【札幌・北4西14】昭和にタイムスリップ! “ラーメン 華龍”

🇯🇵日本・北海道の旅

ついつい見つけると立ち止ってしまう”氷柱”

この日に遭遇した氷柱は、北国らしい建物の屋根から連なっていました

真下から見ると、凶器にも思えてちょっと怖い感じもしなくはないですが…

そんな札幌の冬らしい風景を探しながら、とあるカフェを目指したのですが…

何度も言いますが、札幌は日本の他の地域と比較して飲食店の価格は総じて高めの観光地プライスな上、その対価に見合ったクオリティではない店が多く存在し残念な気持ちになります

この日もちょうどそのような店に当たってしまい…

あぁあぁと思いながら歩くと、交差点の角に見えたラーメン店にロックオン。暖簾の雰囲気からして、個人的にグッと引きよされるものがあり

ラーメン 華龍

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の259番へ

信号を渡り店頭まで来てみると、昭和の香りが漂う雰囲気にノックアウト

更に、先ほどのカフェとは打って変わり、お財布に優しい価格設定

扉を開けると、これまた先ほどのカフェのスタッフの暗い雰囲気で素っ気ない対応とは打って変わり、元気いっぱいのおかあさんが”寒かったでしょ、どこから来たの?”と気さくに声をかけてくれるアットホームさ!

沈んでいた気持ちも一気にパッと明るくなりました

ラーメン 華龍 メニュー

懐かしさを覚える壁に掲げられたメニュー札の価格は、ずっと昔から変わらないそう

ラーメンとカレーライスだけのシンプルなメニュー構成ですが、どちらも日本人なら大好物な物の一つに入る人が多いですよね!

ファンタ100円のメニュー札を眺めると、子供の頃にタイムスリップした気分にならなくもない不思議な空間

更に、昭和が香る赤いカウンターテーブルが、より一層懐かしさを誘います

そして、本棚にずらりと並ぶ退屈しのぎの漫画本もありますが

シャキシャキとした動きで手は動かしながらも合間に話をふったりと、さながらスナックのベテランママさんの様に聞き上手でありながらしゃべり上手でもあるおかあさんのトークで

着丼までも楽しめました

みそラーメン ¥500

さて、カウンター越しに”お待たせ”と登場した一杯

“一口スープを飲んだ瞬間はしょうゆと味噌の中間のような印象。よく混ぜてから再度飲んでみるとスッキリと塩梅良くなると共にどさん子を彷彿するしょっぱさも併せ持ち、ご飯が欲しくなる味噌味でもある気がした。くどくないのでランチに食べても胃もたれしないのが良い” by相方談

正油(しょうゆ)ラーメン ¥500

一方、湯気が立ち上る温かい一杯で、レンズが曇ってしまった私のオーダー

ラードで蓋をする札幌ラーメンならば湯気はなくレンズが曇る心配も要らないので油断してしまった模様

もやし等の野菜は茹でたものをトッピングされていたので、スープが薄いかな?と思いましたが、飲んでみるとそんなことはなく

どこか懐かしく優しい味

麺は札幌らしい縮れ麺

しょっぱめのメンマ・しっかりタイプのチャーシュー・たっぷり入った野菜と、食べ応えがありながらも、さっぱりした味でスルッと胃に収まりました

そして、最後にごちそうさまを言った時にキラキラとした明るい笑顔が印象的なおかさあさんでした

昨今は小洒落たラーメン店も多くなり、味の選択肢も幅広くなりましたが、昔ながらのラーメン店というのも良いものですね

来札後に訪れた札幌のラーメン店ではあり得なかった予想外の質問に戸惑いながらも1番ユニークとも思え記憶に残る1軒にもなりました

やはり口コミや値段じゃなく、人情のある店はしみじみとしますね!

洒落た店内で見栄えの良い料理が提供され口コミ評価が高いとしても、対応が無機質ならば全てが残念に思えますから…


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