朝起き窓の外を見ると青空が見えた真冬のある日の函館
かなり前からの相方リクエストでやっとその日が巡って来た気がし、お隣の北斗市へ電車でレッツゴー
まずは出発点となるJR函館駅へ到着
絶好の天気とはいえないもののまずまずで幸先の良いすべり出しと思うも、改札口をICカードで通ろうとすると読み取る場所がみつからない!
オタオタしていると駅員さんから切符購入を促され切符売り場へ行くも目的地の駅名がない!
券売機
再び改札口へ戻り駅員さんに行き先の駅名がない事を告げると
え!?これ!?と思うような小さな券売機を指しで教えて頂き、ちょっとズッコケ
2016年(平成28年)3月26日の北海道新幹線 新青森駅 – 新函館北斗駅間の開業時に、並行在来線として北海道旅客鉄道(JR北海道)から経営分離された江差線 五稜郭駅 – 木古内駅間の運営を担う鉄道事業者である。
気になり調べてみました
現在は函館に本社を置く第三セクター鉄道だったんですね!
車内の様子
出発3分前にホームへ到着すると既に乗車可能な状態
ワクワクで乗込むと先客は1名のみ
その後に乗客は現れず
先客と相方と私の3名のみを乗せ出発進行!
そして次の『五稜郭駅』で先客の方は降車
ラッキーな事にレトロ感満点の列車を貸切り乗車!
北斗市の無人駅①
その後の駅で乗客が1名増えたのみで、ゆったりと車窓からの風景を楽しみながら約14分の短い列車旅が終了
改札口はなくそのまま駅外へ出て振り返ると見える小屋
前を素通りしてしまったけれどこちらから眺めると興味深くUターン
そして扉を開けてみるとそこは無人駅の小さな駅舎
過去に遭遇した新十津川駅(現在は廃駅)の更に上を行く哀愁漂う東久根別駅!小さな駅だとは想像してしましたが斜め上を行っていました
そして少し経つと青空から一転まさかの雪が降り出し、すぐ止むだろうと思うもなかなかどうして
容赦ない雪の中を歩き、相方達ての希望地まで何とか到着
函館マーライオンを正面から拝めずのハプニング発生で、カットハウス前でしばし雪宿りをさせて頂きました
それから少し歩くとほっこりする看板の『七重浜 のとや』でランチタイム!
北斗市の無人駅②
その後にまたしても大雪の中でプチハプニングが起こるも
どうにか函館へ帰還できる駅へ到達
東久根別駅と同じく無人駅ですが大きさはあり、到着時には1時間に1本程しかない列車を待つ先客が既に5名ほど待機されていました
余談ですが東久根別駅・七重浜駅共に暖房完備で暖かい待合室でした
一足先にホームへ降りてみました
七重浜駅の入口は歩道橋の役目も果たしており
通り抜けされていた方も1組あり
ながれま号
そうこうしている内に乗車する列車が入って来ました!
往路は空いていましたが復路は乗車率70%ほど
“天気が良い日は函館山が見えます”と窓枠に書かれていましたが生憎の雪で何も見えず
それでも雰囲気のある列車に乗車できただけでも儲け物ですね!
毎度ですが下調べの詰めが甘く今回も珍道中となった行程もあり
更に晴天が続いたならばもっと楽しめたかも
何はともあれ函館駅へ到着し何だかホッ
ただせっかくの雪国!雪の降る日にしか見れない光景もありで思い出深い道南での1日となったのは間違いありません
それにしても何処も彼処も廃線になる地域が増える中
道南いさりび鉄道さんにはこれからも頑張って頂きたいですね!
※現在はまん延防止措置の為停止中ですが、五稜郭駅⇔木古内駅間をお得に乗車できる1日乗り放題切符の販売もあり →道南いさりび鉄道乗車券案内
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