
函館から青森へフェリーで渡り、東北各地を駆け足で巡った先々月
その東北旅の最後の食事は、沖縄へ向かう便の搭乗前に仙台空港でいただいたユニークなオーダー方式のラーメン屋
仙台空港2F 国内線制限エリア

ラーメン屋さんだけれども店舗入口に立つ案内板には、ちょっと首をかしげてしまいたくなるような①かごを持つとの表記

それもそのはず!まずは冷凍スープがずらり

品切れの商品もありましたが、こんなに種類豊富だと迷いに迷ってしまいますよね!

続いて、麺コーナーへ

お勧めの組み合わせの提示もあります
◆ホヤだし◆(1,000円)◆ウニだし(1,150円)など三陸らしいラーメン出汁からオーソドックスな◆鶏だし(900円)まで揃うだし廊ゴールドのメニュー

だし廊は、仙台市内に4店舗を展開し、各店独自の「出汁」にこだわったバラエティ豊かなラーメンを提供しています。
だし廊ーGoLDー(ゴールド)には、各店の「だし」が集結。まさにだし廊各店の「黄金」の出汁を1店舗で楽しめるお店となります。
なるほど!奇抜な店名の中に隠された思いが伝わります

さて、スープと麺をセレクトした後は会計カウンターで支払いを済ませ
飛行機の離発着を眺めながら待つこと数分

大きな三つ葉に華を感じる容姿端麗の一杯とご対麺

濃い醤油色のスープは、冷凍だからと侮るなかれのイワシ出汁をしっかり感じれる味わい

イワシだしには細麺が推奨されていましたが、その時の気分でセレクト

丁寧な仕事が伝わるチャーシュー

メンマの食感も◎

味玉は黄身が流れ出すタイプなので好みは分かれるかもと思いきや、相方のはほぼ全熟状態だったので運!?
私見では品のある中に総じて塩分濃度が高い一杯という感想ですが、それがまたこの地域性を感じられ
東北旅の最後に相応しく良い思い出となりました

相方セレクトはというと、非常に繊細で旨味たっぷりな味わいの塩ベースの貝だしラーメン

あまり食す機会が無いタイプだからと、こちらをチョイスした模様。どことなくマレーシアの麺料理「板麺(パンミー)」を想起します

空港の制限エリア内の空間なので、搭乗前の隙間時間にサッと食せる点も◎


尚、油そば(750円)~は機内持ち込み可能

同フロアの近隣ショップにはこれぞ空弁!というタイプの◆銀鮭のはらこめし(1,300円)◆牛タンと仙台牛弁当(1,600円)など
この地方ならではの名物弁当もズラリ

もっと手軽な◆おにぎり弁当(432円)

更には手作り感溢れるおにぎりも並んでいました

利用時は閑散としていましたが、仙台駅からのアクセスも良好で清潔感があり
コンパクトで使い勝手の良さを感じた仙台空港

機会を見つけ、食べ逃した牛タンやセリ鍋を目当てに再訪したいですね!

そうそう、仙台から那覇へ向かう空の旅の途中、窓の外に見えた山頂の雪が印象的でした。まさか富士山ではないだろうし、何山なんだろうな?
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