これからの季節に札幌で身体の芯まで温めてくれる一杯といえば名前が上がる1軒ではないかと思われる全国区の知名度を誇る有名店
2代目 村中教愛氏が当主だった1994年に現在の地へ移転しモダンな造りに変身。現当主は3代目 山岸敬典氏
オーダーしたラーメン
私はしょうゆをチョイス
菊水のチルド麺『さっぽろ純連 正油』が美味だったので、本物も食べてみたかったのです
それはともかく、純連本店でのしょうゆスープの味はというと
一口目は濃いかな?と感じましたが食べ進める内に塩梅良くなるマジック
そしてスープの表面はラードの油膜で覆われてはいますが、オイリーさは皆無で奥深くキレのある味わい
一口目は気を付けないと口の中で火事が起こってしまうほどの熱々の黄色いちぢれ麺
しっかり目の味付けで肉の味わいも感じられる大ぶりな赤身のチャーシュー
チャーシューの下には、札幌ラーメンらしい炒めもやし&玉ねぎ
食感の良いメンマに香りとシャキシャキ感が絶妙な葱のトッピングも◎で全体的にバランス良くまとまった一杯
ほんのり甘めの味玉は丼顔が華やかにはなりますが、味的には可もなく不可もなく。個人的には無い方がベターにも感じました
他店では感じたことのない香り高い胡椒をぜひ一振り試してみてください
相方セレクトは定番のみそ
チャーシューが正油とは異なり割いたような状態でのトッピング
力強い味噌の味で『すみれ』と共通するようで異なる味わいの最後まで冷めないスープ
そして札幌ラーメンらしさを感じる森住製麺の黄色いちぢれ麺
若干固めの茹で加減で最後まで伸びずに熱々スープと共に美味しくいただける点もポイント高し
サーブされた時点では”少ないかな~”と思う量に感じましたが、食べ終わる頃にはこれ以上食べれられないと思うほどの腹具合になり計算されている!?
チャーシューと卵のみというシンプルな具材で、ラーメンにベストマッチな味わい
因みに先月ファミマのお母さん食堂から『さっぽろ純連監修 冷凍チャーハン』が発売されており、早速購入して試してみたい!
店内の様子 & 感想
カウンター9席+テーブル席×2卓(4人掛け)
こじんまりしていますが席間隔もそこそこありゆったりした空間に感じます
カウンター席は一蘭スタイルの衝立等はありませんが、隣席との距離が保たれ特に気になりませんでした
知名度も高い有名店が故に味については賛否両論ありますが、個人的には非常に満足度の高い一杯で寒い身体も温まり至福のランチとなりました
ごちそうさま
純連 駐車場
店頭の他、平岸通を挟み更に数台駐車可能
若干離れますがもう一箇所あり
私たちはポロクル(レンタサイクル)で訪れ店頭の隅に駐輪したのですが、帰り際にキュートなネーミングの『シャトー純連』の文字を発見
ラーメン店でありながらマンションでもあるビルという事!?
周辺の様子
美味しくラーメンをいただいた後、自転車で坂道を下ると色づき紅葉の見ごろを迎えた木たちに遭遇
この日は手袋必須なほどに秋の深まりを感じる札幌
純連を食すのにベストな気温でもありました
純連 メニュー
営業時間▶ 11:00~21:00
定休日▶ 年中無休
入口至近に券売機があり食券制ですが、メニューは卓上に置かれています
平日午前11時40分頃入店で運良く席が空き待ち無しでしたが、その後は窓際にずらりと待ち客あり(回転は速い)