日本最北の酒蔵“國稀”と鰊船などが展示されている“千石蔵”を見学後、至近に趣のある石造の建物が見え

増毛町をもう少しだけ散策
増毛の重要文化財

國稀酒造の創業者でもある“豪商・本間泰蔵”が、事業の展開と共に家屋も増築したという当時の増毛町の繁栄を今に伝える
国指定の重要文化財

さすが豪商!!延べ床面積は1,300㎡だそう
豪華絢爛だろう建物の内部は見学可能なのですが、如何せん時間がなく今回は断念
※見学料:大人¥400

隣の建物も重厚な倉庫で、ここもひょっとしたら本間家!?
来道当初から増毛へ訪れてみたいと思っていた割には調べが甘く、全くわかっていません…
歴史通り

この通り(増毛駅前ふるさと歴史通り)は歩いているだけで増毛の繁栄期にタイムスリップした気分に浸れます

右から書かれた文字に時代を感じる建物は、現在は一人旅での宿泊に便利なドミトリー完備の宿で活躍中

更に進むと、駅跡が!

修復されたのか非常に綺麗な建物

2016年12月5日、留萌駅~増毛駅間の廃線に伴い廃駅に

旧増毛駅前には、これまた味のある旅館が!
1933(昭和8)年に建築されたそうで、鰊が豊漁で景気が良かった時代に大勢の宿泊客が利用されたそうです

内部見学は不可ですが風情のある木造りの建物は、増毛町が管理・保存・修復をされているのだとか

さて、増毛駅からふるさと歴史通りを國稀酒造方向へ戻ります

再訪した際には、ゆっくり見学してみたい丸一本間家

そして、老舗の志満川食堂のラーメンも啜ってみたい!

國稀酒造前を通り越し、増毛町での最後のお目当ての店へ向かいます
増毛のパン屋さん

除雪中の増毛町の和むマスコットキャラかもめのマーシーくん(流雪溝設置区間の標識)を通り過ぎ

以前は商店街だったのかな?という通りを横目に5分ほど

到着したのがこちら

妖怪人間ベムを彷彿する看板とは裏腹にパン屋なのです

店頭に置かれたオブジェもいちいち可愛らしく、どんなパンに出会えるのかワクワク

実は國稀の酒粕を使用したパンを製造販売されていると随分前に知り訪れたのですが、私の記憶違いで毎日ではなく土日や特別な日だけ焼かれると伺いました

この日は生憎の平日で、國稀の酒粕パンは幻と終わってしまいましたが
素朴で味わい深そうなパンがショーケースに並び

食事パンにもなりそうな2点を購入

店頭のオブジェだけではなく店内のインテリアも目を引き、増毛らしいノスタルジックな空間でもありました
マシケノススメ
古き良き町並み 海の幸・山の幸問屋 増毛町

國稀酒造でいただいた増毛町の観光マップに見所がたくさん掲載されており

私たちが散策したのは、ほんの僅かな箇所
時間があればもっともっと散策したかったです!

名残惜しいですが増毛港を最後に眺めながら先へ進みます

港沿いをぐるりと走り

坂を上がるとR231号=オロロンライン

1時間ほどの滞在では時間が足りなさ過ぎた増毛町。この町に興味を持った時からゆっくり散策しようと1泊旅行を計画していたのですが
如何せんコロナ…残念
増毛の酒とパン

作り手の心が伝わる滋味深い味わいのスカンピンのパンに鰊の切込みがマッチし、國稀で購入した旨し酒も進みました

シンプルなフランス食パンは、もっちり感もありゆったり気分の朝食にピッタリ

くるみパンはそのままでも勿論美味ですが、軽くトーストして

パスタに添えても大ヒット!
つづく

