蕎麦、うどん、ラーメン、ないない、無いものは作るしかない!
ヨーロッパに近いし、パンや小麦類を食べる国というのは予想していたけども、予想外だったのが、ローカルのお店に長いパスタっぽい料理すら見当たらない。
(スーパーでは何故か安くパスタ売ってるんだけど。。。)
ってことでやっぱり買ってしまったカップ麺(笑)
初めて見つけたトルコ製?のカップ麺。
味はいかに?
まさかの具なし。
驚くほど素朴な味でした。
トルコはパンもよく食べられるようで、このシュミットの路上屋台はそこら中でみかける。
(口の水分が吸い取られますが)
パンは汁物がないと、とてもじゃないが全部食べられません。
衝撃だったのがターキッシュエアラインズの機内食がパン1個だったこと。
しかも、日本のぼたもちのように、ものすごい小麦が凝縮されたパン。
食べ慣れてなかったので、僕は喉がパンで擦れてしまったのか、1週間以上のどに異変が。
しかも最初に滞在した喫煙率が猛烈に高いアンカラの街の中で喉に悪い洗礼を受ける。
トルコのパンはゆっくり食べましょう(笑)
スープの種類も非常に多いと聞きました。
とりあえず市販品も試すが、日本にはない変わった味が多いです。
お店のレンズ豆のスープは美味しいですよ。
こぶたちゃんアレンジでスープの残りからの、とろみのあるパスタ!
色々工夫しないと、食生活が違いすぎます。
パスタも何種類か試した。
初めて見かけたトマトのインスタント麺。
ほのかなトマトの味がするインスタントヌードルです。
イメージの誤解
パスタって聞くと細長いイメージが日本人の中にどうしてもあるのですが、小麦をつかったこのトルコ料理もパスタっぽいのかもしれない。
インドネシアのインドミー登場!
カレー味を買ってみた。
スパイシーな感じで、なかなか良い。
こぶたちゃんはうっかり『一番のごちそう』と豪語。
市場の細長いものといえば、さけるチーズぐらいかな。
トルコの食材を使ったパスタで昼ごはん。
トルコはヨーグルトも多用しますが、その影響でしょうか?僕のお通じが非常によろしい。
それか購入してる水かな?
インドミーのチキン味。
味はさて置き、やっぱり汁物はホッとします。
こぶたちゃん情報によると、ラーメンなどの類はどうやらスープの分野になるらしい。
それだけ麺料理ってものが無いんです。
あまり見かけないパッケージだったので買ってみた!
またインドミーですが、これでほぼ全種類かな(少なすぎ)
韓国製も中国製も日本製のラーメンなど、この街には無いのです。
一応イスラムの国であるインドネシアが、食事にはなぜか厳格な、同じくイスラムの国トルコを制覇できたのは、戦略だったのか偶然か?
つまりハラル。
鶏の塩ラーメンって感じ。
スパイスも市場で手に入れてやっとカレーも作れるって!
やっぱりカレー大事。スパイスは世界中どこにでもあるはず。
スパイスカレーからのパスタが激うま!
でも、やっぱりラーメンっぽいの食べたいよね、と思う今日このごろ
ってことで
出発!
さて、あれを探しに出かけるか!
公園で見かけた、たぶん猫用の水飲み場。
トルコは動物にかなり優しい気がします。
トルコのローカル価格のTシャツなど。
この帽子は何(笑)
少し離れた場所まで歩いてきたら、やっとトルコっぽいな〜って感じがしてきた!
なんか雰囲気が変わった。
うちらが住んでる周辺って犬のフンとか鳥のフンとか多いよね〜!
何を売ってるの?
鳩の餌でした。
どうしても手に入れたいものがあり、ここにある気がして写真を撮ってグーグルレンズで翻訳!
間違ってベーキングパウダー持ってったら、違うよ!『ベーキングソーダ!』と、こぶたさん。
もう一度チェックすると、
するとやっぱりあった、『重曹』が。
黒胡椒も苦労してゲット。
新しい土地(国)のため、スパイスも思うように手に入りません。
さあ、重曹を使ってパスタを変えてしまう裏技!

感動の麺
まだ少しパスタっぽい範囲ですが、ヤキソバの範囲なんです(わかるかな)
ゲティルでゲットした鶏のケバブを使ったサンドイッチも美味。

カレーつけ麺だ〜?
これも重曹使ってパスタを中華麺にする技。
そして新しいパン食、これが美味い!
次回記事に。
今回はひと手間かけたと、こぶたさん。
重曹で茹でた後に水洗いし水気を切ってからあんかけ焼きそばの麺のように両面焼いたパスタなんだって。
おお〜さらにヤキソバっぽい!
『やるわね』
トルコの麺料理とは?
『トルコ 麺料理』で検索してもほぼ情報ありません(英語だともっとわかるかも)
同じく不思議に思っている人の興味深い情報を見つけた。
トルコ料理とイタリア料理の決定的な違い。
宗教上での禁忌とかではなく、決定的な違いが実は在る。
イタリア料理の代表として、パスタ=麺料理が挙げられる・・・はず。
だが、トルコ料理には、麺料理という文化はないらしい。
なぜ、比較的近くにある文化圏同士なのに麺料理が存在しないのか? 今ではトルコにもラーメン屋があったりするのだが、【古来】より伝わるトルコ料理には麺料理は無いらしい。
明確な理由は知らないが、地質的な理由からと【私は】推測してみる。
麺料理に必要不可欠なモノ。それは小麦である。
トルコは中東随一の穀倉地帯であり、ヨーロッパにも輸出するほど小麦はふんだんに穫れる。むしろ、トルコに行ったらパンを食べないともったいないくらいに美味しいし、手軽に買える。
それなのに、麺料理は存在しない。小麦が麺に適していないから? 実は、そうではない。
麺料理に必要不可欠な唯一の物、それは大量の【真水】。
麺は、大量の湯の中で湯がいて踊らせて、やっと麺となる。麺麭は少量の水があれば後は焼くことで作り上げられる。
トルコでは、気候は小麦栽培に適した乾燥した季節が多く、水は地質的に石灰質を多分に含むことから、飲料に適した水は必然的にミネラルを含む前の雨水に限られてしまう。そんな所で大量の真水を文字通り湯水のごとく使う文化は嫌厭されて、定着しなかったのだろう。と推測してみている。
例え、麺料理があったとしても、それを大ぴらにすることは当時の常識的に憚られるために衰退して失伝したのだと思われる。
私の周りには答えられそうな人がいないので、【私の】勝手な憶測です。
なるほど、それもしかして当たりかも!
よぼよぼのおばあちゃんが、なんとか5Lのペットボトルの水持って歩いてるの見かけたり。
井戸水の時代は、さらに苦労しただろうな〜。
というか、トルコの夏って驚くほど雨降りませんね。一ヶ月住んで雨は数時間、カラッカラ(冬は降るらしい)
でも観点を変えてみて、水資源が豊富な国(トップスリー ⇒ブラジル、ロシア、アメリカ)で調べると、その国独自の麺料理が無いような。。。
わからなくなってきた。
そもそも小麦を使った麺料理の発祥地はウイグルだったと言われ、それが東に行って中国のラーメンになって、西に行ってヨーロッパのパスタになったと言われています。「世界最古の麺料理」とはものすごい歴史ですね。
引用 トルコ人の故郷!?イスタンブールで「ウイグル料理」を食べる!
本当かどうかはわかりませんが、本文にある『日本人は何事もルールを大切にするけど、トルコではルールより感情のほうが大事。』ってのは、なんとなくわかるかも。
近所から夫婦喧嘩がの声が、よく聞こえてきたり(笑)