【札幌・ランチ】石臼挽きの本格手打!田舎蕎麦と韃靼そば “がんこそば えぞ一”

🇯🇵日本・北海道の旅

気温はマイナスを下回り厳重に防寒し出掛けたある日の札幌

風なく穏やかな青空が広がり、気温とは裏腹に体感温度は高くマフラーと手袋を外してもOKなほど

がんこそば えぞ一(えぞいち)

※閉業されています

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の30番へ

この日のランチで立寄ったのは、札幌ラーメンすみれポテト料理専門店 穀物祭からの復路で店の前を2度通り『北海道沼田産そば粉』と『薬膳そば だったんそば』の看板と趣のある外観に惹かれていた手打ちそば屋

自然食にそば通の文字もあり!

頑固オヤジの大将かも?と勝手な想像をしてしまい、後ずさりしてしまいそうながんこそばの暖簾をくぐります

店内

予想に反して明るい愛想の良い女性スタッフが迎えてくれホッ。お好きな席へどうぞとの案内で、小上がり席・カウンター席もある中から、窓辺のテーブル席へ陣取ります

11:30過ぎの入店時は先客1名でしたが、正午に近づくにつれほぼ満席に

石臼挽きの手打ちそばだというえび一の蕎麦は4種類(だったんそば・どじょうそば・田舎そば・御膳さらしな)からチョイス可能!そして、手打ちうどんもメニューに並びます

どじょうそばのポップの窓の後方は、蕎麦をうつ製麺室。陣取った席のちょうど後方にあり、蕎麦を打つ音が聞こえました

どじょうそばは、どじょうが入っている訳ではなくドジョウの様に太く黒いそばなのでネーミングされたそう

イカ天(温)だったんそば ¥1,350

珍しい物好きな相方は、迷わず4種の蕎麦からだったんそばをチョイス。揚げ立てのカラッとしたボリューミーなイカ天5個とのセット

栽培種の蕎麦は大きく分けて2種(普通・韃靼)。通常食する普通蕎麦とは異なり韃靼蕎麦は苦み成分が多く別名『苦蕎麦』とも呼ばれ、普通蕎麦の約120倍ものルチンの含有量があり、血液をサラサラにする効能をはじめ、糖尿病・認知症の予防にもなると言われています

さて、効能たっぷりのだったんそばの味わいはというと

濃い色の蕎麦つゆは醤油辛い東京のそばを彷彿しますが、口に含むと全く別物。深い味わいを感じる絶妙なバランスでしっかり出汁の効いた蕎麦つゆ

その旨し蕎麦つゆに合さる黄緑色の様なだったんそばは、北海道当別産の韃靼(だったん)を使用し打たれているそうで、確かに苦味は感じますがほろ苦さが好みな方はハマる味!

おそば屋さんの天重セット ¥1,150

私は4種類あるお腹いっぱいセットメニューからもりそば(田舎)と天重のセットを

北海道各地産のそばの実を石臼挽きし、そば粉8:つなぎ2の割合で手打ちされた田舎そばは、田舎の旨味と更科の歯応えを残す様に拘った蕎麦

冷水でキリッとしめられたコシのある蕎麦をつゆに軽くつけ啜ると、蕎麦の旨みとつゆの出汁の旨みが口いっぱいに広がります

サクサクの揚げ立ての大きな海老になす・蓮根・ピーマンなどの天ぷらと白飯に、これぞそば屋の天重と感じる濃いつゆを纏い、箸が進みます

2種の小鉢も口直しにぴったり

そして、各膳にもちっとした甘さ控えめのそばだんごのデザートと濃厚蕎麦湯付き!

蕎麦を満喫できる至福のランチをいただきました。ごちそうさま

えぞ一名物のそばだんごをはじめ、天ぷらや生そばの持ち帰りも可能

あー、おいしかったと後味の余韻を楽しみながら豊平川を眺め

水分が少ないパウダースノーの雪をサクサク歩きながら、河川敷を散策

ぽかぽか陽気で暖かく、本当に気温はマイナスなの!?と感じるほど

そして、調子に乗り雪だるま作成!

童心にかえり、はしゃいでしまいました!


がんこそば えぞ一(えぞいち) メニュー

お腹いっぱいセットは自分好みに変更も可能

次回はどじょうそばを食べてみたい

五目けんちんも気になるところであります

御膳そば=更科そば

午前10:30~午後7:00まで通し営業 ※日曜定休

来道する迄知らなかったのですが、北海道は蕎麦の産地も多く蕎麦が美味。ラーメンやスープカレーが魅力的な札幌ではありますが、蕎麦もお勧めです!

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