【那覇・赤嶺】沖縄そば 木灰(もっかい)そば とらや

🇯🇵日本・沖縄の旅

木灰を用い作られる昔ながらの製法の沖縄そば「木灰そば」

現在では限られたお店での提供で貴重な存在

そんなレアな沖縄そばをいただける1軒が、那覇空港からも近くアクセスしやすい場所に佇みます

今回久しぶりに訪れ、変わらぬ味とクオリティの高さを改めて実感しました

那覇:おすすめ沖縄そば屋さん

木灰そば とらや

木灰(もっかい)そばとは:ガジュマルなど沖縄県産の樹木の木灰を水に入れた上澄み(灰汁)と小麦・塩から作られる沖縄そばの麺
【沖縄・ランチ】那覇空港から近い!"木灰(もっかい)そば とらや"
ゆいレール『赤嶺駅』と『小禄駅』の中間黄色い看板に赤い文字が目立つ沖縄そば屋さん那覇・木灰(もっかい)そば自家製麺 木灰そば とらや沖縄 旅行記の地図141番パソコン向けの大きな地図はこちらメディアなどにも取り上げられる事も多く、観光客にも...

アクセス:ゆいレール「小禄駅」から徒歩約6分・「赤嶺駅」から徒歩約8分

那覇空港から車でならば約10分

ゆいレールの下を走る幹線道路沿いの『吾妻家』を目印に、脇道へ入りすぐ

店舗詳細・地図などは、前回の記事を参照してください

木灰そば とらや:メニュー

メニューはシンプルで、2種の木灰そばとご飯物

内容の違いも明記され、初めての方でも安心

サイズが大・中・小と3タイプ揃い、お腹の減り具合で調整も可能

木灰そば とらや:オーダー方法

入口すぐの券売機で食券を購入するスタイル

平日はセットメニューもあり

食券をスタッフへ手渡す際に、木灰そばの麺の種類が選べます

実食:沖縄そば (小) 平麺

魚紋のやちむんに盛られたキレイな丼顔

まずスープですが、「これぞクリアスープ」という言葉に相応しい透明感

鰹だしがしっかり効き、ほんのり酸味も感じる出汁具合

合わさる木灰そばは、噛むほどに小麦の風味と塩味がじんわり

普通麺の沖縄そばと比べると硬めながらも、首里そばより口当たりが滑らかなタイプ

そしてトッピングは、柔らかな三枚肉

程よく脂が抜け、豚の白身が苦手な方でもペロリと食べられてしまうほど

実食:じゅーしー

沖縄そばとペアで選んだのは、沖縄の炊き込みごはん「じゅーしー」

まるっとキレイに盛られ、パラっとした炊き加減

実食:本ソーキそば (小) 細麺

トッピングは別盛り

小サイズでも本ソーキが2本付き、食べ応えあり

細麺は平麺よりも取っつきやすい印象 (お店も細麺を推奨しています)

実食:ちきなー干しエビのせご飯

本ソーキそばとペアで選んだのは、沖縄特有の「ちきなー(からし菜の塩漬け)」のせごはん

白飯の上にピラミッド状にうず高く盛られているのも特徴的

後半でそばだしをかけ、お茶漬け風にしても美味でした

カスターセット

箸入れなども全てやちむんで揃えられ、沖縄風情満点

コーレーグースを少し加えると味が引き締まり、辛味も加わ味変に◎

瓶の口幅が広くドバっと入りやすいため、ゆっくり蓮華に移してから入れるのが吉

店内の様子

店内はコンパクトですが、機能的なレイアウト

向かい合う造りのカウンター席は、総12名分

1名分の席間隔にかなりのゆとりがあり、窮屈さはゼロ

小上がり席×3卓も完備
グループ利用の場合は、全員が揃ってからの席案内。スタッフだけでなくのお客様の迷惑にもなり兼ねるのでご注意ください

利用した感想

全てにおいて洗練され、満足度の高い味わいだと思います。ただし、麺が若干硬めなので好みが分かれるかもしれません
総合
一部サービスはなくなったものの、木灰そばのクオリティは健在。沖縄そば全体の価格が上がる中でも値上がり幅が比較的緩やかで、手頃な価格設定なのも有難い点です
行列
平日のオープン時刻に合わせて訪れると、スムーズに入店できました。週末や祝日は行列ができる日もある為、時間に余裕を持っての訪問がおすすめです

やちむん:魚紋シリーズ

『木灰そば とらや』の特徴の一つでもある魚の絵柄の器(マカイ焼き)

古き良き沖縄の原風景が残る南城市玉城。海の見える静かな場所で器を作っています。

引用:金城陶器 秀陶房

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