北海道での自炊は魚もそうですが初めて見る野菜に出会う事も多く、東南アジア並の新発見がたくさんあります
そんな北海道で、最近試したカラフル野菜2種
たもぎ茸
写真では少し分かり辛いですが、黄金色のキノコ『たもぎ茸』
カラフルな色に気後れし購入を躊躇し続けるも、共栄市場(琴似)に1株ごとにザルに盛られ輝く様に見えた『たもぎ茸』を「美味しそうね、いただくわ」と購入されたご婦人がいらっしゃり、美味しいのかもしれないと思考に変化し。近所でパック詰めではない物を探すも見当たらず
たもぎ茸ごはん
パック詰めの物でもまいっかと購入し、たもぎ茸を油揚げと出汁昆布で炊いてみました。米は炊込みご飯にも向いている北海道米『ななつぼし』+33雑穀米
濃いキノコの味と風味にしゃきしゃきコリっとした食感が心地良く、想像以上に美味!パッケージに書かれている様にだしのうまみを感じました
この日は、その他に糠さんまや塩秋鮭など北海道の食材が並ぶ晩酌タイム
たもぎ茸とは
北海道の短い夏。深い森の奥で実りのときを迎えるキノコがあります。ヒラタケ科の食用キノコ「たもぎ茸」。だしの元となるうまみ成分が豊富に含まれ、また、アミノ酸や多糖類が 多く含まれていることもわかっています。
たもぎ茸は日本での自生は主に北海道だそうで、道外でポピュラーではない事に納得。昨今では栽培も進み、近々、エリンギなどのキノコの様に日本各地の食卓に並ぶ人気キノコになる日も近いかもしれないですね!
ノーザンルビー
つづいてのカラフル野菜は、北海道生まれのピンクのじゃがいも『ノーザンルビー』。まずは色と味が一番分かりやすいかと、シンプルに粉吹き芋にしてみました
茹でても色は落ちず、綺麗なピンク!ホクホク感は若干少ないですが、口当たりも良く美味なじゃがいも
シャドークイーン
同じく北海道生まれのじゃがいも『シャドークイーン』と比較すると、ノーザンルビーの方が色が優しく美味しそうに感じます
初ノーザンルビーを食卓に並べたこの日は、その他ほうれん草と鱈のグラタン・野菜のトマト煮込みなどを並べた晩酌タイムに
粉吹き芋は翌日にセロリと茹で卵を加えポテトサラダにリメイク。卵の黄身がピンクと合わさり彩が綺麗になるかと予想しましたが、きゅうりなど緑の方が映えそうという結果に
その他ノーザンルビーは、ピンク色映えを狙いホワイトシチューの具材に使用してみました。荷崩れも少なくシチューの具材にぴったり!
紅くるり大根
カラフルな色が特徴的な野菜の中で、札幌の我が家の食卓によく並びます
ずんぐりむっくりした小ぶりな赤い大根『紅くるり大根』に出会ったのは、ライスランド深川。てっきり北海道生まれだと思っていたのですが、愛知生まれ!
ある日のランチは、中央から少し後方に丸っとご飯を盛り、鮮やかな色の紅くるり大根・スパイスカレー2種・ほうれん草と切り干し大根のお浸し・サラダなどのワンプレート
スパイスカレー2種は前夜のおつまみの残りで、割合手軽に作れる『アルキーマ(じゃがいもと挽肉)』と『サグカレー(揚げ卵入り)』
サグと言えば、サグパニール(ほうれん草とチーズ)がポピュラーですが、肉なしでつくるなら揚げ茹で卵も相性バッチリ
我が家にはフードプロセッサーなどの調理器具がなく、包丁で切ったほうれん草なので色が緑に染まらず舌触りにも難点はありますが、味はなかなか!
紅くるり大根は、軽く塩で揉んだ後に水気を絞り酢をベースにしたマリネ液に漬け込むだけで、色も綺麗に出てステーキなどの付合せにも彩が良く口直しにもバッチリ ※マリネ液:酢・塩・オリーブ油・ブラックペッパー
彩だけではなく通常の白い大根に比べアントシアニン含有量が3倍・抗酸化能が10倍で栄養価も高いのも魅力的
山茶茸
カラフル野菜(たもぎ茸・ノーザンルビー・紅くるり大根)の購入先『畠山商店』(西線6条or9条からすぐ)には、北海道産の野菜だけではなく、札幌のスーパーマーケットでは見かけない長野産の山茶茸
青森県産にんにく
割安な中国産のにんにくも並びますが、青森県産にんにくが手頃な価格で購入可能!品揃えが豊富なのは勿論の事、レジの女性スタッフが親切で感じが良く足が向きます
まだまだ収束に向かわず、終息もいつになるか分からない新型コロナウィルスの影響が日に日に増す様にも思う今日この頃
しばらく分の食料や生活必需品のストックはあり、不要不急の外出は控え晩酌のおつまみ作りと日本酒のストックで楽しみたいと思います