今回は予想外の貴重な体験ができたと思っております。
東南アジアではUberとGrabの2強からGrabへ一つに統合され、まだまだ変化が速い状況ですが、一応どの国でも今までいた地元のトゥクトゥク業者と縄張り争いなどがある状態。それは同じ国でも地域によって違いや差が大きく、今後も変わっていくと予想される。
それはアプリ上にも反映されていて、一番分かり易いのは、そもそも使えないとか、最近まで滞在したベトナムの海沿いの町ブンタウでは一般人が運転する車ではなくタクシー自体がやってくるなど様々(もちろん従来の料金メーターは使わない)。
スリランカでは最初っからPickMe大活躍で活用していたわけですが、西海岸を下って下がっていく程使い方を注意した方がいいかなと思っていた、地方ってのもありますが!
都会のコロンボではかなり役に立ちます。
その変わり、何故か到着し落ち合ってから目的地を聞かれるなど、今まで回った東南アジアと比べると慣れてない人や突っ込みドコロ満載なドライバーも半々でそれなりに楽しんでおりました(^^)/
前置きが長くなりましたが、PickMeを使った回数はニゴンボ~コロンボ間は1回(乗車時間約2時間)、コロンボ市内は数回、ゴール(ガル)では車がスーーっと向こうに通過して乗り込み失敗?
ウナワトゥナではPickMeでトゥクトゥクの車体を選んでもbook nowのボタンが押せない状況などで、結局その辺で待機しているトゥクトゥクと交渉になり、降車時に場所や金額に関して少し面倒があった。
その時のウナワトゥナの宿の人に言われたのはPickMeを使うなら他の場所で、このエリアはやめた方がいいっていうようなニュアンスで教えられたのですもし使うならエリア外(英語が聞き取れた範囲では)あ~やっぱりここでもあるんだね~
ちなみにベトナムで配車アプリの運転手に対する暴行事件なんかもありましたよね、でもベトナムはそんなのお構いなしにGrab一強になったあとホーチミンなどではインドネシアからやってきたVietgoが急成長してるとか。
そして小さな港町ウェリガマでも一回目はPickMeは捕まらず、うまくいかなかった。そもそも場所が遠すぎてそんな場所から本当にくるの??ハテナが沢山、地図上の車も移動してないのでこちらからキャンセル。
結局、地元のトゥクトゥクおっちゃんに交渉して料金通り連れて行ってもらったりして過ごしておりました。
で今回の展開
もう一度PickMeをチャレンジしてみようと準備、既に大体の値段は表示されています。
でもトゥクトゥクで風を感じながら行くのも悪くない。ちょうどそこにトゥクトゥクで待機していた人が居たので交渉、金額がわかったが倍の値段である。
うーんそれならやっぱりPickMeつかってみるかって事ですぐそこに車が要るようだ、きめちゃえ!ポチっ!
車種を車体ナンバーを来る前に画面でもチェック
キターー!
乗込む準備、そこへさっきのトゥクトゥクドライバーが横付けにし、何かPickMeのドライバーに言っている。
嫌な予感がしてすかさず僕がトランク開けて荷物を積み込もうとするが、トゥクトゥクが前方左に回り込み待機、PickMeのドライバーにもう一度確認、やっぱりだめだ乗せられない
ってのが今回のあらすじ。
移動するため大きなスーツケースを持っていたのでこちらの方が不利な状況ってのもあり。
分かる人はわかると思いますが、注意すべき点が沢山あります。
一つ目はトゥクトゥクのドライバーにPickMeを使っている事を悟られるべきではなかった(そのような地域では)
もっと言えば使うのであればスーツケースなどの荷物をトゥクトゥクドライバーに見せない方が良かったかも、移動するって丸わかりですからね!
今回は目の前で使うという大胆不敵な行動でした(笑)
西海岸でもPickMeをやっぱり使えるんだなって発見はあり。
英語ができる人であれば画面上に出ているドライバーに電話でだいたい解決できるでしょう、スリランカの公用語です(うちらは無理)
重要なこと。これはスリランカに限りません、国だけでなく地域差もありますが、そのような地域ではほぼ共通なはず。
ゴール(ガル)での乗り込み失敗も目の前にトゥクトゥクが沢山ならんでいる縄張りの場所であったって事も想定がつく。
その後の展開~
そこに待機しているさっきのトゥクトゥクドライバーを無視してスーツケースを押して歩きます。炎天下、明らかにうちらの方が不利でカモがネギしょっている状況。
当然追いかけて後ろからやってきます。いやいや要らないよ。
なんとなくこっちかな、と夜ご飯を食べたお店の前を通り、あの謎のおっちゃん
いないかな~??まだここでは他のトゥクトゥクにするかローカルバスで行くか迷っている段階。
前からまたヤツがやってきた、しつこい野郎だね~!特に金額を下げるでもなく、Do you want to Tuktukだと?バカたれ!もうお前のは乗らないと決めたのだ!
大通りへ出て他のトゥクトゥクも当然止まる、だが後ろにヤツがいる(笑)
あのしつこさなら駄目だ、他のトゥクトゥクと交渉しても俺の客だって言って譲らないだろう、目に見えている。
こうなったらローカルバスしかないバス停はないが、ここで待つか。
ヤツが向こうで待機、こちらを見ている。
ローカルバスやってきたーー手を上げるが通過~~~~
あーーーーれーーーーー
ほくそ笑むヤツ
ちなみにローカルバスは止まらないのも多いです、回送とかいろんな理由ありで、でも乗りたそうに待ってたら、いつか止まりますよ(^^)/
とその瞬間!!!!!
あの時の謎のおっちゃん、まさかのここで登場!!
ちなみに店で会話をしているので、うちらがジャパニーズってもの知っている。
そして2回行ったのもあり、すでに顔なじみ
氷入りの冷えたボウルの中にビールを入れて抱えながらにこやかに登場したあの笑顔は健在(笑)
後ろに少年も乗っていた。
どこ行くんだい~??マータラだよ~(^^)/
僕は何故か『ハウマッチ?』と訊く、おっちゃんと少年と少しやり取り、少年が値段を言って即決~
ごめんねありがとう!少年が下りて、うちらが乗り込む。
握手もして
少年がhave a nice day!とお別れ、
ヤツはもういなかった。
強運の勝ち~(^^)/
ここで
僕の大きな勘違いが一つ。
この謎のおっちゃんに関して、僕はトゥクトゥクに似た乗り物に乗ってたからてっきりトゥクトゥクの仕事しているんだと思ってたのですよ、そしたらこれ『自家用車』でした。。。
ありがとう!おっちゃん!
結論
スリランカのアプリ配車PickMe、安くて便利なのは確かなので地元トゥクトゥク業者にも配慮しつつ乗り方に注意して、安全に使いましょう~