高松の中心地の飲食店はうどん屋・蕎麦屋は別として割と喫煙可能店が多く、利用するのを店先で躊躇…
そんなこんなでちょっと一息付きたいカフェもなかなか見つけられずいたのですが
一等地とも思える『高松三越』至近、片原町商店街にありました!しかも昔から長く続いているであろう老舗感が漂うしっかりした造りの和菓子屋さんの2Fの喫茶室
ショーウィンドウに飾られた食品サンプルに禁煙マークが見えた途端、勝手に美味しさがワンラックアップした気がするマジック!
店構えに品があり、期待して2Fへ進むと予想的中の優雅な雰囲気の喫茶スペース
そして、落とされた照明の灯りと心地の良いBGMが大人な空間を醸し出しています
※三越側の客席には大きな窓があり雰囲気が多少異なります。そちらの方が人気なのか席が埋まっていました
珈琲 or 紅茶付き
さて、この日はヤケに疲れていた日でケーキを絶対食べる!と張り切っていたので迷わずケーキセットをオーダー
ただ、ケーキのチョイスを苺タルトorアップルパイと迷ってしまい、物腰柔らかなスタッフにどちらがおすすめか伺うと
“アップルパイは、ハマる方はハマられる味で常連さんに人気”との返答で即決
老舗店に相応しい品格漂うアップルパイは、しっとりとしたパイ生地にしっかりとした品がある甘さの味が浸透
そして、何層にもなったパイ生地の部分はサクサクッとした食感ではなく、フワサクっとしたパイ生地
他では味わった事のない食感と味で、ハマる方はハマるのが分かる気がします
一方、最近カフェインレス好みな相方は、抹茶もカフェインレスだとこの時までは思っていたそうで
迷わず抹茶セットをオーダー
抹茶(薄茶)1杯はコーヒー1杯とほぼ同じ程度のカフェイン量
正確には私が今調べて、カフェイン含有量が多いと知ったという訳なのです..
それはさて置き、点てて頂いた直ぐの香り高い抹茶は、円みがある中に苦みのアクセント!その上、旨味が濃厚で後味スッキリ
セットのお菓子“白下糖カステラ”とも良く合います
相方は喫茶室を利用する以前の日に、“讃岐の特産品 白下糖(しろしたどう)”と書かれた立て看板が目に留ったそうで
“白下糖”にも興味津々だったそう
「白下糖(和三盆の原料)は、サトウキビから作られる砂糖で、塩、綿と並んで讃岐三白と呼ばれています。
栄養素が豊富なうえ、料理にしようするとコクが出て上品に仕上がります。」
江戸時代から上質なものと認められているとは歴史が凄いですね!確かにカステラは上品なお味がしました
ホッと一息付けリフレッシュした後、会計へ向かうとレジカウンターの下には自家製ケーキがずらりと並び
次回はどれにしようか!?食べたばかりなのにもっと食べたい衝動に駆られるほど美味しそうに輝いて見えました
ごちそうさま
階段を降りていくと眼下に広がるのは、1Fのお菓子販売コーナー
上を振り返ると、喫茶室へ続く階段
店内のどこを見渡しても風格漂う空間が非日常的にも感じられ、独創性が高く優雅な気分を味わえ
高松中心地でお勧めしたくなるカフェです!
セカンドハンド
さて、『くつわ堂 総本店』と同じく”片原町商店街”に所在するリサイクルショップ。ちょうど、丼を探している時に目に留り入店してみたのですが
会計時に”どちらに寄付されますか?”との事で、一瞬頭の中が???となってしまうというプチハプニング
しっかり看板などを見ずに入店した為に気付かなかったのですが、こちらのお店は”ただのリサイクルショップ”ではなく、リサイクル品を販売した収益をカンボジアと香川県内の子ども食堂へ寄付されているそうです
支持したい取り組みに感じ、丼だけでよいのに思わず他の物も購入してしまいました
そんなこんなでこの日はこの周辺をうろうろ散策してみたのですが、子供の頃はよく見かけた気もする手書きの地図に
キュートといってよいのかどうかの境目なライオンのキャラクターが君臨するアーケード
夜中に見たらお化けに見間違えそうな猫など、高松中心地は都会なようで素朴というか泥くさいものも多くユニークで楽しい街に感じます
数年前の旅の途中に寄り道をした1泊2日の短い時間で、ここにまた再訪してみたいと思える何かがあり
こうしてしばらく滞在し、町の様子を深堀できるのが楽しくて仕方ない今日この頃の高松
遅い朝ごはんにもランチにも良さそうなブランチセットは、朝9時~お昼13時まで提供されています
白下糖使用のぜんざいの他、フルーツみつ豆など甘味も揃います
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