島らっきょやゴーヤーは言わずと知れた島野菜(沖縄伝統的農産物)で全国区の知名度を誇ると思いますが
沖縄にはその他にも初めて見聞きする島野菜がいっぱい
ゴワゴワな葉とは裏腹にとっつきやすい味の「長命草(ボタンボウフウ)」は別格ですが島野菜はクセのある物も多く
選り好みする中でこれなら絶対食べれるとパッと見で判断できた
細長く色が薄い人参で葉っぱ付き
沖縄では、冬になると店頭でよく目にするチデークニ(島ニンジン)は季節限定の島野菜の一つです。
方言で「チ」は黄「デークニ」は大根で、黄色い大根という意味ですが、大根ではなく人参です。ごぼうのように細長く、鮮やかな黄色が特徴です。
カロテンが含まれており、沖縄では古くから滋養食として利用されてきました。ほのかに甘く、肉質は柔らかく、沖縄では汁物や炒め物、煮物など幅広く利用されています。
確かに牛蒡みたいな形状かも!
色も特徴的で一般的な人参と比べてみると
ハッキリとした色の違い
スパイスカレーにも入れてみたのですが正直色が同系色で
島ニンジンはどこ!?
島ニンジンの葉も刻んで入れたのですが味の主張はなく栄養豊富なので活用した方が吉
普段よく口にする人参はオレンジの色が鮮やかで華を添えてくれる存在
反対に島ニンジンはお皿の上では映えない色かもしれませんが、素朴な味が魅惑的 ※一番右端は島にんじんのラペなのですがまるで針生姜
札幌で遭遇した長い人参もひょっとしたら島ニンジンの仲間なのかも!?
ところで島野菜にもですが
タコノキにも興味津々になっている今日この頃の沖縄
美らサンビーチ沿いの木はアダンだと思い込んでいたのですが
じっくり実を観察するとタコノキかなと
アダンはもっと実が密集している気がします
それはともかく弾けてしまったタコノキの実
地面いっぱいに落ちた無残な姿
食べられるみたいだけれども…
また別の場所では
中途半端な実の落ち方で曇り空も手伝い寒そう
いずれにしても陽が差したり陰ったり
目まぐるしく変わる空模様の日が多いここ最近の沖縄
そんな天候でも何度か豊崎海浜公園を散策した中で
1番の透き通る海の色にも遭遇でき
ラッキーデーだったある日の沖縄