【旭川】北海道の地酒蔵 “高砂酒造” で蔵元限定酒を購入してみたの巻

天然温泉の大浴場に寒さ知らずのホテル最上階レストランでの晩酌、北海道の食材を使用したおかずも多く並ぶ朝食と

さすがは旭川!札幌や空知よりも身にしみる寒さの11月下旬 滝川で雨が降り出し、旭川に近づくごとに雨はみぞれ交じりになり車から降りると骨...

お値段以上の満足度だった旭川駅前のビジネスホテルをチェックアウト

まだ根雪ではなく、地面が見える11月下旬の旭川市内

滑る確率も高くゆっくり走行。駐車場は裏手からの出入りの為、ぐるっと周り左手に宿泊したホテルを眺めながら目的地を目指します

高砂酒造明治酒蔵

雪がちらつく中を向かった先は、1909(明治42)年に建てられたという趣のある酒蔵

旭川の地酒 辛口清酒「国士無双」の評価が高い高砂酒造の直売店

1997(平成9)年に一般開放を行い、2006(平成18)年には明治の面影を残しつつ改装し現在に至るそう

直売店の隅には休憩所も設けられており、甘酒やアイスクリームなどをいただきながらどっしりとした空間は明治を瞑想できるかも!?

旭川市のシンボルキャラクター“あさっぴー”も半被を着用し君臨

人気順に並ぶコーナーもあり、価格はピンキリ

最近はもっぱら日本酒を晩酌で嗜む相方は、熱心に一つ一つ眺めながらどの酒にしようか思案しながらも、やはり蔵元限定酒にロックオン

「試飲できますよー」と、スタッフが声を掛けてくれるもハンドルを握る為に断念しお勧めを伺うと、「今日だとやはり新酒ですね!」と即答

酒の他、おかきなどのおつまみ系の販売もあり、アイスクリームや甘酒とおかき目当てに訪れても楽しいかもしれませんね!

JAF会員の方ならば、この猪口を¥2,000以上の購入につき1つプレゼントサービスの特権あり

高砂酒造の酒を購入したホクホク顔の相方と直売店を出ると、玄関マットには雪!雪国出身ではなく雪国で暮らした事のない私は、何だか良い物を見た気分

館内は直売店以外は空調は使われておらずしんとした寒さですが、その分、凛とした空気も漂います

1899(明治32)年、高砂酒造の前身“小檜山酒造店”が旭川で4番目の酒造店として創業。1926(大正15)年には北海道初となる「全国新酒鑑評会」で金賞を受賞

その後、増設などをし繁栄したものの太平洋戦争が勃発し戦時統制で「旭川酒類工業」として再編を余儀なくされると歴史に翻弄されながらも、戦後に旭川酒類工業から分離し1965(昭和40)年に「高砂酒造」改称

1975(昭和50)年に発売された「国士無双」が大ヒット商品となり、高砂酒造は全国にその名馳せる事になったそう

現在は日本清酒の子会社だそうですが、前身”小檜山酒造店”から続く歴史ある高砂酒造の味を今も世に送り出し、多くのファンが愛飲されている北海道の老舗酒蔵に変わりはありません!

興味深く展示物を観覧させていただき玄関まで戻ると、入る時は寒さで気付かなかった仕込み水を発見

JR旭川駅から徒歩約20分・車で約5分にある高砂酒造。旭川へ訪れたならば、立寄る価値ある酒蔵ではなかろうかと思います!

さて、銀世界の中、続いての目的地へ ※高砂酒造の駐車場は広く停めやすい


高砂酒造 商品情報

国士無双 しぼりたて生 ¥1,300+税10%(720ml)

スタッフ一押しの酒蔵限定の特別純米原酒。酒本来の香りと味が楽しめる瑞々しい原酒は、肴は問わず何でも合いキレのある淡麗辛口で非常に飲みやすい

国士無双 純米吟醸 蔵酒一番搾り きたしずく ¥1,700+税10%(720ml)

パッケージに惹かれ購入したこちら。きたしずく100%と大雪山伏流水仕込。搾り立てをそのまま詰めたフレッシュさと力強さのある酒は、淡麗でスッと入り香りが後を追うまろやかな辛口の味わい

同じくきたしずく100%の新十津川・金滴酒造きたしずくと比べると日本酒の香りがフワッと広がるタイミングが真逆で本当に日本酒は奥が深い!

国士無双(辛口) 普通酒 ¥400+税10%(300ml)

購入したのは3本だけですが、他にもたくさんの銘柄あり

北の大地 北海道・旭川で創業100有余年。高砂酒造の酒は通販でも購入可能!

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