物凄い可愛かったごっこの赤ちゃんは小さくてまるでビー玉のよう(笑) 函館駅前の函館朝市内のミニ水族館がリニューアル!水族館というか水槽でし...

その後、公園までまだ400mはあるだろう地点で前が見えないほどの雪の襲撃に遭遇しつつも何とか到着

でも動物たちは小屋の奥で顔が見れずじまい。残念

そうこうしている内に雪は強まるばかりで身体も冷えてきて

2軒目のお目当てのカフェ『茶房 ひし伊』へ突撃!

函館・西部地区はコンパクトにまとまった地域でアップダウンはありますが街並みを楽しみながらの散策がとってもお勧め

無論のこと晴れた日がベターですが雪の日もなかなか!


茶房 ひし伊 メニュー

ロールケーキ専門店『ガトー・レール』函館市宮前町25-8