先日、急に食べたくなった沖縄そば。web上で『横浜 沖縄そば』で検索すると何軒かヒット。その中で未だ訪れた事がない横浜のエリアへ
幸いこの日は曇り空。滞在先から散策も兼ね徒歩でてくてく約1時間でやっと到着するもシャッターが…
ガックシ…。ランチは臨時休業。夜まで待てば食べれるも時刻は正午前
沖縄そばが食せる店は関内もしくは蒔田にある模様ですが、ランチ後にこのエリアで行きたい所があり
少し戻ると小さな商店街があり、味のあるラーメン屋さんと中華屋さんに飯屋さんも見かけましたが、往路に橋を渡る際に見た小さな食堂が気になり
少しリターン
横須賀街道沿いに佇む味のある喫茶店風の食堂!?と言えば良い?
興味を惹かれる外観と店頭のメニューボードを眺めていると、愛想の良いお姉さんが『今ならお席にすぐ案内できますよ!』と、ドアを開けて招き入れてくれました
4名席×2卓・厨房前カウンター4席ほどと、横向きに座るカウンター3席とユニークな造りの店内
日本人ならこのメニューの中に好きな料理が一つは見つかるはずというラインナップ。私は一つどころかあれもこれも食べたくなり迷ってしまいました
メニュー表以外にも手書きで壁に貼られたメニューには焼き魚定食などもあり
そして、ビールはオリオンビール、ナプキン入れは沖縄で有名なスパム(ランチョンミート)の缶と、沖縄を連想する物だったのも印象的
相方は前日にTVで観たアジフライ定食が美味しそうだと印象に残っていたそうで、アジフライだ!と閃いたそう
私は大好物の唐揚げを
どちらも揚げたてアッツアツで、小鉢の茄子のおかずが家庭の味がしてほっこり。余談ですが、他の方が召し上がられていた豚の生姜焼きが非常に美味しそうに見えました
常連さんが多い様で、お姉さんの気さくな人柄が滲み出ている様に感じられました
ごちそうさま
天神橋から見た『麦草』。目立たないようで肉眼で見ると存在感あり。スーパーマーケット『Aoki』の隣
通り掛かった際に立寄ってみると元気を貰えるかも!
旧柳下邸(根岸なつかし公園)
さてその後、霧雨が降る中向かった先は洋館と和館が一体となった近代和風住宅。明治~大正期の有力商人・柳下氏により大正中頃に建設されたそう
横浜市ができる限り創建当時の姿に復元し一般公開されています
おばあちゃん家の香りのする邸宅内は、見学無料
五右衛門風呂など、当時の生活を垣間見る事も可能
お手洗いなど一部は現代風で利用も可能
蔵の中には骨董品らしきものも並び、マニアには堪らないかも!?
冷蔵庫
当時、冷蔵庫がある家庭は稀だったと思われ、貴重な品ではないでしょうか?現在とは違い氷を利用し使用していたのだとか
洋館部分はハイカラという言葉がしっくりきそうな空間
柳下氏が購入した物なのかな?火鉢の横に置かれた年月を感じるうさぎさん
大正から昭和初期を感じれる空間でした
旧柳下邸から少し歩くと落ち着きのある年季の入った珈琲店もありで、沖縄そばは空振りに終わりましたが
このエリアを存分に満喫できたある日の横浜