【札幌・ランチ】店主の温かさが伝わる味噌ラーメン2軒 “一徹・寶龍(ほうりゅう)”

ポンポコ~♪札幌♪狸小路はポンポコシャンゼリゼ~♪と耳に残るぽんぽこサンバが流れ

思いの外長いアーケードの狸小路商店街

段ボールで作られた可愛らしいマネキン

存在感のある時計など、狸小路には200を数える店舗が連なっており

端から端までは900m程あるそう

そんな狸小路は、二条市場寄りの東の端1丁目から歩くと多様多種なお店が並び、西の端7丁目に差し掛かると少し毛色が変わり趣が異なる雰囲気

その7丁目の一角に、初めて歩いた狸小路で1番印象的だった暖簾

一徹

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の13番へ

後日、ランチで訪れてみました

昼間ですが、店内は照明が抑えられ例えるならば裸電球の世界。そして、コック服を纏った店主がフライパンから炎を上げ豪快に調理されていました

一徹 メニュー

口頭でオーダーを伝え、手際良く調理される姿を眺めながら着丼を待ちます

みそラーメン ¥730

ラーメンが出来上がるとカウンターの上に丁寧に置いてくれ、こぼさないようにテーブルに移しいただきます!

店主の人柄が滲み出るマイルドな味噌の味わいでした by相方談

正油ラーメン ¥730

相方がみそをオーダーしたので、私は正油(しょうゆ)を

少し小ぶりの丼に盛られた一杯は、みそも正油もフライパンで炎をあげながら炒めてくれた野菜がたっぷり入り

スープの色合いはほぼ同じ

正油ですが、みそにも見える白濁したスープは、豚骨を感じられる濃厚なスープに炒めた野菜の旨みも合さる至福の味

好みの茹で加減な麺は、小麦の味も楽しめ啜り心地抜群

ゴロゴロ入ったチャーシューとたっぷりの野菜に、歯応えの良いメンマ・ネギのシャキシャキ感も加わりあっという間に完食

食べ終えると、職人気質で強面に感じた店主でしたが、穏やかな口調で「お味はお口に合いましたか?」と

思いもよらぬ声掛けで「とっても美味しかったです!」とありきたりにしか伝えられませんでしたが「そう言ってもらえて良かった」と優しい顔つきだった店主が印象的

また至福の一杯を食べに訪れたいと思います、ごちそうさまでした!

一徹と同じく狸小路7丁目には、マニアには堪らないお店もありで個人的に狸小路7丁目お勧め!

ラーメン寳龍(ほうりゅう) 総本店

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の14番へ

つづいて2軒目は、一徹から徒歩10分強。札幌の歓楽街『すすきの』にある老舗店

座ったカウンター席の中では貫禄漂う店主と若い女性スタッフが、次から次へと入るオーダーを息の合った連携プレーで捌いていました

昭和32年から続く老舗感が漂う店内は、外観から想像するより手狭感がありますが、カウンター席の他テーブル席3卓もあり

席に着くと店名入りのお冷と共に、昨今のラーメン店では珍しい温かいタオルのおしぼりのサービスが嬉しい

味噌ラーメン(黒帯) ¥835

ジンギスカン味噌ラーメンなど変わり種のメニューも並びましたが、初訪なので1957年の創業時からのメニューという黒帯を

ヒゲが丁寧に取り除かれたもやしなどの炒めた野菜の旨みが合さる甘めの味噌スープ

やや柔めの茹で加減の麺は札幌ラーメンらしい中太ちぢれ麺で、甘めの味噌スープと相性抜群

絶妙な味付けのメンマに、脂っぽさはなくしっとりしたチャーシューも丼に華を飾ります

たっぷりの葱とキクラゲもイイ仕事をしていた寶龍の味噌ラーメン

相方は最後の一滴までスープを飲み干し満足気でしたが、私はスープの甘みが若干苦手に感じたので、次回は辛味噌ラーメンをオーダーしてみたいと思います

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昭和の香り漂う店内で温かみが伝わる店主が作った一杯が食せる、札幌のラーメン店『一徹』・『寶龍』

どちらもお勧め!

ラーメン店以外にも札幌は昭和を感じれる場所がたくさんあり、ラーメン食べ歩きが楽しいのは勿論の事、寒さに耐えながらの散策もやめられない!!