【ベトナム料理を習う】クイくん特製Canh Chuaカインチュア(スープ)!!”調理編”

【ベトナム料理を習う】クイくん特製Canh Chuaカインチュア(スープ)!!”市場編”からのつづき

市場で買出し後、民家が連なるヘムの中にあるクイくん邸へ。少し入るだけで車やバイクの音も聞こえず静かな住宅街

ベトナムの民家でよく見かけるバイクを部屋の中に駐車するのではなく、バイク置き場とリビングは分かれており整頓されたお宅。毎朝、クイくんのおばあちゃんが掃除をされるそうで埃ひとつ落ちていなくぴっかぴか!

さて、キッチンではフイちゃんが買ってきた野菜をナイフで切り分ける

日本の調理スタイルと違い、野菜は全てまな板を使わずナイフでスッスッス。料理が苦手だと言っていたフイちゃんだけども手際が凄くイイ!!

クイくんは台所とは別にある場所で魚をキレイに洗う

調理の傍らで紅茶でもてなしてもらう

あっという間に何も手伝わない内に下ごしらえが終わり、調理担当のクイくんは沸いたお湯に魚をどぼん

魚はスズキかな?クイくんは淡水魚が苦手だそうで海の魚と言っていた。パインも入ってる

大量のタマリンドを鍋のスープを使い溶かす。こんなに使うとは!!ビックリ。タマリンドが今回教えてもらうベトナム料理Canh Chuaでは重要。種を除きスープに投入

ヌクマム(ベトナムの魚醤)

私たちはスーパーに並ぶ沢山のヌクマムでどれが美味しいか分からず購入しているが、やはり拘りがあるみたい。そして、クイくん邸の調味料は化学調味料はなし ※ヌクマムはN°が高いほど美味しいらしい

『化学調味料を使うと頭が悪くなる』と言いながら、味付けするクイくん。私的には味の素がベトナムの家庭にかなり幅をきかせていると思っていたが勝手な思い込みだった

玄関の前で育てているハーブも使うと鋏でチョッキン。『ザウタン』と言っていたが、スペルを訊かなかったので正確な名称は不明

その他、リモノフィラ・ノコギリコリアンダーなどの数種のハーブ、たくさんの野菜も入り完成

さて、お次の一品は私のリクエストで『Dau Hu Xao Sa Ot 豆腐のレモングラス炒め』。クイくんとフイちゃんは役割分担が阿吽の呼吸で出来ており、手際が良すぎ。手伝う隙などない…

混ぜ合わせた刻みレモングラス・ヌクトゥ(ベトナム醤油)・塩・砂糖を油抜きした厚揚げにまぶし、多めの油で揚焼きに!

クイくんの調理が終わる頃、整頓されぴっかぴかの食器棚からフイちゃんが皿を取り並べてくれ、出来上がりの料理をいただきます!2人の阿吽の呼吸にもただただ感服

クイくん特製 Canh Chua

化学調味料を使わない無化調のスープは、スープというより鍋の様に具沢山。素材の味・タマリンド・香草が相成り極上の香り!!

こんがりと揚がった豆腐からも鼻腔をくすぐる香りが漂う!

ベトナム料理は色んな食材を掛け合わせる事で美味しさが増すと言われていますが、正しくその通り。どちらの料理もとびきり美味しく、貴重な家庭の味を堪能させてもらえた事に感謝

日本はどんな感じ?ベトナムはこうなの?と、お互い疑問に思う事を話しながら楽しい食事タイムが終わった頃、クイくんのおばさんが登場

Ca Phe 360°

ベトナム【ブンタウ】旅行記の地図の117へ

朝5時頃~7時位までフロントビーチ近くのCa Phe360°前で豆腐のチェー(ベトナムのスイーツ)を販売しているとの事。とびきり美味しいと訊いたので、早起きは苦手だけど食べに行ってみたい。ついでに浜で魚も買おう!

クイくん&フイちゃん

有意義な時間はあっという間に過ぎ、帰り際に玄関で見送ってくれるお似合いなカップルの2人

ベトナム料理を習うはずが、お呼ばれしたような感じになってしまった。次回は私が日本料理を何か作るからね!と言う事で

縁ありブンタウで知り合えたクイくん&フイちゃん。これからもお互いプラスになる交流が出来ますように。ありがとう!

クイくんから調理工程・材料などは大まかですが習えたので、自分自身で作ってみて上手く出来た際には、レシピと共にまた記事にしたいと思います