『高松三越』と『玉藻公園・東門』の中間地点ほどに位置するセルフのうどん屋
営業時間/ 11:30-14:00
定休日/ 土曜日・第3日曜日
メイン通りではなく周辺は住宅街で初訪時は少々探しましたが、“JR高松駅”からも徒歩圏内。“片原町駅”からだと350mほど
さて、どんな一杯に出会えるか!?ワクワクで暖簾をくぐります
まず入店後に最初に目に留るのが、おでん(各120円)
そして、その隣の“マンガ盛りOK”との添書き付きの炊き込みご飯(160円)
セルフ店なのでおでん・炊き込みご飯共に食べたい物があれば自分で盛り、うどんコーナーへ進みます
メニュー数は多くはありませんがその分選びやすく、そして、良心的な価格
メニューを決めたら、厨房に立たれる物腰柔らかな店主に食べたいうどん名とサイズを口頭でオーダーし
サイズが大きく食べ応えがありそうな魅惑の揚げ物コーナーへ
そして、次に会計レジがあり、清算を済ませる頃にはうどんが出来上り受け取ります
葱・生姜・天かすなど、好みの薬味があればトッピングし空いている席へ着席
事前にチェックした口コミによると細麺だという事で“冷やかけ”がベストかな?と思ったのですが
この日はシトシト雨が降る日で肌寒く私は“ひやあつ(そのまま)”を、相方は“あつあつ”をオーダー
早速うどんを箸で持ち上げてみると、鼻孔をくすぐるイリコ出汁の香り高さにノックアウト!
そして、うどんを勢いよく啜ると、滑らかなで口当たりが良い上に伸びのあるトゥルトゥルの麺で喉越し最高!!
他の讃岐うどん店では味わった事のない唯一無二ともいえる味わいに魅了されました
一口食べて、あら、ビックリ!!
炊き込みご飯の味のイメージを覆す、ピラフの様なバターが効いている様な斬新な味!うどん屋なので純和風の炊き込みご飯かと思いきや意表を突かれました
ご飯自体の味もですが具材の鶏肉にも良い味が付き、うどんと共に美味しくいただき
ごちそうさま
さて、初訪問時から少し経ったある日。相方から『まさ屋』の厨房に貼られていたカレーうどんが食べたいとのリクエスト
高松のうどん屋でよくあるカレーうどんは、カレーライスのご飯がうどんに代わっただけの様に見受けられますが
『まさ屋』の1杯は、和印折衷という様な丼顔
食する前からスパイスの香りが鼻孔をくすぐり、啜ってみると先にピリッとした辛味を感じ後から旨味が押し寄せてくるような味わい
スパイスだけでなく和の出汁もしっかり効き、具材のチキン・玉ねぎ・油揚げなどとの相性も抜群な上に
旨しスープがうどんに絶妙に絡む絶品のカレーうどん
+わかめトッピング¥120
私はというと、前回とは異なり蒸し暑い日だったので迷わず”冷かけ”をわかめトッピングでオーダー
香り高いイリコの風味・塩梅良い弾力と喉越しの良い優しい麺!
文句の付けようのないほどの素晴らしい味わいで、個人的に誰にでもお勧めしたくなる価値ある讃岐うどん屋だと再認識
テーブル席・小上がり席・お1人様でも利用しやすいカウンター席とあり、ゆとりのある広さの店内
店主をはじめ、どのスタッフも明るい雰囲気で気が良く効く点も『手打ち一本 まさ屋』の魅力に感じます
ごちそうさま
そうそう、No.1リクエストメニューと書かれている“冷やし坦々うどん(580円)”は、本当にオーダーされる方が多く
次回はこれを試してみたいですね!
さて、『まさ屋』から程近くの『玉藻公園』は、“讃岐国領主・生駒家“及び“高松藩主・松平家“の居城だった高松城跡を整備された高松の観光名所
うどんを食べる前or後に立ち寄ってみるのも良いかもしれませんね!