【函館・豊川町】素材の味が伝わる創作フレンチランチ!”欧風料理屋 紫ぜん”

🇯🇵日本・北海道の旅
【函館ベイエリア】欧風料理屋 紫ぜん
函館の冬の夜は煌びやかなイルミネーションに彩られ幻想的な世界が広がり クリスマス迄は毎夜18時~花火まで打ち上がります その華やかなイベントが催されている函館ベイエリア区域にひっそりと佇むんでいるようで重厚な風情漂う1軒家レストランへディナ...

昨年のクリスマスシーズンにディナーで利用し、お料理も雰囲気も気に入った函館ベイエリアの『紫ぜん』

趣深い外観は、夜も素敵ですがお昼でも存在感あり

函館山がすぐそこに見える開港通りに佇み、斜向かいは重厚な赤レンガ造りの『はこだて明治館』

はこだて明治館がある場所は明治44年(1911年)に、道内初の郵便局として建造された旧函館郵便局です。戦火を耐え、この地の歴史を語る建造物として今日に至るまでその形を残しています。

引用 hakodate factory

店内の様子

『紫ぜん』も『明治館』同様に明治時代の建築物をリノベーションされたそうで、趣のある中に和の要素が詰まり

観光地ど真ん中ですがリラックスできる空間

1階のテーブル席は1つ1つ仕切られた半個室風

その他、2名~利用可能な個室のお座敷も完備

ディナーはお座敷席を利用させていただいたので、ランチは明治館を眺めながらいただけるテーブル席へ

紫ぜん メニュー

全てコース料理

※ドリンクメニューなどは→前回利用時の記事を参照してください

オーダーしたお料理

空の膳

・前菜・スープ・パン・メイン(魚+肉)・デザート・ドリンク

雰囲気は和ですが、お料理は創作フレンチ!

和洋折衷の魅力が詰まる『紫ぜん』は、フレンチをお箸でいただくというのも特徴の1つ

ホタテとズワイ蟹のテリーヌ

もうビックリするほど前菜から美味!帆立と蟹の味が活きた味わい

添えられたアサリ・ブロッコリーもですが、ソースが極上

その後サーブされた焼き立てホカホカのパンで拭った味は忘れられないほど

じゃがいものスープ

舌触りの滑らかなスープは塩分控えめでじゃがいも本来の味わいを楽しめます

そうそう、パンに添えられるバターがお猪口の様な器に固められているのには今回も感服

メインがお魚・お肉料理のどちらかだけではなく、両方共に提供されるのもこちらのお店の魅力の1つ
鱈のポワレ

程よい塩分が効く鱈にほんのり甘いクリームソースが添えられるのですが、この甘味は何だろう思い伺うと「クリームに魚の出汁」を加えたソースだそうです

こちらのお店はソースへの拘りも凄い!!

ビーフシチュー

お肉や野菜などの旨味がたっぷり詰まった贅沢な味わいのソースと箸でスッと切れるほどにとろっとろに煮込まれたお肉!!

フレッシュな葉野菜にガーリックの効いたドレッシングが添えられるサラダも◎

全体的に味付けは素材の味を最大限に活かした極力ギリギリのラインで安定感のある味わい!配膳のペースが緩やかで量も塩梅良くゆったりと優雅な気分で食せます
デザート

表面が香ばしく焼かれたキメの細かいしっとりとしたチーズケーキ

そしてパインの風味が口の中に広がるシャーベット

※紅茶・オレンジジュース等も可能

器も素敵な香り高い芳醇な味わいの珈琲とデザートがベストマッチで、最後まで丁寧な仕事が伝わり美味しいひと時になりました

ごちそうさま

利用した感想

店を出た途端 “紫ぜんだけに自然な味だったね!”と、相方の迷言が飛び出すほどの味とスタッフの対応が丁寧且つ穏やかでほっこりなのも印象的

周辺の様子

この日は天気が優れずだった函館ベイエリア周辺

せっかくなので散策すると、昔の地図を発見!!

今も営業されているお店が数軒掲載されている中

イラストが現在も同じの『小いけカレー』店名が特徴的な『ひし伊』はすぐわかりました

そして、春でも赤い紅葉を発見し

その下には春らしいタンポポの白い綿毛がそよそよと風にのって吹かれ

どこまでも長閑な風景が広がっているように感じられたある日の函館の昼下がり

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