かまど地獄を見学した後、この日の宿へチェックイン
通常の温泉旅館のスタイルだとチェックイン後に係の方が部屋の鍵と荷物を持って客室まで案内してくれる気もしますが
こちらの宿はチェックイン後にスタッフがエレベーターまでの案内で後は各自で客室へ
係の方に客室まで案内して頂き部屋の説明などをしてくれるのは有難いと思いつつも、簡素化されたこの旅館の様なサービスも部屋で早くリラックスしたい派には嬉しく思います
ゆったりした広さの客室はベッドが設置された和洋室の造り
畳の上でゆっくりお茶をいただく事も可能で、うさぎがちょこんと付いた急須がキュート
バルコニーからは、鉄輪温泉のもくもくムクムクとした湯気の先に別府湾まで眺められました
こちらの宿の別府の源泉かけ流し(温泉成分はナトリウム塩化物泉)の大浴場は、内風呂の他に露天風呂・ミストサウナもあり更衣室共々にスペースは広く◎!
温泉の後のお楽しみは夕食
料理自慢の宿だけあり、一つ一つの料理が繊細で彩が綺麗な盛付けで目でも楽しめます
丁寧に出汁をとったのが伝わる碗物は、これぞ日本料理の醍醐味!と思わせてくれる一級品
お食事処の個室でいただいた懐石料理は、どれもこれも拘りの食材や地物を使用した料理で非常に素晴らしく
食べるのに夢中で写真どころではありませんでした
朝食
会場食の朝食は、ハーフバイキングのスタイル
席には縁の高いかぶせ蓋のある松花堂弁当風の器に並べられたおかずが用意され、着席後に温かいご飯・味噌汁・お茶の提供
右下の料理は大分県の郷土料理のひとつ『りゅうきゅう』。漁師の知恵から生まれた料理だそうで、生魚を醤油だれに漬け込んだづけ料理
独特の味わいと食感で朝からご馳走をいただいた気分になれました
その他、地獄豆腐や筑後牛味噌など夕食同様に朝食にも地物や拘りが伺える内容で、更にハーフバイキングには大分の郷土料理『団子汁』まで!牛蒡がたっぷり入り香りが素晴らしく勿論味も◎
相方のヒラメキで訪れた別府の鉄輪温泉
到着するまで鉄輪(てつわ)だと思い込み地名すら読めなかったのですが、街の雰囲気・宿の居心地など全てを含めてパーフェクトな温泉街でした
湯けむりの上がる街の風景を眺めるのが初めてで物珍しさもあり、そして温泉に来た!という風情も楽しめた点も◎
知らない日本の郷土料理の料理名もまだまだたくさんで、未知なる日本の旅も東南アジアと同じく発見と驚きと楽しみの連続ですね!
つづく