【旭川】江戸時代からの酒造り文化も展示 “男山酒造り資料館”

相方の臭覚を頼りに子供の頃に食べた思い出の旭川ラーメンの味を探し求め、札幌から遠路はるばる旭川へ

明治に建築され、館内は当時のままを残しつつリノベーションされた趣のある高砂明治酒蔵 淡麗辛口のキレのある酒蔵限定酒も購入できホクホク!...

結果、ツルッと滑ってすってんころりん!ラーメンというのは一筋縄ではいかないと再認識

男山酒造り資料館

男山公式HP ※日本語の他に英語・中国語可

さて、ラーメン村から車で10分強の約2kmほど離れた場所にある男山酒造へ

ラーメン村ですってんころりんしてしまいましたが、男山ではどんな体験ができるかワクワク

酒林(杉玉)

立派な門構えの一角に新酒ができた合図のまだ青い新しい酒林が吊るされていました

水汲み場

酒林の奥には男山の仕込み水が無料で汲める水汲み場があり、地元の方がひっきりなしに訪れていました。旭川市民の方は延命長寿の水と呼ぶそうで、非常に冷たい水はまろやかで美味だそう

1階が試飲・売店コーナーになっており、まずは2階へ。数々の浮世絵が展示されており、酒造り秘法の古文署なども観覧できます

さらに3階へ進むと、実際に使われていた昔の酒造り道具や

歴史を感じる酒器などが並び、男山の歴史及び酒造りの製造工程をVTR(日本語の他に英語・中国語・韓国語・タイ語)で視聴可能

数々の酒類コンクールで金賞を受賞した功績だけあり、規模も大きく館内はまるで日本酒テーマパーク

日本酒に興味がない方でも訪れてみると、ひょっとしたら日本酒に興味が湧くかもしれませんね!

さて、ゆっくりじっくり熱心に観覧している相方を放置し、私は先に1階の売店コーナーへ。日本酒の他男山グッズも沢山揃い、海外からの観光客であろう方はねじり鉢巻きに半被を羽織り、撮影大会に忙しそう

試飲コーナーでは愛酒家の方がスタッフからの酒の説明を熱心に聞き入っていました

たくさん並ぶ日本酒ボトルの中で、個人的にこの浮世絵のラベルが一番ヒット!

スタッフの方に味を伺いながら、相方が2本選び私は1本と酒粕を購入。2泊3日の旅で3軒の蔵元を周り、日本酒のボトルが8本に!

旅の目的を達成し、旭川から雪がちらつく道中を札幌へ向けてゆっくり走行


旭川 男山酒造 商品情報

日本百名山でもある大雪山の万年雪から染み出る伏流水と選び抜かれた酒造好適米と精米歩合が合さり北の大地の酒「男山」が造られています

男山酒造り資料館でいただいた男山の商品表

大辛口~辛口

やや辛口~やや甘口

甘口~超甘口

今朝ノ酒(生酒) ¥1,314

その日の朝に搾った酒は搾る日の酒の種類により味・価格が異なり、仕込み期間のみ男山酒造り資料舘限定で販売している生原酒

やや甘口よりで辛口好みの相方はラベルに満足。フレッシュな味わいは希少価値あり

純米原酒 ¥1,680

もらった表を見ると辛口であるものの想像していたよりも甘かったかなと。刺身を肴に飲むと旨し

国芳乃名取酒(300ml) ¥628

浮世絵のラベルに一目惚れ

ラベルに書かれている通り、喉越し爽やかで芳醇な大辛口!辛口好きな相方共々、男山で購入した酒の中で一番口に合いました

大吟醸の粕 ¥720 (500g)

酒造好適米「山田錦」使用。贅沢な自然圧搾で絞った純米大吟醸酒の男山の酒粕

男山の吟醸粕で酒粕鍋を作ってみました

海外の酒類コンクールで金賞に輝いた受賞酒を使用した吟醸粕だけあり、芳醇な香りとまろやかな甘味が際立ち、市販品の酒粕とは一味違います


金滴酒造 (新十津川町)

北海道第2弾旅の最初に訪れた蔵元の金滴酒造。道外では知名度は高くはないと思われますが、キレのある辛口の酒が美味

高砂酒造(旭川)

男山と同じく旭川にある蔵元

訪れる前は男山の方が辛口で好みの酒だと思っていた相方ですが、実際に蔵元限定酒などを購入し飲んでみると高砂酒造の方が辛口でキレがあり気に入った様子

この記事の内容が役に立った、面白いと思った方はSNSで共有してね。