200年以上つづいたといわれる鎖国の終わりと共に開港した函館は西洋文化の玄関口としても栄えたそうで
当時の面影を今も残す西部地区は異国情緒が香る建築物が今なお点在
赤レンガ倉庫群から程近くのこちらのカフェも当時の繁栄を絵に描いたような建築物だそう
大正ロマン漂うサロンを再現されたというだけあり
西洋文化の香りを感じる家具や調度品が並ぶ優雅な空間
そしてBGMは癒されるオルゴールミュージックが流れます
使用されてはいませんでしたが、アンティーク感のある重厚な暖炉も魅力的
さて席へ着くと昆布茶とおしぼりのサービスがありホッと一息つきながらメニュー表を開くと
お抹茶や珈琲などの◆お飲み物セット(1,065円~)に加え◆甘味セット(1,260円~)
お飲み物セットをオーダーした際に選べる◆4種類の本日のお菓子
その他◆単品メニュー(590円~)と、茶房という名に相応しいラインナップ
お抹茶をオーダーするとずらりと並ぶ抹茶碗から好みの物を選べる特権あり!
そしてまず登場したのは相方チョイスの本日のお菓子
続いて相方がチョイスした目が覚めるような鮮やかなブルーの抹茶碗に点てて頂いたお抹茶も登場
店内の雰囲気同様にゴージャスな気分になれる金箔がトッピングされた手作りプリンは2種のソースも添えられ
口当たり滑らかでゆっくり楽しみながら味わえます
お抹茶もプリンもどちらも美味なのですが強いていうならば、お抹茶ならばお菓子はきんつば・プリンならば珈琲の方がベターだったかも
私はなめらかな口当たりで奥深く円熟した味わいだった珈琲とふわふわシフォンケーキのセット
手作りバナナのシフォンケーキ
バナナの風味が良く軽い食感のシフォンケーキは嬉しい苺付きで珈琲のお供に◎!何気にお抹茶にもよく合いました
そしてセットにはこれまた手作りのシャーベットが付き、この日のはみかんをギュッと凝縮したような味わいで口直しにピッタリでした
インテリアもですが茶器や陶器も目で楽しめる物ばかりで、おしぼり受けは何と函館山からの風景!
呼び鈴や伝票立てに至るまで全てにおいて素敵で最後まで飽きる事なく大正浪漫の空間を楽しませていただきました
そうそう、窓越しに見える函館の風景にもうっとり
内観だけではなく和洋折衷というの建物は外観からも魅力を放ち
1階のカフェ空間にもチラッと並んでいましたが2階には更にたくさんの雑貨が並ぶ模様。スタッフの対応も非常に丁寧で好印象
ごちそうさま
この日は予定変更になったけれども『丸南 豊川町支店』で大満足のランチ後
相方がコミカルに泳ぐごっこちゃんは今日も元気かな?というので『はこだて海鮮市場』へ訪れるも吸盤を水槽にひっつけたまま微動だにせず
まいっかで併設のパン屋へうりぼうのパンを探しに行くもいない
そんな日もあるよねって事で退散し
いつからだろう!?猫ちゃんにマフラーが!と像を眺めた後
坂の上のカフェを目指そうかと思うも足元が悪く近場の『茶房 旧茶屋亭』を訪れ大正解となりました
函館は徒歩でも充分楽しめてしまうコンパクトな街で助かります!