函館のお隣“北斗市”は上磯町と大野町が合併し2006(平成18)年に誕生した新しい街
北海道新幹線の駅『新函館北斗駅』がある街というとご存知の方も多いかも
そんな北斗市は函館から江差町まで一部を除き海岸線に沿った国道228号線も走り、その幹線道路沿いに佇む蕎麦とお食事処
訪問時は雪が激しく降っていましたが
広々とした駐車場には多くの車が止まり人気店だろう様子が伺えます
扉を開けると風除室に置かれた生け簀に北斗産の峩朗(がろう)がきがいっぱい!
峩朗(がろう)がきとは
北斗市の石灰岩を採掘する峩朗鉱山から川を経て海に流れ込むミネラル豊富で栄養満点の海水で作られたカキ
それを見たからという訳ではなく相方のこの日の気分は牡蠣だったそう
まず登場したのは土鍋でグツグツ煮えた状態のかきとじ・ご飯・お味噌汁・香の物・蕎麦つゆなど
温・冷からチョイスできる蕎麦は後出しとの案内
食欲を掻き立てられる香りが鼻孔をくすぐるかきとじは、卵でとじられた牡蠣と牛蒡・長ネギ等に水菜トッピング!
“プリンとして濃厚でカキ本来の味が楽しめます”とあった添書き通りの味!
そしてご飯泥棒と呼びたくなる濃い目の味付けで箸が止まらない相方
少し遅れ登場したごまそばも茹で加減・風味・啜り心地に至るまで好印象だったそう
尚、蕎麦湯はオーダー同様にタッチパネル方式で欲しい時に直ぐ提供して頂けました
私はというと日替わりランチは何かとスタッフに訊ねるとメモ用紙をサッと置いて下さり
盛りだくさんな内容で即決!
どれもメインになりそうな5種類の料理がどのような形で提供されるのかワクワクで待ち、そして登場したのがこちら
桜でんぶでお化粧された生ホタテは濃厚な旨味と甘味、そして鰊も抜群に美味
パリッとカラッと揚がった春巻の中身は辛さ控えめのチリソースと鱈がマッチし老若男女に好まれそう
マーボーとありますが辛みはほぼ無く揚げ出し豆腐の豪華バージョンという取っつきやすい料理
薄味だった点も◎
柔らかい豚肉でご飯泥棒な味付け!
蕎麦屋らしさを感じる出汁とスパイスが効いたスープ、塩卵・揚げ野菜(南瓜・茄子)・焼きトマト・チャーシュー・角切り牛肉・菜の花・赤パプリカとトッピングも多彩
ごま蕎麦とスープカレーの相性が良く抜群に美味なのは勿論の事、一つ一つ丁寧に仕事を施されたトッピングの数々も素晴らしい!
相方とあれもこれも美味しいね!とシェアしながらどこか家庭的でもある料理の数々にほっこり
ボリュームがあり過ぎで完食には至らずもとても満足度が高いランチになりました!
耳障りではない2昔前ほどのJPOP(メロディのみ)がさりげなく流れるゆとりのある店内
・小上がり席×6卓・テーブル席×8卓位かな?
・掘り炬燵席×4卓も完備されその中の窓際の席を利用させて頂いたのですが、半個室感があり非常にリラックスして食事を楽しめました
メニューはバラエティに富みセット物も多し!
ランチからグランドメニューまで全て掲載されています
オーダーはタッチパネル式でゆっくり選べる点も◎
平日ランチタイム限定のコーヒーサービスもあり!
スタッフの呼出ボタンが各テーブルに完備され、タッチパネルが苦手な方でもオーダーは問題なし
味も然ることながら痒い所に手が届くサービスも好印象
近くにあったら通いたくなる1軒に感じ人気店なのが頷けました
ごちそうさま
そうそう、会計カウンターの傍に近隣の町の特産物を販売されるコーナーがあり
地域密着型な点も人気の理由の一つかもしませんね!