ニッカの髭のおじさんが目印の”すすきの交差点”から西へ350m。R36号沿いに佇む趣のある蕎麦屋
そば処 きんすい
都会の歓楽街だという事を忘れてしまう和の風情漂う外観に、グッと惹かれます
何度か店頭を通る度に営業されているのか?はたまた?という不確かな状態とどんな空間が広がるのか気になり、営業時間をweb上で調べると昼頃~21時頃
もしも次に店の前を通った時、暖簾がかかっていたらくぐってみようとなり
その日がついにやって来ました
店内
4人掛け×4卓・2人掛け×2卓のこじんまりした店内は、外観同様に和の風情が漂います
そして、温かみのある店の雰囲気とマッチしたほんわかしたスタッフの対応で、初めての利用でも居心地抜群
そば処 きんすい メニュー
オーソドックスな蕎麦屋のメニューの中に、“なべやきそば”の文字
“鍋焼きうどん”は日本津々浦々探せばあちこちの店でメニューに並ぶと思いますが、“鍋焼き蕎麦”をメニューに掲げる店はそう多くないのでは?
そして、“蕎麦屋のラーメン”にもそそられます!
※後に知ったのですが、札幌には何軒か鍋焼き蕎麦を提供する蕎麦屋あり
なべやきそば・玉子入 ¥850
さて、珍しい物好きな相方は迷わず”鍋焼き蕎麦”をオーダー。パッと見は鍋焼きうどんと然程変わらないですが
鍋の中に詰まるのは、綺麗な更科のような蕎麦!
“想像よりも蕎麦は細く煮込まれたのでコシがないかと思えばそうではなく、元々の蕎麦のコシが強いのかも?蕎麦粉の風味も味わえる良質な蕎麦で、そばつゆの出汁もしっかり効き美味” by相方談
非常に美味で最後の一滴まで美味しくいただき完食!
なべやきうどん・玉子入 ¥800
私は鍋焼きうどんをいただきます!
鍋焼き蕎麦同様に熱々で具沢山!
さらに土鍋ではなく昨今ではなかなか遭遇する機会はないであろう昭和を感じるアルミ鍋!なんだか嬉しくなりあちこちから撮ってしまいました
さて、熱々のつゆを蓮華で掬っていただいてみると、“そばつゆ”感もありつつもほっこっり温まる“うどんつゆ”な味わいで出汁もしっかり感じます
相方が少し試してみると、鍋焼き蕎麦よりあっさりたつゆだったそう
うどんはというと、煮込まれているにも関わらずしっかり角が立ち、もちもちとした独特の食感も楽しめる上に
よくつゆも吸い美味
そして、餅!
一瞬はんぺんにも見えた三角の綺麗な白い餅が、これまた美味!餅が得意ではない私ですら素直に美味しいと思える餅でもう1個食べたいと思うほど
その他、白×ピンクの蒲鉾&ナルトもアルミ鍋同様に昭和感が漂いイイ感じ!鶏肉やネギ・青菜も全て好みの煮え加減と味
もう忘れるほど前に外食で食した鍋焼きうどん。久しぶりの味わいは、玉子も塩梅良い半熟加減でオールパーフェクト!
ごちそうさまでした
ずらりと飲食店が並ぶメイン通り沿いに佇みながらも隠れ家的な雰囲気が漂う札幌ススキノの老舗蕎麦屋
入りずらい雰囲気も若干漂いますが思い切って扉を開けると、温かみのあるにこやかな大将とスタッフ
そしてノスタルジーな空間が広がり、すっかり札幌でお気に入り1軒に。次は蕎麦屋のラーメンを食べてみたい!
ただ1点だけ難点があり喫煙可能店。幸い私たちは店を後にするほんの少し前に来店された常連さんだろう2人組が吸い出しただけで難を逃れましたが
嫌煙家の方は要注意
さて、この周辺へ訪れるのは久しぶりで少し散策をすると氷柱発見!
相方から”氷柱好きだね~”と言われますが、こんな風に家屋に氷柱が連なるのを生まれてから来札する迄見たことも無く
それはそれは興味津々になってしまいます
そして、何よりも北国風情が北国生まれではない私にとって
非常に美しい物に感じるのです
街中の白樺の模様にも釘付け
雪山に囲まれてまれる町中華も味があります!
※因みに昔から続いている町の中華屋さんというのが町中華だと思っていたのですが、こちらの店は最近オープンされた店です