☆ベンタン市場にスパイスを買いに行ったついでに、ホーチミンでロティチャナイ(マレー料理)を朝食で食べよう!と張り切って出掛けた日の出来事
ロティチャナイとは、マレーインド料理のひとつでそれはもう悶絶のおいしさ!!東南アジアB級グルメの最高峰と呼んでも過言でない一品
パイでもクレープでもない、表現が難しいですがとにかく美味
そして、絶妙のスパイス加減のカレーが添えられ1リンギット(約27円)でマレーシアでは食することが出来ます
それはさておき、ホーチミンに到着後3泊宿泊したホテルの朝食会場ではパンと珈琲しか食さない8名程の団体の客に遭遇
お話する機会があり伺った所によるとコタキナバルのイミグレのスタッフでホーチミンへ慰安旅行に訪れているそう。食に制限があるムスリムなのでホーチミンの食は厳しいと言ってましたが、そんな彼ら御用達のお店が数軒ベンタン市場の近くにあるそうで、ロティチャナイやナシゴレンもあるけどコタキナバルより高すぎてびっくりする!
なんて笑っていたのを思い出し
彼らはどのお店を利用したのかまでは聞かなかったのですが取りあえずベンタン市場の程近くの小さな路地に数軒並ぶハラルマークのあるお店を物色
どのお店にしようかと眺めていると一軒のお店のスタッフがメニューを見せてくれロティチャナイがあるのを確認し入店
Hjh Barsiroh Hj Aly
小奇麗な店内は空調が効き調度品も凝っています
ロティチャナイにはテータリッ(マレーシアのミルクティ)がぴったりなので、ドリンクはテータリッをオーダー
確かに彼らが言っていたように少々値段が張りますね(;´∀`) マレーシアなら1.2リンギット=約33円
Teh Tarik 30,000Ð
ホーチミンの街中で珈琲を飲むならこの位の価格。小奇麗なレストランだし味が良ければそれでね!って話なのですが、このカップからして・・・(;´∀`)
味はというとぬるっ!!!砂糖入れすぎ。引っ張ってないだろうみたいな味(マレーシアの紅茶は引っ張って入れるのが特徴)
テータリッはあれだけど、ロティチャナイが美味しければそれで!他のメニューには目もくれずオーダー
ロティチャナイ 35,000Ð
え?!!これは本当にロティチャナイ?
例えるならば物凄くとてつもなく油ギッシュなクロワッサンを無理やりフライパン返しで押し付けて温めた感じ。そして、添えられたカレーの味が強力!!酸味と塩分が強すぎて梅干しの液みたいな味でスパイスの風味が皆無
このロティチャナイ、マレーシアで食する価格の
6倍弱!!!
他にも料理を待つ間にメニューをみさせていただいたのですが、イカンゴレン(魚の唐揚げ)18万ドンなど強気過ぎる価格設定に驚愕
極めつけはお会計。オーダーは相方とふたりで訪れたので2つオーダーしたのですが、なぜか1つしか出てこずある意味ラッキーだったのですが、ロティチャナイ+テータリッで65,000Ðのはずが70,000Ðとの事。税かな?と思ったけど中途半端
指摘すると渋々というような感じで5,000vndお釣りが差し出されました。5,000Ðといったら25円もしない金額なのですがせこく稼ごうとする輩や味が不味い店には1円足りとも置きたくないのです!
どこの国でもそうですが、異国の料理というのはなかなか美味しい味に出逢うのは至難の業だと改めて勉強になりました
それにしても、コタキナバルのイミグレさんたちはこんな味でこの金額。さぞかし食事情は大変だったというのは想像に難しくないですね