【札幌・南区】丸太小屋のラーメン店 “麺処 白樺山荘 真駒内本店”

いつかは訪れてみたいと考えていた札幌のラーメン店

麺処 白樺山荘 真駒内本店

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ラーメン共和国(エスタ)やラーメン横丁とアクセス良好な場所にも見かける『白樺山荘』ですが、せっかくなので丸太小屋というか山小屋というか

外観も魅力的な本店へ

『白樺山荘』を知ったのは、2019年の那覇滞在

 相方は北海道出身にも関わらず寒いのが非常に苦手 夏ならば気温も気にせず滞在できるのではと今夏に北海道へとも考えてみたのですが現実的に...

沖縄に居ながらも北海道を感じれる物を数品取寄せた中で、インパクトのあるパッケージな上に味も美味で印象に残ったのです

真駒内駅

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さて、白樺山荘へのアクセスは車があれば1番楽ですが、札幌中心地「大通駅(地下鉄南北線)」から乗車すると9駅16分で到着できる南区の真駒内駅。そこから徒歩約12分と公共交通でも楽々

途中、雪が降り出し北国風情を感じれラッキーな展開

店内

丸太小屋の外観を裏切らない店内はロッジ風なのですが想像よりも広さはコンパクトで、カウンター6席・中央に6名掛けテーブル席が1卓

そして、奥に4名掛けテーブル席×3卓

“お好きな席へどうぞ”との案内で席に着くと

昨今のラーメン店では稀な布おしぼりとお冷・銀色の器がサーブされました

ゆで卵 無料サービス

各テーブルに置かれたゆで卵は食べ放題と太っ腹なサービスで、プリン型の様な容器に??となりましたが茹で卵の殻入れだそう

カスターセットにはしっかりと食卓塩も君臨

パオギョーザ ¥270

ゆで卵の殻を剥いているとあっという間にサーブされた餃子

ベーシックな餃子と形状が異なり相方が興味本位でオーダーしたのですが、カリッと焼かれた表面の皮と塩梅の良い味付けの具

食べやすい大きさでヒット!

濃厚鶏塩ラーメン ¥840

そうこうしている内に、お待ちかねのラーメンが着丼

味よりもインパクト重視の相方は “ラーメンWalker北海道2021” に掲載されていた真駒内本店限定品

“もっと濃厚なこってり系を想像していたら、意外にも粘度は低くすっきりした白湯スープ。しっかりと感じられる鶏出汁に後を追ってくる魚介出汁が後を引く味で着丼時の第一印象よりも美味。

麺は鶏白湯に合わせてか札幌麺ではなく白い縮れ麺。そして、剥いたゆで卵をトッピングにするつもりだったけど、中からウズラの卵がこんにちわ!

それから、インパクト絶大なマンガ肉を彷彿する程よい柔らかさのチキンレッグ!薄味なのでスープにつけ直しながら食べるのがおすすめ!” by相方談

味噌ラーメン ¥820

私は取寄せた商品と同様の味噌をオーダー

まずはスープ。チルド麺のよりも濃厚で背脂がたっぷり浮いています

森住製麺の黄色い麺を一口啜ると、これぞ札幌麺!と感じる独特の香りと風味が口の中いっぱいに広がり堪りません!

炒め野菜がたっぷり入った味噌にも鶏塩同様にデフォでウズラの卵入り

角切りチャーシューもたっぷり

その他、食感のアクセントにもなる木耳やネギも入る具沢山な一杯は想像よりもこってり度が高く食べ終わる頃にはお腹がはち切れそうに

先客にも後客にも普段着のご近所さんだろう高齢の女性客を見かけ

濃厚な味わいですが老若男女問わず長く愛されている味ではないのかという印象を持ちました。因みに創業は1997年

入店前は雪がちらついていましたが、店を後にする時にはスッカリ晴れ上がった青空

よくよくお隣の蕎麦屋さんを見れば、こちらもどことなく山小屋風!

それにしても同じ札幌といえど札幌駅周辺とは異なり穏やかな場所で癒され、青空と雪景色にもマッチした素敵な建物のラーメン屋でした

さて真駒内は初めて訪れた地。せっかくなので散策を

真駒内の地名はアイヌ語の “マクオマナイ(山の後ろの方にある川の意)” に由来しているそうで

この川の事なのかな!?


白樺山荘 真駒内本店 メニュー

味噌・正油・塩(札幌では基本三味と呼ぶそう)に、チャーシュー・辛口・大盛りも可能

着丼までに読むのも楽しい

相方がオーダーした鶏塩ラーメンがメニューに見当たらず

“浜塩、ラーメン”に変わった?と思いきやスタッフに尋ねるとすんなりオーダーできました

キッズメニューもあり家族連れの方も利用しやすいですね!

これこれ、この四角い箱!すべてはこの箱からはじまったのです

そしてテイクアウトも可能で各商品にゆで卵1個サービスだって!