【プノンペン⇒ホーチミン】国境越えの寝台バス “Kumho Samco”

プノンペン⇒ホーチミン 寝台バス 🇰🇭カンボジア(プノンペン)

プノンペン⇒ホーチミンへの移動は、空路の飛行機という選択肢もあるけれど

1番ベーシックで気軽なのは、やはり陸路のバス

さて、この路線を走るさまざまなバス会社の中

幾回かお世話になっている『Kumho Samco』社が何となく安心感がありお気に入り

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ホーチミン⇒プノンペン移動(2019年版)

ということで、今回も同じ会社で行こうとプノンペンのオフィスへ行くと

なんと寝台バス(スリーピングバス)!!

ちょっと予想外な展開でしたが、実際に利用してみた乗り心地・国境越えの流れなどをまとめてみました

Kumho Samco・プノンペンオフィス

Kumho Samco

クムホ・サムコ

カンボジア(プノンペン)旅行記の地図93番

アクセス:プノンペン中心部から少し離れたプノンペン・オリンピックスタジアム南側

シアヌーク通り沿い

複数のバス会社のオフィスが並んでいます

韓国系企業「クムホグループ(Kumho)」傘下のバス会社で、サイゴンを拠点にベトナム国内や近隣諸国への中長距離バスを運行。比較的リーズナブルで地元利用者も多め

チケット購入方法

私たちはプノンペン市内のオフィスでチケットを購入しましたが、公式ウェブサイトからの予約も可能

Kumho Samco 公式webサイト

↑↑↑↑

入力手順に沿って進めるだけなので操作も簡単 (空席の確認のみも可能)

直接購入だと、このような紙チケットを手渡されます

ちょっと失敗だったのが、座席の位置選び。ホーチミンへ向かう朝便の場合、進行方向右側の席が日差しを避けられ快適

乗車前の様子

オフィス前にはコーヒー

サンドイッチ

ベトナムのおこわの屋台まで出ています

集合は30分前との案内でしたが

実際の雰囲気としては15分前でも特に問題なさそうでした

寝台バスの様子

ぼんやり朝のプノンペンの風景を眺めていると、出発時刻15分前にバスが登場

いざ乗り込んでみると、通路が予想以上に狭い!!

各座席もまるで小人ハウスのようなサイズ感

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以前、ベトナムの国内移動で利用したスリーピングバスはもう少し広々していた記憶

とはいえ、カーテンを閉めてしまえばプライベート空間を保てる利点あり

車内サービス:Free Wi-Fi・ペットボトルの水1本・モニターの動作状況は不明

中央の2階席が特に落ち着かない印象で、空席があれば窓側の1階席がおすすめ

座席はリクライニング固定で常にフラットな状態。起こす事は不可な為、乗車中は寝転んだ姿勢のまま過ごすことになります

出発から1回目の休憩まで

利用した便は、午前6時45分発予定のプノンペン発ホーチミン行きバス

出発は1分遅れの6時46分

信号でUターンし再びオフィス前を通過しかけたところで、スーツケースを引いた遅刻組がシアヌーク通りを横断

結果、実際の出発は6時50分ごろだったかな

その後は快適に走行し、1回目の休憩は午前8時半過ぎ

សួន កាហ្វេ Suon Cafe
カンボンチャム州内・アジアハイウェイ(国道1号線)沿い

国境方面へ向かう長距離バスがよく立ち寄るスポット

以前より清潔度が上がった印象のトイレは、数も多め

スナック菓子・軽食

その他、直ぐ提供されるご飯・麺類なども揃っています

珈琲は、濃い目のローカルスタイルに加え

エスプレッソマシンタイプもあり

20分ほどの休憩時間だったので、ゆっくりソファでいただくのも乙

国境越えのあれこれ

スタッフが誘導してくれるので、迷うことなし!

パスポート
オフィスでスタッフへ手渡し、午前10時半頃にバス車内で手元へ
カンボジア出国バベット:午前11時頃
1回目の休憩場所で珈琲を買ったのが仇となり、トイレが近くてあまり記憶がありませんが問題なく通過
ベトナム入国モクバイ
出国後にスタッフがパスポートを回収し入国審査を代行してくれるので、非常にスムーズに通過
国境のトイレ
カンボジア側はチップが必要で、やや清潔度に難あり(2か所のみ)。一方、ベトナム側はチップ不要で数も多め

寝台バスは土足禁止

特に国境では乗り降りが何度かあるため、靴の脱ぎ履きがちょっと面倒。一応、スリッパも用意されていますが清潔さには期待しない方が◎

2回目の休憩

国境越えは約36分間の行程で終了

その後、モクバイからホーチミンの降車ポイントまではノンストップかと思いきや

ベトナム側へ入って2回目の休憩(以前は国境手前のカンボジア側での休憩でした)

Cơ sở 2 – Bánh Canh Năm Dung

タイニン省内・国道22号線沿いにあるローカル食堂です

この時、時刻は午後12時20分ごろ

店内にはエアコンはありませんが、風通しは抜群

熱風でしたけどね

手頃な価格でバンカンフーティウがいただけます

そして、午後12時50分ごろに再びホーチミン市内へ向け出発

バスの乗り換え ⇒降車まで

Cua Hang Xang Dau So 3

ホーチミンへ向かっている道中で、突然バスがUターン

何事かと思えばバスの乗り換え

ここで、寝台バスから通常の観光バスへチェンジ

そして、ファングーラオ通りのオフィスへ向かい到着は午後2時41分

約8時間のバス移動でした

利用した感想

相方談
予想以上の狭さなので乗り降りしにくいのが難点だが、小さいぴったりサイズが好きな人は割と良いかもしれない。当然パソコンを開いての作業は大変だがスマホをいじる分には問題なし。たまに外を眺めながら移動を楽しめます。ミニマム小人部屋で寝ながら食べる弁当も美味しいです。あと、ほぼ寝ながらの移動だったおかげで到着後の疲労感がまるで違った。
おすすめバス会社
今回も大きなトラブルもなく滞りなく移動でき『Kumho Samco』はやはりおすすめ。ただし、ゲストたちはカーテンを閉めて静かに過ごしている中、運転手と車掌の話し声がかなり大きく、そこだけが少し惜しかったポイント

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