気紛れで下調べなどせずに訪れた識名周辺。ランチを下地そばで済ませた後は識名園へ
赤い柱に風情漂う文字の門をくぐり入園
※入場料¥400(大人)
独特の空間が広がる園内
石畳に似た様な道の脇には大きな木が連なる林
首里城からつづく金城町石畳と同じく、小さい子供さんや年配の方には難あり
入口から通用門・正門と木陰の林と歩き、パッと開けた明るい雰囲気になると大きな池
振り返るとエメラルドグリーンにも見える泉もありました
そして、さらに進むと御殿。総面積畳約159坪・畳300枚を使用されているそう
御殿からは池にある六角堂が眺められたり
綺麗に整備された廊下を歩きながら、琉球王家の気分を少し味わってみたり
畳の上には一つ一つ丁寧に説明書きあり
え?ここで調理する!?と思いきや、焚口は土間。これは大きなまな板だった様です
害虫を防ぐ工夫などもされいたのですね
さて、御殿を後に琉球石灰岩で造れた中国を意識したデザインの石橋を渡り六角堂へ
石橋の上から見た御殿と六角堂
六角堂は窓越し拝観可能。木の袂に置かれた石が印象的
六角堂から順路通り進むと少し丘になった所から
自然に囲まれリラックスできた空間だっただろうと想像しながら御殿を眺めます
滝口・舟揚場を過ぎ、階段を登ると少しジャングル風の道が続き
小路を抜けると那覇が一望できるスポットへ
識名園からの那覇の眺め!遠くまで見渡せます
脇には勧耕台碑が建てられており、手入れの行き届いた田畑を見て王が心から人々を励ましているとたたえたと書かれていました
先週末に那覇を台風が襲った面影もない程に、識名園の手入れは行き届いており緑が非常に美しい
そして、園内の要所要所には説明書きもあり見応え満点
最後のスポットになる番屋は石段や石垣に囲まれ、これまた風情あり
中国からの客人を接待したと言われている琉球王家の別邸は、琉球と中国の文化を織り交ぜた趣のある場所でした
客人たちからは『宝石をちりばめた箱庭』と呼ばれていたほどだそう
訪れるまで知らなかったのですが、識名園は2000年に世界遺産にも登録された名勝
沖縄・那覇を訪れた際に、識名園を訪れてみるのもまた良い沖縄の思い出になると思います