【札幌・北4西6】赤レンガ至近で昼下がりの珈琲 “純喫茶オリンピア”

晴れていたのに急に雨が降り出したりと変わった天候が多かった10月下旬の札幌。赤レンガ至近に用があり出掛けた日も同じで雨宿りも兼ね入ったのが

純喫茶 オリンピア

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の216番へ

1964年に開催された東京オリンピックの年に開業されたそうで、創業50有余年の純喫茶

店内

趣のあるドアを開け入店すると、昭和の香りが漂いつつもどこかメルヘンチック

寛ぎ落ち着ける空間だからか先客後客共におひとり様の方を多く見受けました

純喫茶オリンピア ランチメニュー

他でランチを済ませた後の訪問で胃袋に余裕が無くオーダーはできませんでしたが、魅力的な喫茶店らしいランチメニューも揃っています

ランチタイム以外でもオーダー可能な軽食にもそそられますね!

以前は甘い物が苦手でオーダーするのは相方のみでしたが、来札後に一変。カフェ等へ立ち寄ると結構な割合でケーキ等のスイーツが食べたくなるようになった私

体重が右肩上がりで気になりますが…

ケーキセット(りんごのタルト) ¥780

オーダーしてしまいました!

札幌は割とりんごタルトやアップルパイを置いている店が多く、りんごにゆかりのある街なのかな!?

平岸りんご(札幌)

平岸は明治の頃からリンゴの栽培が始められ大正期から昭和20年代にかけて全盛を誇った。かつてこの天神山のふもとを始め周辺一帯はリンゴ園が広がっていたが、その後の人口増加に伴い急速に宅地化され姿を消した。

札幌の文化遺産(さっぽろふるさと文化百選)より引用

気になり調べてみると、札幌でリンゴ栽培が盛んだった時期もあり現在の豊平区にはりんご並木の碑をはじめ、中央分離帯にリンゴの木が植えられている箇所もあるそう

さて、お味はというと、タルト生地に香りの良いカスタードクリームと大きめカットの煮リンゴが詰まるハーモニーで珈琲のお供にピッタリ

全体的にシナモンがふられ生クリームが添えられている盛り付けで五感全てが満たされます

ブレンドコーヒー ¥480

シンプルなコーヒーカップ&ソーサーにネルドリップで淹れられた一杯は、ケーキセットには込みですが単品だと480円

ペーパードリップと比べると手間ひまが掛かるネルドリップですが、まろやかな口当たりと滑らかな舌触りに加え

ほんのりした甘みを感じられ至福の味わい

純喫茶オリンピア ドリンクメニュー

珈琲のメニューは1種のみの”ブレンドコーヒー”で期待はしていなかったのですが、良い意味で予想を裏切ってくれた美味しさで至福の昼下がりになりました

落とされた照明の店内に落ち着いたBGMが流れているのですが、ライトが明るい席もあり好みで座り分けができそうです

店舗は地下

地上に上がるとすっかり雨は上がっていました

ビル群の一角に、目立つ赤いビニールの屋根が目印の『純喫茶オリンピア』

古くから営業されている札幌の喫茶店は喫煙可能店が多い中、全席禁煙。ランチにも休憩にもゆったりした時間を過ごる1軒だと思います

目と鼻の先には赤レンガ庁舎で、観光の合間に一息つきたい時にもお勧め

さて、雨上がりにもう少しこの周辺を散策


純喫茶オリンピア メニュー

営業時間:am10~pm6 ※ランチ/am11〜pm2

定休日:土日祝

パフェやクリームあんみつでホッと一息つくのも良いですよね!

喫茶店のミックスサンドやトーストも魅力的

ランチタイム外でも食せる食事メニューもあり


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