【札幌】ススキノを眺めながら東南アジア旅気分”Ginger’s Garden(インドネシア料理)”

ススキノを眼下に眺めながら食事を楽しめる飲食店が入るビル

ToMoRUビル

メルキュールホテル札幌の斜向い、R36号(月寒通)沿いで一際目を引く“カニのオブジェ(かに将軍)”の並び

お目当ての店は6F

コロナ禍で東南アジア旅は現在不可能。せめて気分だけでも札幌で東南アジア旅を味わいたくインドネシア料理店へ訪れてみました

Ginger’s Garden ジンジャーズガーデン札幌

※ハラル認証レストラン

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の139番へ

エレベーターの扉が開くと、そこはもう店内

気品のある調度品が並び、落ち着いた雰囲気の店内

札幌だけれどもどこか異国を訪れた気分にもなれる、そんな空間が広がっていました

web予約後に訪れると、案内された席にはネームプレートの横に小さな可愛いらしい小亀ちゃん付き

雰囲気だけではなく演出にも一工夫がありウキウキ気分倍増

スラマットコース(ちょい飲み) ¥1,500+税

予約したコースは10種の料理から5皿チョイス+ドリンク2杯付き

ドリンクは豊富な種類が揃う飲み放題メニューの中よりチョイスでき

飲みたい何かがきっと見つかるはず!

スタッフから”亀は持ち帰り可能”と伺い、既に私物の様にサーブされた生ビールの間に置いて乾杯!

ススキノの街を眺めながらビールを飲めるベストポジションの席は、お仏壇屋さんの仏像も目に入り、ムーディーなようでコントのような

さて、ビールを半分ほど飲み終えたところで料理が届きました!

2名だと10種類の料理から5皿ずつチョイスすれば全ての料理をオーダー可能で、相方と私もあれこれ食べたい派なので全10種の料理をオーダーしました!

1プレートに6皿なのは、手前の緑の料理(sambal hijau/サンバルヒジャウ)はサービス ※サンバル=インドネシア料理には欠かせない辛味調味料・薬味

Kacang Polang Balado

枝豆のバラドソース和え

Balado=サンバルに似通った辛いソースは、西スマトラのミナン料理(Masakan Minang)の調理法の一つ

Urap

蒸し野菜とココナツのサラダ

ジャワ島でよく見かける料理で様々な味付けがありますが、こちらのは辛味のパンチが効きビールによく合います

Perkedel Jagung

とうもろこしのかき揚げ

Perkedel(インドネシアの揚げ物の調理法名)。じゃがいもを用いたPerkedel Kentangが1番メジャーに感じインドネシア各地の食堂で見かける率が高い料理のひとつ →Perkedel kentangのレシピ

Telur Dadar

インドネシアの卵焼き(オムレツ)

この料理も食堂で見かける率が高い料理のひとつで、辛味もなく比較的取っつきやすい料理

Sate Lilit

インドネシアの焼き鳥

Sate(サテ)には様々な種類があり、Lilitはバリ料理のサテでミンチ状の肉や魚にココナツが入るのが特徴的

個人的にインドネシア料理全般に好みですが唯一現地バリ島で食し苦手になった料理。だったのですが、こちらのはココナツが控えめで塩梅の良い味付けで好み!

ビンタン(Bir Bintang) ¥880+税

ビールが進む肴ばかりでコースに含まれるドリンク2杯は生ビール2杯ですぐに飲んでしまい、インドネシアの代表的なビールを追加オーダー

価格から大瓶かな?と期待しましたが小瓶…。輸入品なのでそんなものですよね!

味わいは辛口のピルスナータイプで後味スッキリ

Tumis Kacang Panjang

十六ささげの炒め物

インドネシアでは長めにカットされる十六ささげを細かくカットし、Terasi(エビの発酵調味料)の代わりに桜エビを加え炒めたのかな?と勝手な想像

Ayam Goreng

インドネシアの鶏からあげ

日本で比較的メジャーではないかと思われるインドネシア料理のひとつ“アヤムゴレン”。サンバルが絡まるタイプですがは種類は多数あり

サッポロビールから春らしいフルーティーで軽やかな味わいの サッポロクラシック 春の薫り2020 たまたま立ち寄ったコンビニで発見 ...

アヤムゴレン レシピ

日本の家庭で作るならば、パウダースパイス2種で簡単にアヤムゴレン風の出来上がり

生ビール(アサヒスーパードライ) ¥580+税

札幌で東南アジア旅気分を味わう計画で梯子酒の予定で予約したちょい飲みコース。お代わりは止めておこうと思うも、おつまみが美味しくてビールがついつい欲しくなり…

いけませんねぇ…、美味しい肴というのは!

Ikan Teri bola

じゃことピーナツの和え物

Ikan Teri=インドネシアのアンチョビのような存在。日本のじゃこよりも大きさはありますが、どちらも塩分がある干し小魚で似通っている気がします

Lumpia

インドネシアの春巻き

春巻きの皮にパン粉が付き中身は卵サラダで、10種ある料理の中で1番日本にもありそうな味。尚、皮・具材のバリエーションは多数あり

奥の皿の白とピンクの料理はKerupuk udang(インドネシアの海老せんべい)。こちらもLumpia同様に日本で馴染みのある味わいだと思います

どれもこれも口に合い全て美味しくいただき、ごちそうさま

ジャパダン

ジンジャーズガーデン札幌のシェフは、インドネシア・パダン(西スマトラ)出身。北海道(日本)の食材を使用しパダンの料理法と融合された料理「ジャパダン」という新しい料理

そうです!オリジナルインドネシア料理なのです!

繊細な味付けと上品な盛り付けで、現地で食したそのものという味わいからアレンジが入り現地で食すよりも美味に感じる料理も並び楽しく美味しくいただきました

満足度が高いのは料理だけではなく、店内の装飾やインテリアに品と高級感を感じられ、更にスタッフの接客もスマートで好感が持て

非常にお勧めしたくなる札幌のインドネシア料理店

サービス税が付いても不思議ではないほどですが、消費税のみと良心的!

そして、お会計はテーブルチェックでプレゼントして頂いた小亀(クーちゃんと命名※由来=亀はインドネシア語でクラクラKura-Kura)と待ちます

札幌で東南アジア旅第1弾は、インドネシア料理にして大正解!

さて、続いては何料理で札幌で東南アジア旅気分を味わおうかな?2軒目探しに出陣


余談ですが、入店時に凄い雑多なビルだなぁと思いつつエレベーターホールまで辿り着くと、裏口から入ったと発覚!雰囲気が全く異なるので表口からの入店推奨

今回利用したスラマットコース(ちょい飲み)以外にも2コース・アラカルト料理も揃い、ランチ利用も可能


2021年4月現在、閉業を確認

この記事の内容が役に立った、面白いと思った方はSNSで共有してね。