独自の琉球文化が根付く沖縄県は、日本だけれどもまるで異国に感じる風景に出会える事が多く色んな物に非常に興味が湧きます
そして、温暖な気候で育まれる沖縄の特産品もたくさん
カーブチー(左)/モーウィ(中央)/スターフルーツ(上)
のうれんプラザ1F奥“のんれんファーム”と、のうれんプラザ至近にある太平通り商店街の“奥間果物菓子商店”は沖縄の特産品の宝庫!
食材の買出しに出掛ける度にお初な野菜や果物などに出会える確率が高いです。その中で今回は3つの沖縄の特産品をピックアップ
モーウィ
1つ目は、写真中央に映る茶色の瓜「モーウィ=赤毛瓜」。昨今は鹿児島でも栽培される様になったそうですが、現在でも主な産地は沖縄
日持ちがしない為に、日本本土への出荷は僅かしかないそう
東南アジアと似た野菜が多い沖縄ですが現地の市場でも見かけた覚えがなく沖縄で初モーウィ調理。茶色い皮を剥くと香りは”きゅうり”
冬瓜とどう異なるか試したくよく作るスープ煮を作ってみました
味はというと冬瓜よりも食感があり切った時はきゅうりの香りでしたが煮る事により甘い独特の香りに変化
この日は沖縄の特産品モーウィのスープ煮を作ったので、沖縄の食堂の定番メニュー“ポーク玉子”とゴーヤーのお浸し&サラダで乾杯!
カーブチー
2つ目は、柑橘類。「カーブチー=皮が厚い」という意味だそうで、温州みかんに比べると確かに皮が厚い!
朝食のデザートやおやつでちょこっと食べるのにピッタリサイズ。皮は厚いですが..
果肉は種入りで色はグレープフルーツに似ています。温州みかんより酸味が強く爽やかな味。皮を剥くとシークワーサーとこぶみかんを足して割った様な香りが部屋中に広がりアロマ代わりにも◎
スターフルーツ
3つ目はゴレンシ(五歛子)の和名を持ち切ると星形になるキュートな果物スターフルーツ。上記の写真ではまだ熟れていない為、追熟させてからいただきます
数年前にタイ滞在中に初めて食してみたスターフルーツ。東南アジアでは割とポピュラーで、果物としてだけではなく酸味の強い熟していない物を野菜として食す事もあり
さて星形の先の黄緑の部分が茶色に変わり身の部分の黄色が濃くなった頃が食べ頃
ほんのり甘酸っぱく桃の様な香りとリンゴに似た味わいもあり、ハマる味
熟していないとキュートな星形で桃の様な甘い香りで魅力的なフルーツは暴力的に酸っぱく口の中の水分を全て持ってかれる様で苦手になってしまうも
フルーツとして食す際は熟れ頃に要注意
近年スターフルーツは宮崎県でも栽培されていますが、主な産地は沖縄県
モーウィの日本の産地は沖縄県以外に鹿児島県・カーブチーの産地は沖縄県のみ
3つ共に日本では沖縄の特産品と言っても過言ではなく、他県で市場に出回る事は少ない為に目にする事は沖縄限定になるかもしれないレアな物
那覇を散策中に見掛けたバナナの蕾
そう言えば、沖縄在来種の「島バナナ」が国産品のバナナとして貴重だというニュースを観た事があるのですが、まだ売られているのを探し当てていません..
その他にも未知なる沖縄特産品にまだまだあり、まだまだ出会えそうな予感
追記
見つけました!島バナナ