香川県・琴平町の象頭山中腹に鎮座する“一生に一度はお参りしたいこんぴらさん”ともいわれる『金刀比羅宮(ことひらぐう)』
そんな“こんぴらさん”へ参拝しようと琴平町に到着した先日の午後1時半過ぎは、太陽が照付ける酷暑の日
取敢えず喉を潤そうと
事前リサーチ済みの全席禁煙のレトロな喫茶店を目指すも生憎の臨時休業
急遽グーグルマップで探し
評価が高く禁煙ではないかと思われる店内の写真が目に留ったカフェへ訪れたのですが…
ここからは愚痴が入ります
個人的に飲食店を利用し失敗と感じれば記事にする事は少ないのですが、まだ新しく良い面も感じられ
これからの改善と発展に期待を込めて
器をはじめインテリアや調度品にも店主の拘りを感じれる物がずらりと並ぶ店内
客席は特にコロナ対策は特にされておらず
テーブル席×4卓・ソファ席×1卓
まだ新しさが残る空間ですが
どこかノスタルジックな雰囲気も醸し出していました
所謂インスタ映えを意識したメニュー構成
琴平のお隣の“丸亀・飯南”は美味しい桃の産地でもあり
桃を使用したメニューも並びます
珈琲(¥450~) or 紅茶(¥500)と、お供にケーキと思うも
シフォンケーキのみ
ドリンクを付けると価格設定が高いと感じた札幌のカフェよりも更にイイお値段
その他、日本茶(¥600~)・ミックスジュース(¥700)
軽食にトースト(¥350~)・ぜんざい(¥900)もあり
さて、オーダーを迷った事で一歩先に入店した先客と2,3分遅れの後客のオーダーが先に通り
オーダーした際に”お時間を少しいただきます”との案内はありましたが、登場したのはなんとなんと1時間近く経った後
しかも1秒違いの先客は既に店を後にしている時でした
サイダー瓶付き
面白そうという事で相方がオーダーしたゼリーポンチは、彩綺麗で正しくインスタ映えを狙ったと思われる風貌
目を引く鮮やかな盛付けではありますが味については好みが分かれそう
そして、ここから私のオーダーが到着するのにはまだ更に10分以上かかるという
ガックシ展開
一口菓子付き
言葉を失うほどの非常に長い待ち時間がなければ目でも楽しめる昼下がりのお茶かもしれませんが
サーブ時にはぐったり感もあり唖然
なぜに1時間も提供に時間がかかるという謎
●店主は接客から調理までをほぼ一人で切盛り
●お冷などは客のセルフサービスで店主の手間が省け調理に集中できるはず!なのですが
既に満席である店内に来客があるとその都度、目の前にあるオーダーの手を止め→厨房から一旦出て→丁寧過ぎる説明に長い時間を割いている
客目線ですが、店主の捌ける許容範囲を超えた客数を受け入れようとしている事が原因ではなかろうかと感じました
入店時のほっこりした店主の対応に酷暑の中のオアシスを見つけた気分はオーダーから約1時間待ちのサーブで
さすがに辟易
退店時にはガラリと印象が変わらざるを得ない事態に…
総合的に外観・内観には惹かれるものを感じられましたが、限られた時間の旅先でホッと一息付きたいカフェとしての利用には向いておらず
個人的に味も含め店選び失敗
時間帯や来店人数により状況は変わると思われ、先客・後客なしの時ならばインスタ映えを狙う方は勿論の事
小さいお子様でも楽しめる空間でもある気がしました
店を出た後、イライラもどこへやらと思わせてくれる周辺の長閑な風景も印象的
さて、琴平を訪れる前に立ち寄った丸亀城
小さい城というイメージでしたが
想像していたよりも広い敷地にビックリ
大手二の門から見た内濠にも優雅さを感じます
石垣の名城として名高い丸亀城だけあり
優美に感じる石垣
見返り坂は急で、この辺りまで辿り着くと足はガクガク
そして、足もですが息も上がったバテバテの状態で天守近くまで到達
丸亀城が小さいというイメージを持っていたのは
“天守閣が日本一小さい”からかもしれません
天守閣からの眺望
瀬戸内海まで見渡せます
天守閣は本当に小さく、あっという間に観覧終了
急角度の階段をへっぴり腰になりながら下ります
入場料は¥200と他の城の半額ほどと手頃な分、内容は薄いかも?
本丸から少し下ると
独特で特徴的な姿の讃岐富士が綺麗に見えました
天守閣は日本一小さい城ですが、石垣の高さは日本一の丸亀城
豪雨で石垣が崩落し修復中な場所もありですが(裏手で見学には支障なし)、予想よりも見応えはあり寄り道して正解でした