【北海道・自炊1】真子(真鱈の子)と鱈のバター醤油炒め & タコの頭

○面白い興味深かったもの

真子(真鱈の子)は札幌のスーパーの鮮魚売り場にも並び、助子(スケトウダラの子)に比べると購入しようかどうしようか悩むグロテスクな見た目

更に悩ましい大きさと思っていた矢先、何気なく点けていたTVで真鱈の料理をやっており、美味しそう!と思い意を決して購入してみました

真子と鱈のバター醤油炒め

TVでは鱈の肝や青菜などの野菜も使用され作られていた料理ですが、真子と鱈の切り身と長ネギのみでチャレンジ!

① 真子を輪切りにしサッと湯通し、1/3はほぐす

② 鱈の切れ身に塩胡椒と酒で下味を付け片栗粉をまぶした物と共に①のほぐしてない物ををフライパンで焼く

③ 火が通ったら①のほぐしを加え→醤油ひとまわし・バターひとかけら・ネギのみじん切りを加え混ぜ合わせ

④ 皿に盛り、白髪ネギトッピングで完成

鱈の身に真子が絡まりお酒にも合い美味!

ただ、想像よりも大量生産してしまい晩酌では食べ切れず、翌朝の朝食の一品にも添えましたがまだまだ残り

最後はパスタにリメイクし完食!

助子の煮付け

真子は最近よく見かけますが、助子は札幌に滞在しはじめた11月初旬には既にスーパーに並び、煮付けにしたり自家製たらこを作ってみたり

真子も助子も意外と1度に量を食べられるものではなく、10腹ほど作った自家製たらこも最後の方はしらたきとキャベツちくわで和えるという結末に

キンキ

次の北海道の幸は小ぶりな事を考慮してもお手頃過ぎる価格なキンキ。高級魚のイメージもありますが、北海道だと大衆魚!?→千歳鶴の新酒と共に酒蒸しで美味しくいただきました

毎回食材の買出しに行く際は、鮮魚コーナーが楽し過ぎる札幌!

タコの頭

つづいての見慣れぬ食べ慣れぬものはタコの頭

タコの足は滞在した日本のどの地域でもよく見掛けましたが、タコの頭のみが鮮魚コーナーにずらりと陳列されているのを見たのは北海道が初!

安価で美味しくないのかな?と半信半疑で購入したのですがタコの足より美味!噛めば噛む程味わい深く、タコだけれどもイカ+蟹の様な風味も感じます

美味しいだけでなくタコの頭の刺身は、1パック¥200前後と手頃な価格。他の刺身を購入してもエンゲル係数は変動せず、お財布に優しいのも嬉しい

次回の買出しではグロテスク感満載で購入を躊躇っている『たこまんま(ヤナギダコの卵)』に挑戦してみたいと思います

さて、正月用に購入した幌加内産のもち米の切り餅。雑煮で美味しくいただいたきりで食材庫の奥に放置状態

トマト・ウィンナーと共にチーズ焼きにしてみました。魚介も美味ですが、こんな肴もたまには良いですね

そして今の時期の日本の大根の煮物は最強

日本の冬を数年間東南アジアで過ごしていたので、余計に美味しさが身にしみる気もします

ついつい同じ系統の物ばかり作りがちになってしまいますが、大根止められません!東南アジアでも大根を購入する事は可能ですが、細く小さく辛い大根

日本の大根の味って素晴らしいと再認識

白菜も大根同様に東南アジアでは小さいサイズの物しか入手できませんでした。味に関しては然程変わらぬ気もしましたが、浅漬けにしてみると一目瞭然

日本の冬の白菜もやめられない美味しさ!

漬物を作り過ぎてしまった時の救世主『漬物ステーキ』。以前に飛騨(岐阜)で働いた事があり、その際に知った料理なのですが、ご飯のお供にもお酒の肴にもなりハマる味

二世古酒造(北海道虻田郡倶知安町)のお酒にもよく合いました

調理法は非常に簡単で、水気を切った漬物をごま油で炒め少量の醤油で香り付けし、溶き卵を流しいれ好みの固さになれば完成

半年前までは氷柱がベランダにできる地方に滞在するとは想像だにしなかったのですが、いざ暮らしてみると美味な物に溢れ新しい発見が多い札幌

個人的に札幌の冬は寒く暗い雪国のイメージでしたが、綺麗に登る朝日を眺めれる日も多々

どことなく名古屋の街並みに似ているとも感じる札幌で、新たな発見を探しに今日もあちこち散策しなくては!

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