【札幌・北3西12】手打ち蕎麦ルチン

来札して知ったのが札幌はラーメン天国なのは周知の事実ですが、蕎麦屋も非常に多く蕎麦天国でもあるのです!

手打ち蕎麦 ルチン

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の117番へ

そんな札幌で先日訪れた蕎麦屋。北海道大学植物園の西側・大通公園12丁目(サンクガーデン)から徒歩7分ほど

お洒落にも感じる『ルチン(蕎麦に含まれるポリフェノールの一種)の記号が描かれた暖簾をくぐります

店内へ入ると、カウンターに置かれた季節感を感じる紫陽花の花に目が留まります。本州では5~6月末頃までが紫陽花の見頃だと思いますが、札幌は今が見頃!

そして、紫陽花の後方にある暖簾の向こうの厨房で店主が蕎麦を茹でる姿

明るく清潔感あふれる店内は、和の中にスタイリッシュな雰囲気と木のぬくもりが感じられます

席数は多くはなくこじんまりしていますが、ソーシャルディスタンスがしっかり保たれているように思います

かしわせいろ¥850/ 炊込みご飯¥150

さて、オーダーし待つこと10分ほど。料理を引き立てているようにも感じる鮮やかな朱色のお膳で蕎麦がサーブされました

綺麗な蕎麦は見るからに美味しそう!

まずは何も付けずに蕎麦をいただいてみると、しっかりとした強いコシのがあり旨味も強く、噛むごとに美味しさが増します

丁寧に作られたのが伝わるつけ汁

鰹出汁がよく効き若干の酸味をも感じるつけ汁は辛口タイプ

温かいつけ汁をよく吸う蕎麦は、先の方だけ浸し啜ると口の中に広がるハーモニーが堪りません

鶏肉はつけ汁に旨味が浸透しつつも、具材としての鶏肉の味わいをも楽しめます

上品な盛りの炊込みご飯も蕎麦同様に丁寧な仕事が感じられ、繊細な味わい

冷やし五目たぬき ¥900

暑い夏でも寒い冬でも温かい蕎麦を好む相方が珍しく冷たい蕎麦からのチョイス

ギュッと旨味が詰まった鶏肉・酸味のアクセントのトマトなど、五目とメニュー名付くだけあり具沢山の一杯。丼とは別に蕎麦つゆはそば徳利でのサーブなので好みで調整しながら食せるのも嬉しい

蕎麦湯

お膳同様に朱色が目を引く湯桶にたっぷりと入ったとろみのある白濁した蕎麦湯

メニュー表に“蕎麦湯には血圧を下げる効果があるので、忘れずに飲んでください”と添書きがあり、そば猪口で美味しく最後までいただきました

食事が終わるタイミングを見計らい、最後にそば茶のサービスも粋な計らい

店内の落ち着いた雰囲気・センスを感じる器・食材へのこだわりと丁寧な仕事が伝わる美味しい蕎麦、そしてホールスタッフの女性の対応も好感度が高く

ゆっくりと蕎麦を楽しめました

ごちそうさま

さて、お腹を満たした後は自転車で少し散策

豊平川の河川敷には小さな白い花が密集した可愛らしい花がたくさん咲いていました

ノラニンジン(野良人参)

シャクかな?と思うも、いやいや河川敷だし違う?と勝手な想像をしながら帰宅後調べてみると、セリ科ニンジン属のノラニンジン(野人参/ノニンジン)でした

可憐な白い花とは打って変わり、花名は意外と粗野!?

夏の風景に感じる札幌ですが朝晩は肌寒く、靴下が手放せない状況

今年はサンダルもキャミも出番がないような気がしますが、ひょっとしたら札幌にも猛暑日がやって来るかも?

まだまだお盆を過ぎる迄はどんどん暑くなると信じたい今日この頃の札幌

手打ちでござる!


手打ち蕎麦ルチン メニュー

蕎麦のクオリティに対し良心的な価格設定

月替わりの蕎麦を次回は試してみたいです!

蕎麦メニュー同様にドリンクや料理の価格設定がお財布に優しいプライス

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