スノーシューズからスニーカーに変わった先月下旬頃から足元から春を感じられるようになり
今月に入り移動手段も徒歩から自転車にチェンジ
豊平川の河川敷のサイクリングを楽しみながら、札幌・東区の苗穂エリアの少し先にある蕎麦屋を目指し自転車で出かけてみました
そば処 緑寿庵
色褪せた年季の入る外観から少し草臥れた様な第一印象を持ちましたが、口コミ評価は高く美味しいと信じて暖簾をくぐります
店内
1979年に創業されたそうで外観同様に年季の入った趣を感じる店内は、入店時は既にカウンター席・テーブル席は満席
“相席になるかもしれませんが”と一言添えられ、小上がり席へとの案内で着席した時の時刻は11時半前
その後、どんどん客は増え相席はもちろんですが待ち客もできるほど
そば処 緑寿庵 メニュー
裏面にもメニューが書かれているとは知らず、オーダー後に発見!
つけ天定食が魅力的に感じましたが、後の祭り
海老天そば ¥1,100
さて、割と着丼は早く、まず登場したのは相方のオーダー
素っ頓狂な声が出てしまいそうな程のビックサイズの海老天トッピングに驚愕!!
横から見ると更にパワーアップした大きさに見える海老天!!
早速、蕎麦汁をいただいてみると、鰹出汁が効き若干甘みを感じる安心感のある味。温そばですが啜ってもブチっと途中で切れずに滑らかな麺
そして、口の中を火傷しそうなほどの熱々の海老天は、海老自体の大きさもありますが衣もほどほどに纏っており
最後までサクサク感も味わえる部分もあり!
その他ホウレン草などトッピングに加え、別添えの葱や山葵・一味の脇役もイイ仕事をしており
最後の一滴まで美味しくいただき大満足で完食の相方
だましそば ¥650
相方の着丼から遅れる事1分ほど。私のオーダーが登場
昨秋から蕎麦を食した後に胃痛を感じ”鍋焼きうどん”もメニューに並ぶ蕎麦屋を探している中でこちらのお店を見つけたのですが
先月から徐々に外食で蕎麦を食してみたところ胃痛反応が無い様に感じ
緑寿庵で人気のメニューをチョイス ※1番人気は冷だましそば
丼一面を天かすが覆い、彩綺麗な緑のホウレン草と蒲鉾のピンクが華を添えます
鰹出汁がキリっと効いたそば汁と合わさる事で何とも言えぬコクと深みを生み出す天かす!
少し試した相方的には、海老天そばに比べると油っぽさを感じたそうですが、最初から“だましそば”を食しているならば
こんなにたっぷり入っていても油っぽいとは感じず
ひたすら蓮華を動かしていたくなるほどの美味な味わい
そして、綺麗な色で啜り心地抜群の丸い断面の細い蕎麦が合わさり、トッピングはシンプルですが満足度の高い一杯
そうそう、個人的に蕎麦はキリっと引きしまった冷そばが断然好みだったのですが、札幌は気候的に温かい物を欲し
温そばも悪くないと思うようになりました
三剣製粉所
会計を済ませ店を後にした際に暖簾に書かれていた製粉所が目に留まり調べてみると、1913(大正2)年創業の札幌の老舗製粉所。読み方は三剣(みつけん)
幌加内・沼田産などの道産玄蕎麦を使用した石臼挽きのそば粉を製粉されているそう
それにしても引っ切り無しの客で千客万来の繁盛店だった『緑寿庵』。遠方から足を運ぶほどではないかもしれませんが、ソツのない味と気軽に利用できる雰囲気に加え手軽な価格
近所ならば通いたくなる札幌の蕎麦屋だと感じました
ごちそうさまでした
満足な一杯を啜った後は、環状通をどちらの方向に進もうか?
店頭で1周ぐるりと眺めると、『ブタキング』(ラーメン店)の文字が目立ち目に留まりました
そして、『スシロー』方向へ進むと
同じ敷地内の1軒にロックオン
蕎麦処みよしの なえぼ
札幌では『餃子の王将』よりも人気があるかもしれない“ぎょうざとカレーの『みよしの』”系列の蕎麦屋を発見!
まだ新しい店舗の様に見受けられ、格安なイメージの『みよしの』とは打って変わり小洒落た外観
更に隣に目を向けると『ファッションセンター しまむら』も見えますが
チェーン店の飲食店や衣料品店に囲まれ佇む“ビニールハウス”という何ともシュールな光景に遭遇
それから更に少し進むと、春の訪れの代表格「つくし」を発見
今年初のつくしだから、可愛らしく2,3本が顔を出したのを見つけたかったのですが
まさかのボーボー!