安価な割に清潔感がありぐっすり眠れたマータラのホテルで朝食をいただき、パッキングを済ませチェックアウト
宿を出てバスターミナルまで歩く予定でしたがちょうど前にトゥクトゥクが停車中
すぐそこだけれどもスーツケースを引きながらの炎天下は思ったより疲労困憊するので乗せてもらう事に
トゥクトゥクドライバーにマータラからバスでの行先を聞かれ『ひょっとしてティッサまでトゥクトゥクで行く?』と勧誘されるのかと思いきや
少し大回りをしてティッサ行きのバスが止まっているすぐ近くまで送り届けてくれました (Rs.100/約600m)
午前10時前に到着したバスターミナルはそこまでの混雑はないものの
スリランカを旅をしていると感じさせてくれる混沌とした空気が漂います
乗込んだバスは煌びやかな仏様も飾られた車内で、既にスリランカミュージックが鳴り響いていました
前回のスリランカ旅はパックパックだったのでローカルバスの利用も気になりませんでしたが、今回はスーツケース
置き場はあるのかな?と不安でしたが、乗車前に車掌さんがバス後方の荷物入れに積んでくれました
まだ乗客が少なくガラ空きで発車までには時間を要すると思いきやそんな事はなく、運転手がビンロウをギアーの横にスタンバイした後、5分程度で出発進行!
スリランカはトゥクトゥクやバスのドライバー及び車掌はビンロウ好きが殆ど。噛んでは窓から吐き出し水を口に含みまた吐き出しと
気持ちの良い光景ではないんですよね
それはさておき、マータラを出発後は海岸線沿いを走ります
所々で乗客が乗降車し、片側一車線の道を猛スピードで突進!
危険な追い越しもお手の物で対向車線から車が向かってきてもお構いなし。そして、急ブレーキが多く肝を冷やします
運転手のすぐ後方に乗車した私たちは、かなりのスリルを味わう事になりバスではなくジェットコースターに乗っている気分でした
途中、いくつかの街のバスターミナルにも立ち寄りました
スリランカのバスにも降車ボタンのような呼び鈴がありますが、降車する少し手前になると出入口のドア付近に立って待つのがルールらしく
停車してから立ち上がっても降りれないかもしれないほど途中の降乗車には時間をかけず、ひたすら猛スピードで突っ走っていたのが印象的
さて、だんだんティッサに近づいて来ました
少し開けたこの街はハンバントータのバスターミナル至近
マータラからひたすら走りハンバントータで約10分程の停車あり。車内にトイレはなく行きたい場合はここで車掌や運転手に一声掛けてから済ますと良いかも
ハンバントータのバスターミナル至近には市場もあり、大勢の人で賑わう風景が車窓から見えました
さて、あともう少しでティッサ
野生動物や放し飼いの家畜の姿が見える凸凹のない平坦で整備された道をひたすら走ります
そして、マータラから約3時間弱で到着!
正式名称はティッサマハラマですがティッサでも通じます
思いの外快適で到着も早かったスリランカの路線バス
危険が伴うほどの猛スピードでブッ飛ばすだけあります
バス料金:Rs.167/名
荷物料金:Rs.200(2名)
※この後も他路線のバスを利用したが、荷物料金を取らない場合もあり
所要時間:約3時間弱