バンドンの治安:夜中着の注意点:絶望編

ジャカルタの情報はマレーシアのクチンの宿に置いてあった

18年前の地球の歩き方を読んでしまったため『市内バスの危険。

治安が悪い。悪の集団がいて普通にバスの中で集団で取り囲まれ

リュックやウエストポーチを切り裂き盗まれる』というのが衝撃だったため、

ジャカルタの空港についてからの人の良さにはとりあえずホッした笑

だが地元の人でさえまだジャカルタは怖い街であるらしい。

ジャカルタには泊まらず、そこからすぐにジャワ島第3の都市バンドンへ

インドネシアのバンドンの治安はどうなのか!?

インドネシアのバンドゥン(バンドン)に夜中着を甘くみていた!

バスで南に4時間

ここは高原地帯のため一年を通して寒い。

外を見るとバイクに乗ってる人はもちろん長袖、冬用の服装をしてる人もいた。

夜遅くにバスは着いたのはいいが周りは何もない・・・

ガイドブックも地図もない。

バスステーションは閑散とした南の区域にあり駅のある中心部まで車で15分以上かかるらしい。

待っているタクシーはあるが案の定かなりのぼったくりで使う気にもなれない。

東南アジアで困るのはその人が言っていることが真実なのかどうか。

本当にそんなに遠いんだろうか・・・

情報の少ないインドネシアは行き当たりばったり、着いてからなんとかするしかなかった。

しかも夜中1時すぎ、これは困った。

近くにいたバイクタクシーのおっちゃんは親切そうでまだ安かったので近くの安宿を案内してもらう。

絶句。

き・・・汚い・・・この値段でこの程度!?高ッ!〔仕組まれた宿の可能性あり〕

こんな宿には泊まれない。

大きな道はあるがこんな何もないところでタクシーを拾うしかない、タクシーも選ばないと危険。

メーターを使うタクシー会社を選ぶ。

さっきのバイタクおやじが言ってたブルーバードかアルゴだ。

やっとアルゴに乗れたのはいい、だが自分のマージンがはいる宿しか紹介してくれない。

ここがおすすめというが回りに何もない、薄暗くて不気味だったので

とりあえず駅まで行ってもらうことにした。

あとバスのところで待ってるタクシーは要注意!!

宿が決まっていてもいつまでもたどり着けない、メーターばかり上がる可能性あり。

なんとか駅に着いたが釣りをよこさないおやじ。
どうしようもならない。

ベトナムでの怒りを思い出す笑

同じようなことはベトナムでもある。

空港が手配したタクシーでさえそうなる、

降りるときに目的地についてないのにチップも要求される(゚Д゚|||)

夜中2時。

もう疲れて嫌気が差してきて、降りると今度は違うおやじが寄ってきてこっちだこっちだと、

駅の近くにある宿を親切に案内してるようだが何か怪しい・・・

アンコタまでやってきた。アンコタとは小さなワゴンの乗り合いバスだ。

『乗れ乗れどこだ?』と言うがグルなのか?と思ったが偶然だったようだ。

とりあえずおやじについて二件見たがこれも恐ろしく汚く、高い。

とても人間が泊まれる場所とは思えない。

なんとか怪しいおやじをふりきり歩いて探さねば・・・

ネットで探してあったお目当ての宿を探さねばならない。

地元の人らしき人は親切。

丁寧に場所を教えてくれるが、なにせ夜中のため重い荷物をしょって

知らない街を歩くのはきつい。

薄暗い道を歩いている時に目の前に一台の車が止まる。

嫌な予感がする。

助手席から男が降りてこっちにやってきた。

パスポートを見せろと。

盗まれる可能性がある!

首にはセキュリティー?よくわからない名詞みたいのをぶら下げているが

、警官なのかもよくわからない。

二人分渡して返してもらった。

終わりかと思ったらまたパスポートを取られそうな手つきだったので、危ない!!

体で間に割って入ってなんとかなった。

こっちもイラついてたので嫌な態度を取ってしまったが、

これで警察沙汰になったらもっとやっかいらしい。

なにせアンコタの運転手と警察は最大の敵らしいsonda先生が冗談まじりで言っていた笑

この国は警察は鼻から当てにならず最終的には金で解決するしかないのだ。

早く終わりたければ金、金がないなら時間をかけて処理する。結局泣き寝入りになるのだ。

警察がらみの詐欺事件も多いらしい。

この国の将来が心配だ・・・。

これが怪しい人物なのか本当にセキュリティーなのか取ろうとしてたのかもわからない。

もう一時間ぐらい歩いている。

インドネシアのバンドン駅前で夜中に歩くとどうなるのか!?

夜中3時すぎになり、こんな時間に歩き続けるのは危険である!

なんとか優しい市民に教えてもらって暗がりの中お目当ての宿を発見!!

だが閉まっている・・・

ブザーをならしても何も反応はない。

硬く扉は閉ざされていて、もしかして潰れたのでは?と思えるような雰囲気だ。

絶望。

もう高くてもいいからどこかに泊まるしかない、何かが起きてからでは遅いのだ。

少し歩いたところにkings garden一泊22万4千リンギット〔2000円ぐらい〕をなんとか見つけることが出来た。

よかった~かなり高いがもう今日は仕方がない。

凄く綺麗なエントランス部屋は四階なので下のパソコンで画像を見せてくれると言う。

ほ~綺麗だこれなら大丈夫。

上に上ってさあ今日だけリッチな気分を味わおう

トイレくさっ!!
なんだか少し雰囲気が違うぞ!?

老朽化が少し進んだのか!?

もうシャワーに入る気も起きない。

もう夜中3時半だ、朝からろくなものも食べてないし寝ないと明日の宿探しに影響がでる。

寝るしかない。

ん!?ベットが濡れている・・・。

正確にいうと湿っている・・・。

少しぐらい仕方がない、気にしなければ大丈夫!

夜は寒いので置いてあった毛布をかける。

は~~これからの先行きが思いやられる・・・・・・・・・・・

わさわさわさ・・・・・・

げっ!!まさか(゜ロ゜)!!!

バッと起きて足を見るとぷっくり太った南京虫!

床に落として足でつぶすとぷちっと弾けて吸い取られた血がたっぷり。

のんきな事を言っている暇はない、これ一匹なはずがない。

相方を起こしてげげっ!やっぱりいる!!

枕の下にわさわさと2、3匹・・・僕の方にもうようよしてる。

ネットで調べた限りでは枕の中に黒い点があったら南京虫のフンらしく、

それがあったら〔いる〕との事なんだが、調べるまでもない、

照明をつけても普通にベットの上を堂々と歩いている・・・

ショック・・・

南京虫とは東南アジアで大増殖中の虫でかまれると赤くなったり、痒くなる、人によっては水ぶくれにもなる。一番厄介なのはその虫を『もって来る』こと。

ここで使った衣類は絶対に洗濯しなければならない、運悪くリュックの中に入ってしまったら最後、早く駆除しないと増殖を続けすべて汚染される。

南京虫の精神的恐怖はしばらく続くことになる。

部屋を変えてもらおう、その際にきちんと追加料金を取られないか

確認もしっかりしなければならない。日本の常識は通用しない。

なんとか追加料金なしで部屋を変えてもらえた。

夜中四時。

街中にコーランが流れる。なんだかよくわからないが絶望感が増す・・・。

あと二ヶ月この国にいなければならない・・・初日でこれか。

枕の下をチェックして大丈夫そうだが、使わないでおこう。このホテルは毛布も危険だ。

さ・・・寒い・・・。

空腹感も感じなくなってきた。

凍えながら少しだけ寝たんだろうか、いつのまにか八時。

無料の朝食もまずくて食べれたもんではなかった。

こんなに高いホテルでひどい目に遭ったのは初めて。

後から分かったこと

バンドン駅周辺は治安があまりよくない、夜中に歩くのはだめ!との事です。

ホテルも中心駅周辺は全く期待できない。

綺麗なのはこの前泊まったdago guesuthouseはすごくよかった。

ただこのゲストハウスにたどり着くのも一苦労、こんな場所に!?ってところに看板もなくひっそりとあります。

田舎の景色と最高の夕日と山、雰囲気でした。

看板がないのは税金対策のためだとか・・・みなさんどうやって探すんでしょうか笑

そこはネットのサイトがありましたが住所が違う笑

何から何まで仲介がないと不便でわかりにくい。

ゲストハウスも探しにくく、まとまっていません。

数年前からバンドンも交通渋滞がひどくなってるとの事でアンコタに乗ってもいろんなルートがありすぎて目的地につくのに大変でした。

でも駅から北に15分ぐらいのdago通りはおしゃれな感じで屋台も夜はたっくさん。

このあたりにはホテルもポツポツ点在してたのでおすすめ。
一直線なのでアンコタも乗りやすい。

観光を目的としてなかったので詳しいことはわかりませんが、バンドンも観光できる場所はあります。
インドネシアではホテルのツアーで行くのが一番効率的かもしれません。

夜景のみえる絶景ポイントにも連れて行ってくれて助かりましたが、知り合い
でも居ない限り自分の力だけで探すのは至難のわざです。

僕が某ガイドブックをもっていないからそう思えるのかもしれませんが笑