島唄と言えば沖縄の島唄(THE BOOM)が有名な気がしますが、実は「島唄」は、もともと奄美群島の民謡を指す言葉だったと知った。
奄美の島唄
しかしTHE BOOMが沖縄のイメージの楽曲に「島唄」というタイトルを付けて大ヒットさせた為、「島唄」の語義が不正確になってしまったことを嘆く向きがある。一つは「島唄」=「琉球民謡」として一般に知られたことにより、もともと奄美群島の民謡を指す言葉であった「島唄」という言葉が琉球民謡を指しても使われるようになったこと。これは狭義の「島唄」(奄美民謡)の担い手(唄者)と、琉球民謡の担い手との双方の一部にこのことを嘆く立場が存在する。もう一つは、「島唄」=「THE BOOMの島唄」という認識が強くなってしまったことで、もともとあった伝統的な「島唄」の影が薄くなってしまったことである。
また、THE BOOMの「島唄」が全国的なヒットをしていた当時、沖縄県ではこの曲について批判的な意見も相次いだ[1]。「本土の人間に『島唄』の名を安易に使ってもらいたくない」という地元新聞への投書があったほどである。しかし、この曲を三線で弾いてみたいという若者が増え、伝統民謡離れ対策になったという。
引用 wiki
島唄で踊りを披露していると思われる像もあった。
日本の南方に位置する奄美で発達した独自の民謡群「奄美の島唄」
独特の高音の歌声と、三線による弾語りが特徴
美しい大自然に囲まれ、育まれた島唄は
どこか哀愁やわびしさを感じさせるものが多い
その背景には、奄美がたどってきた壮絶な歴史があった
引用 奄美の島唄について
沖縄民謡と島唄の違い
三線の違い。
沖縄民謡は白い弦に水牛の爪。一方の島唄は黄色い弦に竹バチ。
そしてもう一つの決定的違いは唄い方。
島唄はファルセットのような裏声を使います。裏声は沖縄&日本民謡ではタブー。
島唄だけが裏声を自在に操り、唄者の音域をいっぱいまで引きだして唄うのです。
元ちとせさんが不思議な唄い方でで一躍有名になりましたが、あの唄い方こそ島(シマ)唄の真骨頂なのです。
彼女も奄美民謡大賞の受賞者です!カッコイイ!!
引用 沖縄民謡と島唄
空港のお土産物売り場で、元ちとせの有名な曲が流れてて、もしかしてと思ったのですが、そういうことでしたか。
「八月踊り」と呼ばれる一年に一度のお祭りでは、集落の老若男女が太鼓のリズムにのせて、一晩中踊りながら歌を掛け合う。
日常生活でも、島民同士が集まる会議では最後はやはり歌で終わり、夫への不満を直接言えぬ妻は、夫に聞こえるように心のうちを歌にのせて唄ったりもする。また、若い男性が意中の女性を口説くため、夜更けに家の外から恋歌をうたいかけ、女性がそれに歌でかえすような文化が最近まで残っていた。
このお菓子は、カフェでもらったときのもの。
奄美の居酒屋で島唄を披露してくれるお店も多数あったのですが、うちらは時間無くて行きませんでした。
行ったお店の中で唯一、島唄を流していたと思われる店を偶然発見(2階席にて)
とんでもなくラーメンが美味しかった。
奄美の黒兎
(日本の奄美大島と徳之島の遺存固有種で、絶滅危惧種)
世界で奄美大島と徳之島にしかいないウサギで、ヨーロッパのアナウサギの祖先。一説には500万年〜300万年前からいたといわれています。大陸で栄えたアマミノクロウサギの祖先種の生き残りといわれたことも。大陸の端っこに来ていたやつが、天敵のいない島でのんびり暮らしていたというわけ。大陸では後に生存能力の高いノウサギが登場し、古い形質をもつウサギはすべて絶滅しました。ノウサギは草原で進化したから速く走るのですね。走ると体温が上がるから、熱を逃すために耳が大きくなりました。一方、アマミノクロウサギは体も耳も小さく、足が短いから走るのは苦手。けれど穴掘りの名人です。昼間は斜面上に掘った巣穴で過ごし、夜になると穴を出て活動をはじめます。
引用 世界で奄美大島と徳之島にしかいない「アマミノクロウサギ」
中心部では可愛らしい姿で登場(笑)
これも?
じゃーーん!
ルリカケス
(天然記念物)
世界の中で奄美にしかいない鳥。
沖縄にしかいないヤンバルクイナは有名だけど、ルリカケスは知らなかった。
国指定天然記念物 鹿児島県の県鳥 奄美固有種
鳴き声 ギャーギャー、ジャー、グルグルなど
一年中里山や人家の近くで留鳥として生息する。
引用 ルリカケス
あの看板は!
黒うさぎ発見!
しかも青い目バージョンはレアかも。
ん?
ネズミ!?
奄美にはいろんな貴重な生き物が居た。
少し小高い場所に登ったのですが、たしかに聞いたことがない鳴き声の鳥がいました。