札幌市営地下鉄南北線の南側の終点「真駒内駅」に、先日初めて降り立ち
駅から目指すラーメン店の道中で見つけた立て看板の”エドウィン・ダン”って誰!?となったのですが、道出身の相方も全く知らない様子

山荘風な外観が素敵なラーメン店で食事を終えた後、せっかくなので記念館へ訪れてみる事に
真駒内へ到着時は曇り空だったのが、ラーメン店を後にする頃には青空が広がり絶好の散策日和に変貌
エドウィン・ダン記念公園
来道前は雪をはじめ寒さを連想するものが大の苦手だったのですが、今ではスッカリ雪道が楽しくなり、うきうき気分でサクサク歩きます
園内は雪が整備されおり歩きやすいのですが、利用する方は少ないようで真っ白なキレイな雪!寒さが苦手だと思っていたのが嘘のように、この景色に魅了されます
同じ札幌とは思えぬほどに長閑な風景が広がるここは、都市部の「大通駅」から地下鉄で経ったの17分!
ずっと眺めていても飽きない風景ですが、太陽があるとはいえ寒くなり記念館へ移動
エドウィン・ダン記念館
園内の片隅に佇む白を基調とした小さな記念館
1880(明治13)年に、北海道開拓使の”牧牛場の事務所”として建てられた建築物だそうで、1964(昭和39)年に現在の地に移築
館内へ入ると受付スタッフが丁寧に説明をしてくださり、暖房が使用できないそうで寒いからと温かいお茶までいただきました
そもそも”エドウィン・ダン”とは、”北海道開拓使”として1873(明治6)年にアメリカから招かれた外国人指導者のひとり
多岐に渡る功績は計り知れず、北海道の酪農の礎を築き上げた事をはじめ、畑作・真駒内用水路や土地改良など数々のものを今に残されました
館内には、一木万寿三氏(著名洋画家)が描いたエドウィン・ダンの史実に関する油絵23点の他、種畜場の模型やゆかりの遺品なども展示されています
そして、当時は非常に過酷な土地だった北海道での開拓苦労エピソードも数多く紹介されており見応えあり
オンコ桜
玄関横にあった立派な木が気になり調べてみました
オンコの木からサクラの枝が伸びた通称「オンコ桜」があります。毎年春にはオンコの木の枝の間から美しいサクラの花を見ることができます。
桜の咲く頃にまた再訪してみたいです!
さて、記念館を後にし、もう少し積もれば私の目線よりも上になる雪山を横に歩き目指したのは
六花亭 真駒内ホール店
珈琲でも飲もうとカフェを検索しヒットしたのが、北海道の銘菓としても有名な『六花亭』の喫茶室
冷えた身体を温かい珈琲で癒そうと思ったのですが、大人気の様で満席!お菓子売り場の人はまばらだったんですけどね…、残念
再検索して見つけたカフェも、生憎込み合っており断念
そして、もう一箇所のカフェを目指すと、ノスタルジー風景に遭遇
真駒内名店街
昭和時代のドラマのセットみたいな商店街!?この中の1軒にカフェがあるようなのですが
その前に、青いシャッターの店に注目!!
Gンズショップ『アジワイ』
アジワイって、これまた凄い!札幌の仰天ネーミングセンスには驚愕しっぱなし
肝心のカフェはというと、定休日or閉店なのかは定かではないのですが、シャッターが閉まっていました
そして、名店街の突き当りは『PONY SHOP』。ポニーが居る訳ではなく、100円ショップなどが入った施設なのですけどね…。ネーミングセンスが光りますね!
想像よりも真駒内は店が少なく、徒歩での散策ならばこれが限界かな
大人しく駅へ向かい帰路へ
札幌市営地下鉄南北線
そうそう、札幌の地下鉄の真駒内駅⇔南平岸駅間は外の風景が見られるのです!!
南平岸駅 – 真駒内駅間 (4.5km) は、建設費圧縮を目的に地上高架となっているが、雪を防ぐためにアルミ合金製のシェルターで覆われている。
このような高架上にある長大なものは世界で唯一の構造で、札幌市営地下鉄の特徴の一つ
真駒内散策はカフェには振られはしましたが、札幌の長閑な風景に癒され、知らなかった事もたくさん知れ良い経験になりました!