15年程前に相方が札幌で暮らしていた頃に通っていたいう懐かしのラーメン屋へ行ってみようとなった先月のある日
札幌中心部から少し離れた豊平区へ向かうのに橋を渡ります
豊平川
澄んだ冷たい水が流れる橋の下の川を眺めながらてくてく歩くと、奇声が思わず口から出てしまう程の冷たい風が吹いていました
河川敷沿いには鮭のオブジェが並び北海道情緒を感じます
沿道には寒さに強いと言われるスイートアリッサムが小さな白い花を可憐に咲かせ
季節外れ感じる紫陽花も咲いていました
一面赤い葉が連なる木が並ぶ風景も圧巻の札幌の沿道
サンキ 平岸西友店
懐かしのラーメン屋の前に、激安ショップであったか敷き毛布ともこもこパジャマを購入
すみれ 札幌中の島本店
そして遂に相方の懐かしのラーメン屋へ到着
相方が通っていた頃とは外観が変貌し本当にここだったかな?と一瞬戸惑ったそう
昨今はコンビニのチルド麺やカップ麺などでも登場する『すみれ』
店内
11:40頃の入店でしたが満席で5分ほど待ち、アテンドスタッフが案内してくれた席に座り眺めた店内は、ゆったりとした席間隔で明るいカフェ風な雰囲気
すみれ 札幌中の島本店 メニュー
オーダーは口頭ではなく、入口至近にあるタッチパネル式の券売機で購入
昔風にも惹かれましたが、相方の懐かしの味だという味噌を私もオーダー
卓上のカスターセットなどをチェックしながら着丼を待つ相方は、心なしか浮かれています
味噌 ¥870
そして、ほどなくして着丼
以前は角切だったチャーシューが15年ほど経ちスライスに変わっていたそうですが、表面を覆う特徴的なラードの丼顔は健在
そして、すみれの特徴のひとつ『生姜』の香りも漂います
濃厚でありながらもすっきり感もある熱々の味噌スープをいただいた後は、黄色いちぢれ麺を啜る!
シャキシャキの葱の上に、少し一味を掛けて味変
後半はゆずこしょうを投入でさらに旨味アップ!
スタイルが変わったというチャーシューは、箸で持ち上げるとホロリと崩れる柔らかさ
相方の中ではすみれのラーメンが札幌の味だそうで、久しぶりとなる一杯を一心不乱で食し最後まで冷めない熱々スープも飲み干し満足気
店内にはチャーシューのポスターが貼られ購入が可能
すみれSHOP
敷地内には売店もあり
1964(昭和39)年に先代がラーメン店『純連(すみれ)』を中の島で開業し、その後、先代の下で修業した現店主が1989(平成元年)に『すみれ』を開業されたそう
さてすみれを後にし中島公園へ
雪国育ちではない私は冬支度に木が縛られているのを初めて目にしたりと、札幌の公園に興味津々
イチョウの絨毯になった公園で銀杏を拾う人など、大きな中島公園は散策にももってこい!
ラーメンの大公
若干ラードの油が重かった初すみれの私と、15年ぶりのすみれに満足の相方なのですが、11月初旬から数軒の札幌味噌ラーメンを食べ歩いた感想で、相方共々『大公』が今のところ札幌で一番好み
ラーメンの好みは十人十色!
まだまだ数え切れないほどのラーメン店がある札幌で、飽くなきラーメン探求に張切りたいと思います