糸島へドライブに出かけた道中、賑やかな商店街を見かけ即時にグーグルマップで位置を調べると”西新”という地名
後日、地下鉄で訪れてみました
グーグルマップで最初に“西新”の地名を知った時、東京・足立区“西新井”と同一視してしまったのですが
よく見ると井がなく読み方も異なり、ある意味記憶に残る福岡市の地名になりました
それはさて置き、事前に少し調べると
この商店街は、名物“リヤカー部隊”が13時~はじまるそう
それまでは散策とランチを楽しむことに!
さて、この日のランチは未定のままで訪れ
商店街を歩きその時の気分で決めよう!というプラン
どの店にしようかキョロキョロしながら歩きます
そして、蕎麦好きの相方がピンと来たという蕎麦屋に決定!
ビル(マンション?)の1階ですが、蕎麦屋らしい趣がある店構え
本店は隣県大分の“日田”
国内産にこだわり産地直送の玄蕎麦は1年分を低温高湿庫で保管し
姪の浜にある自社の精製所で「石抜き」「磨き」「粒揃え」「脱皮」の工程を経て毎日必要な量のみ大型の石臼で製粉しています。
鰹節・醤油・調味料等も全て国内産の物を使い添加物は一切使用しておりません。
オーダー後、メニュー表に書かれた文言を拝読
味への期待が高まる中で着膳を待ちました
鳥のそぼろ丼・蕎麦(冷or温)・香物
相方は鳥そぼろ丼に惹かれたようで、丼セットの蕎麦大盛をオーダー
出汁がしっかり効いた想像よりも甘さ控えめのタレがたっぷりかかり
鳥そぼろの下に生海苔!?
パッと見では入っているとは思わずビックリしたのと、この海苔の風味が更に丼の美味しさをグレードアップしていたそうです
温or冷からチョイス可能な蕎麦は、夏の暑い日だった事もあり冷をチョイスすると
予想ではざる蕎麦でしたがぶっかけスタイルで登場!
小鉢・えび天・じゃこ飯・香物・蕎麦(冷or温)・甘味
私は、ランチコースをオーダー
まずは蕎麦から啜ってみると、蕎麦粉の粒が見えるむっちりした食べ応え
ツルっとした喉越しを楽しむ蕎麦とは異なり、歯に押し返す弾力や蕎麦の風味を味わえる蕎麦に感じます
温or冷からチョイス可能で、この蕎麦なら温でも満足度の高い蕎麦に間違いなし
油切れが良くカラっと揚がった海老天は身も詰まっていて食べ応え満点!
ゴーヤー天と南瓜天も付き彩も綺麗
無添加に拘ったと記載があるだけあり、蕎麦つゆも天つゆも上品な味で箸が進みます
小鉢は、つるん・ぷるんとした独特の食感や喉越しが特徴的な胡麻豆腐
胡麻の風味もしっかり感じられ、良質の山葵が良いアクセント
ふっくら炊き上がった白飯にちりめん山椒が良く合います!
そして、きな粉を纏ったフルフル食感の“わらび餅”のデザートもビックリするほど美味!
最後の蕎麦湯まで全て美味しくパーフェクト!
ごちそうさま
カウンターが5席ほどと、テーブル席×5,6卓
2名掛け×2卓・4名掛け×2卓の小上がり席のこじんまりした空間
階段があり、2階席もあるのかも!?
少し奥まった目立たない場所ですが、それが反って隠れ家の様で良い雰囲気を醸し出し
落ち着いて食事ができました
そうそう、店頭の猿のお面
福岡では玄関先に猿のお面を飾られている家が多く、何だろう?と不思議に思っていたので調べてみました!
「猿」は「去る」に通じると考えられ「災いが去る」「幸福が訪れる」として戸口に猿のお面を掛けて縁起を担ぐ風習があります。
猿のお面は、福岡市早良区にあります猿田彦神社で行われる庚申祭にて授与されています。
なるほど!この時は立ち寄りませんでしたが、『草八 西新店』から700mほどの距離に所在する神社で授与されているようです
さて、ランチを食した後
まだ13時までには少し時間がありぶらぶらと商店街を散策
それにしても日差しがきつい日だったこの日
カフェで休憩かな!
雨の日は終日 蕎麦大盛無料!