東南アジアには日本では見慣れない植物も多く
ブンタウでの散策道でも花を探すのが楽しみのひとつ
タンポポの綿毛の様な赤い植物が咲く木
ふわふわでそよそよ吹く風に揺られていたのですが、何ていう木なんだろう?
さて花を探すのも楽しみなのですが
賑わいのある食堂を見つけるともっと心が躍ります
表の看板にBanh Daの文字をみつけ
Banh Da Cuaバインダークア(北部ハイフォンの名物麺)が食せるのかな?と、賑わっている店内に恐る恐る入店
お金を数えている男性が店主のようで
身振り手振りで席に座る様に言ってくれ着席するとサッ湯通しされた添え野菜&香草がサーブされました
私が想像していたバインダークアとは全く違う麺だったのですが、実に食欲を掻き立てられるビジュアル
たっぷりトッピングされた魚の唐揚げにさつま揚げ、そして細かく刻まれたディルが良い香り
店主から『これも入れると旨いぞ!』と、卓上に置かれていた筍の唐辛子漬けの様な物の蓋を取り箸をさして勧めて頂き
早速試してみるとこれがまたイイ味を醸し出んです。ピリッと辛く酸味もありサクサクした食感で美味しさをパワーアップさせる名脇役
出汁の効いたあっさりスープにフォーの様な太さでフーティウの様な食感の米麺
たっぷり入った白身魚の唐揚げ
ディルなどの香草&添え野菜・筍の唐辛子漬けなど
すべてが絶妙にマッチした至福のハーモニー
デフォでも入っていた蓮芋がおいしくてパクパク食べていたからかな?店主が追加で『食え、食え』と持ってきてくるというサービスぶり!
ベトナム語が分からないのでジャスチャーと表情で店主の言葉を私の中で想像しただけなのですが、言葉が丸きり分かっていないにも関わらず温かみが伝わりました
美味しい麺に店主の人柄がプラスアルファされ、とびきり美味しい一杯
ごちそうさま
食堂を後にし、ふたたび散策
ベトナムにはたくさんの麺料理があり私たちはそこそこ食したつもりでいたのですが、まだまだ未知なるベトナムの麺料理がたくさんあると実感
何よりもまた訪れたいと思えるブンタウの食堂に出会えたことがこの日の収穫
旗が揺らめくヘム(小路)のその先に何があるんだろう?
ブンタウの散策道は探求心と好奇心が止まりません!