【札幌・大通東2丁目】洋食マーシュ亭

札幌ファクトリーと札幌テレビ塔の中間くらい

シンプルな店構えながらもフライパンや鍋が店先に飾られ、興味を惹かれる外観の洋食店

前を通りかかる度に、店頭に置かれた黒板メニューの”ハヤシライス”が気になって仕方ない相方と、洋食系がイマイチ得意で無く素知らぬふりをしていた私

ホワイトソース系は好みなので、滞在先でよく作ったりするんですけどね

そんな札幌でのある日の朝、”あの店のハヤシライスが食べてみたい”との相方リクエスト。いつも私の好きな物ばかりを食べに行くのでたまには付き合う事に

洋食 マーシュ亭

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の283番へ

札幌では非常に人気の洋食店だそうで、並びは必至との口コミを見てビビリ、正午の開店時刻10分ほど前に到着すると

口コミ通り既に先客5名が並んでいました

この日は雪が降り寒い日だった札幌

後続に接続しキョロキョロ周りを眺めてみても、開店時間まで後5分も…。と思っていたところへ、コック服を纏ったシェフが扉を開けてお出迎えをしてくれ早めに店に入れてくれました

ラッキー!

店内

温かい店内へ入ると、外観から想像するよりもコンパクトな空間は、テーブル4人掛け×4卓

カウンター4席の計20席+待ち2席

マーシュ亭 ランチメニュー

12:00~13:30 (平日のみ)

ビーフハンバーグランチ ¥1,000

(ごはん・豚汁付)

さて、オーダーですが、私は無難に左上の法則に従いました

拳2つ分はある!?と思うほどの大きいハンバーグに、てんこ盛りの千切りキャベツ、そして横にはバニラアイスの様な形のポテトサラダ

シンプルな盛りで彩に欠け華やかさは無いですが、ボリューム満点

割ってみると肉汁がジュワっと溢れ出すハンバーグは、ナツメグの様なスパイスの香りと味わいが特徴的に感じます

ハンバーグ同様に盛りが良いご飯は、洋食店にしては柔らか過ぎる炊き加減

ビーフハンバーグの牛肉に豚汁の豚肉と、肉の脂が多くクドサを感じ、通常の味噌汁の方がベターに思うも

それもこれもシェフのたらふく食べて満腹になって欲しいとの願いが詰まっているのかもしれません!?

ポークカツハヤシライス ¥1,300

(豚汁付)

さて、相方念願のハヤシライスはというと、+ポークカツで非常にボリューミー

反対方向から見ても分かるように、ルーよりも具材の方が多いと感じるハヤシライスは、脂身の多い肉がたっぷり入り

更には脂身のあるロースのポークカツ付きで、口の中が肉の脂で大変な事態に..

チョイスミス!?

そして、ルーは相方が想像していたハヤシライスの味とは異なり、バター等の香りと脂を強く感じるのに加え酸味も強く独創的な味

味変アイテムはというと、”ユニオンの特級中濃ソース”のみ。量も多く悪戦苦闘の末、ハンバーグもハヤシライスも完食ならず

ランチなのでメインの次に重要な位置を占めると思う白飯が、ハンバーグと共ですら柔らか過ぎると感じた炊き加減。ハヤシライスには余計合わず、お米自体は美味なのに残念に感じました (たまたまこの日が柔らか過ぎたのかもしれませんが)

そうそう、コロナ禍で客の皆が黙食に徹する雰囲気の中、女三代の騒がしい後客が入店

スタッフからの注意は無く、おしゃべりに忙しい1組3名の響き渡る声がBGM…。遭遇する客にも寄りけりだとは思いますが、声が響きやすい店内は味を楽しみながら食すという空間ではない日もあるかもしれません

私たちには合いませんでしたが、雪の降る寒い日でもオープン前には待ち客ができる札幌で人気の洋食店ということには

間違いなし!

可愛らしい外観で目を引く洋食店でもあり、バスセンターにも近くアクセスも良好

価格に対し量が多く、ボリュームを重視される方には特にお勧め

味の好みは人それぞれで、ここが美味しい、あそこの味が好みというのは誰しもありますよね。そして、期待し過ぎ訪れると

あれ?となる事も

明日はどこへランチに出掛けようか!?

人気店が目白押しの札幌での店選びは、簡単なようで難儀しています