札幌ラーメンの様に馴染がないご当地ラーメン『洞爺らーめん』に興味があり、札幌駅周辺に用があり出かけた日に訪れてみました
洞爺らーめん 廣瀬商店
札幌駅周辺から徒歩10分ほど・北12条駅から徒歩5分強
廣瀬商店 メニュー
入口至近の外壁に掲げられたメニューをチェックし入店
店内
扉を開けすぐにある券売機で食券を購入後、カウンターに腰かけます
2階建て家屋の1階部分が店舗になっており、外観から想像した店内よりはこじんまりしているカウンター7席と4人掛け×3卓の小上がり席はほぼ満席
本家 醤油らーめん ¥780
さて、待つ事10分ほどで着丼した一杯は価格以上のデフォのトッピングが丼を覆います
洞爺湖畔で昭和58年創業の『味一』の味を引き継いだという”味一伝承あっさりらーめん”と添書きがありましたが、スープの醤油の色が濃く脂も浮き本当にあっさり!?
地元の食材に拘り9時間じっくり煮込まれたとういう鶏ガラベースのスープは、見た目とは裏腹にこってり濃い味ではなく
コクと旨みを感じる奥行きのある味わいで、後味さっぱり系
道産小麦を独自の配合でブレンドし熟成させてから麺打ちされた”熟成縮れ麺”は、香り高いスープによく絡み啜り心地抜群
そして、厚みのある大きなチャーシュー!じっくり煮込まれたのが分かるほろほろ具合でバラ肉の脂がスッキリ抜け、塩梅良い味付けで食べ応え満点
手づくりに拘った具はどれも食べ進めるのが楽しく、スープがよく絡む長めのカットの穂先メンマは食感が良く、ほんのり甘い味玉・スープを吸った麩・青菜・海苔・ナルトと
満足度の高い一杯
秘伝 味噌らーめん ¥880
相方は背油と”豚拳骨から抽出した旨味がたっぷりのガッツリ系スープ”の味噌を
香りからも伝わりましたが、表面には焦がしにんにくが回しかけられスープの中には刻みニンニクが入り
にんにくのパンチが効いた濃厚な味噌スープ!
たっぷりのニンニクが入りますが主張が強すぎる訳ではなく、味噌と豚出汁などと上手く調和し深みのある味わい
スープにより麺を変えているそうで、芳醇な味わいの濃厚味噌にベストマッチな麺で箸とレンゲが止まらぬ相方
あっという間にスープの最後の一滴まで飲み干してしまいました!
熱々で提供してくれているのが伝わる御膳でのサーブも嬉しい
今まで札幌で味わった事のない新しい味のラーメンを知れ、『洞爺らーめん』という新しいジャンルの味をもインプットできました
ごちそうさま
美味しくいただき外へ出て外観をもう一度見渡すとラーメンへの拘りが掲げられており、ラーメンへの情熱が伝わると共に再訪しまた食べたいという気持ちになりました
廣瀬商店 新メニュー
店頭のスタンド看板には“ほるもんらーめん”や“塩タンタン麺”の文字もあり、ラーメンへの追究心の努力が垣間見え、ますます繁盛店になりそうな予感
ランチ時はセルフのライス無料サービス・期間限定の生姜無料サービス・提携駐車場のチケットサービスなどと、利用者に嬉しいサービスも充実
北大に近い為か学生向けのサービスもありました!
札幌ら~めん共和国 ESTA10F
実はこの日、札幌駅直結の複合商業施設『ESTA(エスタ)』の7F『ニトリEXPRESS』へ耐熱皿が欲しく出掛けたのですが、季節外れの為か思った様な品が見つけられず、まいっかで帰ろうと思うも相方から上階へ行きたいとのお知らせ
お目当ては『ラーメン共和国』
昨年12月頃に訪れた際は凄い賑わいで、とてもじゃないけれども奥にあるこの場所まで進めない混雑だったのですが、現在はコロナの影響で客足が鈍いようで空いていました
食べてみたい店があればと思い1周したのですが、何となくこの日はラーメン共和国に入る8店舗の店の味の気分じゃなく…
ラーメン共和国は元来人気店ばかりなのですが気分って不思議
相方に「洞爺らーめんへ行かない?」と提案し『廣瀬商店』へ向かったのです
それにしてもラーメン共和国の北海道の地域ごとの壁画の“稚内”は太陽?ウニ? 丹頂の釧路や他の地域と比べるとインパクトがあり過ぎる!!
さて、ここ最近の札幌は梅雨がないといわれる北海道で梅雨のような天候が続きますが、沿道の整備された花が色とりどり咲き和みます
今の時期にマッチする淡いブルーで可憐な花にもほっこりし、耐熱皿は購入出来ませんでしたが美味しいラーメンにも出会え良き日になりました
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