かつては「琉球王国」と呼ばれ独自の文化を形成した沖縄
その歴史を今に伝える街・那覇北東部「首里」
そんな趣深い首里の街の雰囲気とフィットする老舗の奥ゆかしい沖縄料理屋さんでランチをいただきました
かういう私も利用当日午前11時頃に予約の電話をしてしまい予約不可と知ったのですが、丁寧に対応して頂き
先着順との事でオープン10分前に到着
素敵な玄関アプローチにうっとりし
つい歩を進め玄関辺りまで到達するとオープン時間までまだ5分ほどありましたが
どうぞと招きいれていただき1番乗り
席へ着くとノスタルジックで風格のある湯呑に注がれた温かいさんぴん茶が届きました
富久屋 ランチメニュー
◆いなむどぅち定食◆中味定食
◆沖縄そば定食◆ゆし豆腐定食など
んむわかしー定食
身体が喜びそうなお料理の数々が並ぶお膳に目でも美味しさをキャッチ
んむかわしーは汁物の料理名
特有の色合いの紅芋をはじめ
三枚肉・赤身肉・島豆腐・ホウレン草などが入る鰹出汁が効いた味噌味の汁物
鮮やかな紅色が印象的な「紅芋」は、今や沖縄を代表する食物の一つ。琉球王国の時代から沖縄の暮らしを支え続け、現代では人気のお土産や加工品としてもおなじみ
なるほど!紅芋は琉球王国時代から沖縄で親しまれていたんですね
副菜はかんぴょうやクーブ(昆布)などの炒め煮
美しく結わえられた葱は塩梅の良い酢味噌添え
シャキシャキ食感もまた素晴らしい
かまぼこをネギで巻くだけでこんなにおいしい! 首里の郷土料理又吉さんちの「びらがら巻ち」
このお料理!?
そして沖縄ならではの食材「田芋」を使用したドゥル天
香ばしく揚がり表面カリッと中もっちり!
椎茸の風味や豚肉の食感も相成り至福の味わい
大根・人参・きゅうりが添えられた口直しにぴったりのもずく
炊き加減抜群の黒米ごはん
さらに落花生の味が最大限に活かされた香り高くもちもちのジーマミー豆腐
最後にいただきましたが、おかずとして頂いても◎の逸品
むじぬ汁
んむわかしー定食と副菜などは同様で、こちらもヘルシー感満点
田芋の茎(ムジ)をはじめ
三枚肉・赤身肉・田芋・島豆腐が入る鰹出汁ベースの味噌味の汁物
手前の四角いのが田芋
そうそう、汁物の後半で左端のコーレーグースを少し垂らすと辛味と旨味がアップ
最後の1滴まで美味しくいただきました
店内の様子
木の温もりが最大限に感じられるテーブル席×2卓
風情ある畳の座敷席×4卓(座布団の他高座椅子もあり)
掘り炬燵席×1卓・1名席×1卓
どのお料理も品のある味わいでお店の雰囲気も素晴らしく
この上なく至高の首里ランチとなり価値ある時間が過ごせました
ごちそうさまでした
さてその後は
久しぶりの首里散策へレッツゴー
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