【札幌・桑園】2Fのカフェ “高級食パン専門店 乃木坂な妻たち”

来札前に札幌について予備知識はほぼ無く、ユニークな地名が多いことを滞在しいく中で知ったのですが、”桑園”もその一つ

由来を調べてみると

 明治8年(1875年)開拓使は、これからの屯田兵に養蚕をすすめるための計画の一つとして、北1条より北10条、西11丁目から西20丁目の地域を全部桑畑にする事に決めました。

その頃の桑園は大木なども生い茂る荒れ野や湿地が広がっており、野生馬が沢山いてつむじ風のように駆けていました。

桑園地区連合町内会より引用

なるほど、”桑園”には本物の桑園が広がっていたんですね

乃木坂な妻たち 札幌桑園本店

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の260番へ

さて、そんな桑畑が広がっていた桑園も明治の末には民家が増え始めたそうで現在は住宅街

なのですが、その一画に周辺と調和が取れていないようなインパクトのある店名とキッチュな色使いの外観

店内

店名もですが食パンのネーミングセンスにも品性が欠けるように感じますが、ここは”高級食パン専門店”だそうで

1Fは食パンなどの販売・2Fはカフェスペースと、1軒家が丸ごと店舗

乃木坂な妻たち カフェメニュー

カフェを利用したい旨を告げると、愛想の良い若い女性スタッフが”端のレジへどうぞ!”と、誘導してくれました

“あなたのハートにズッキュン”って、どんなドリンクなんだろう!?

乃木坂な妻たち 2Fカフェスペース

オーダーと会計を済ませると”2Fのお好きな席でお待ちください”と、ニッコリ笑顔がキュートな女性スタッフからの案内があり

階段を登りカフェへ向かうと、広がっていたのは店名とは裏腹に寛げる空間

私たちが利用した際には先客は無く、まるで自宅に帰ったかのような気分でソファーでリラックスできる雰囲気 ※後客も無く非常にゆっくり過ごせました

暖房はしっかり効いていましたが、ブランケットの用意もあり

迷いに迷い席を決め、コートを脱いで落ち着くと次にロックオンしたのは

オーブントースターがたくさん並んでいる!!

7種類のトースターがあり、自分好みに焼いて食パンを食べ比べれるという仕組み!しまった、オーダーを間違えてしまった…

ドリップコーヒー ¥310/ カフェラテ¥400

そうこうしている内に、キュートな女性スタッフがコーヒーを持ってきてくれ、スタッフの制服や流れるBGM(乃木坂46)が、少しだけメイドカフェ気分を連想させてくれます

ハムとチーズのオープンサンド ¥1,000 ※1ドリンク付き

おばあちゃんのラーメン店の後でしたが、まだ少し入りそうという相方リクエストでパンメニューの中からオーダーしたのですが…

既にトースターで焼かれたパンな上に、ロークオリティさが否めない…

気を取り直し、再度オーブントースターのもとへ

オーブントースターを設置する台も用意され、至れり尽くせり!

次回利用する機会があれば、間違いなく乃木坂な妻たちの食パン食べ比べセット(¥1,300)をオーダーして楽しもうと思った札幌の昼下がり

そうそう、ドリンクの2杯目は半額で“ななみんへの郷愁”を追加オーダーしようか迷いましたが、これも次回のお楽しみにとっておきました

因みに、カフェスペースでの飲食はカフェメニューのみ

正直、カフェメニューの味に過度の期待は禁物ですが、落ち着いて寛げる空間で気に入りました。更にエンドレスで流れる初めて視聴した乃木坂46のBGMが、自分の知らない異空間に感じさせてくれるのもイイですね!

どの客層は狙っているのか?コンセプトに謎をも感じましたが、ある意味それがまた心地良く老若男女問わずゆっくりできるカフェだと思います

さて、『乃木坂な妻たち』を後にし桑園を散策すると、脇道の雪山はまるでチョコレートケーキの様な層!

氷柱がエアコンの室外機と一体化!!

そして、桑園から徒歩でもそんなに距離はない大通公園へ

昨年は雪まつりで大勢の人で賑わっていましたが、コロナ禍の今年は人影もまばら。とはいえ、ソーシャルディスタンスを保て散策がゆっくりできます

ベンチが埋もれている風景は、北国ならではですね!

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