面白い発見をした。マレーシアのライオンダンス(獅子)で登場する食べ物はミカンだったのに、何故ベトナムでは白菜だったのか?についてまとめてみた。
ちなみに今現在、この違いを比較している記事は無かった。
さて今日はマレーシア(クアラルンプール)のモールでランチなので軽めの朝食。オレンジジュース飲んで出発です!
モール内が賑やかだったので行ってみると。
早速、獅子(ライオン)を発見!
こんな狭い店内に人が集まって写真撮ったりしてた。
もう一つの動画は、旧正月時期のライオンダンスショーの日。こっちは、ちゃんとダンスしてます(笑)
なでなで
カメラ目線。
子供が獅子の口の中にお年玉?の封のようなものをあげてたように見える。
ミカンぽろっ。
獅子が口でミカンくわえて、ぽーーーーーんと観客にほうり投げてた。
この時は日本の獅子舞と全然違って面白いね〜と思ってたんだが、そういえばベトナムは白菜じゃなかった!?
ライオンダンスはアジアの伝統文化の象徴であり、特にベトナムとマレーシアで人気がある。この舞踊は、新年や祭り、特別なイベントでよく見られ、幸運と繁栄をもたらすと信じられている。しかし、一見同じように見えたライオンダンスは、ベトナムとマレーシアで次の違いがあった。
マレーシアのライオンダンス
- スタイルと意味: マレーシアでは、ライオンダンスは中国の伝統に深く根ざしており、特に中国系マレーシア人コミュニティで盛んに行われる。
- パフォーマンス: マレーシア版のライオンダンスには、高さを競う「ポールジャンピング」が特徴的で、これは非常に訓練された技術を要する。
- 色彩: 赤と金色が主に使用され、これらは幸運を呼び込むとされる色である。
- ミカンの象徴性: ミカンはマレーシアにおいて繁栄と幸運、特に金銭的な豊かさを象徴しています。
- パフォーマンスの一部として: マレーシアでは、ライオンがミカンを「食べ」、その後、「吐き出す」ことで、その場にいる人々に幸運がもたらされるとされる。この行為は、繁栄を象徴しており、特に新年や祝賀会で見ることができる。
- 世界の中国文化圏:この習慣はマレーシアのみならず、中国や世界中の中国文化圏で見られる習慣である。そのため、マレーシアのライオンダンスにおけるミカンの使用は、文化的なつながりを強調し、世界中の人々に幸運と繁栄をもたらすことを目的としていると言える。
ベトナムのライオンダンス
- スタイルと意味: ベトナムでは、主に旧正月(テト)の祝賀で行われる。
- パフォーマンス: ライオンはしばしば機敏で敏捷性が特徴であり、演技中にはより複雑でアクロバティックな動きが含まれることが多い。
- 色彩: ベトナムのライオンは、赤、黄、緑など、多彩な色で装飾されていることが多く、これは幸運と繁栄の象徴である。
- 白菜の象徴性: 白菜は繁栄と長寿の象徴とされ、ライオンダンス中に白菜を食べる、または摘む動作をすることで、これらの祝福を受け取ると信じられている。白菜はその形や構造が重なり合って長く続くことから、長寿や幸福な生活を願う象徴ともされている。
- パフォーマンスの一部として: ベトナムでは、ライオンが白菜を「食べる」パフォーマンスは、見る人々に幸運と繁栄を分け与えるための象徴的な行為とみなされる。
- 文化的な伝統と結びつき:白菜を用いることは、ベトナムの文化や伝統に根ざした習慣であり、農業が基盤であるベトナム社会における自然との密接な関係を象徴している。また、これは祖先への敬意を示す行為でもある。
ちなみにベトナムはライオンダンスという同じような文化は残りましたが、中国文化圏ではなく、ベトナム文化です。ベトナムは紀元前から1000年ほど漢、隋、唐といった中国王朝に支配されていた時期があり、938年にベトナムとして独立している。
以上、マレーシアとベトナムのライオンダンスの興味深い違いでした。
それにしてもマレーシアはモールが多いね〜。
でも涼しくて快適。モール内だけで散歩になる。
だよねだよねヌードル!
ゲームセンターの人形もほっかむり。
黄金の桃。
DAISOジャパン。
さてスーパーで買い物。マレーシアはココナッツが豊富。
ココナッツ水まで売られてる。
なんだこれ?上等乾燥白菜!?どうやって食べるんだろ。
さて雨が降りそうなので早めに帰るか。熱帯雨林気候のマレーシア(クアラルンプール)は天気がわかりやすい。
ってことでマレーシアの派手なライオン(獅子)たちでした🦁
オラも獅子なんですけど。。。
庶民派の獅子『今日も掃除するか〜』
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